・テックキャンプって実際どうなの?
・TECHCAMPのリアルの体験談を知りたい…
・プログラミングスクールを選ぶ際に気を付けることは何?
こんな悩みや疑問を解決します。
近年、ITの目覚ましい発展に伴い、エンジニア不足が懸念されています。
政府の2019年の調査によると、2030人には最大で79万人ものIT人材が、不足になる。
逆に考えると、今後の就職や転職先として、
有望な職業であり、高収入が見込めます。
ITエンジニアになる手段の1つに、プログラミングスクールがあります。
この記事では、テックキャンプ卒業生のサクマコ(@4wSfat0yeCIeiZx)さんに、
プログラミングスクール(テックキャンプ)の、体験談を書いてもらいました。
結論からいうと「自分に合っていないなければ、悪いと感じる」ことになります。
当たり前ですが…自分に合うか、見極めてから受講することが大事です。
3分ほどで「テックキャンプが自分に合っていそうか」判断するための
情報をできるだけ多く記載しました。
最後までどうぞお付き合いください。
プログラマー | 詳細 (仕事、年収、将来性) |
推定平均年収 (フリーランス) |
PHP | 詳細を確認する | 650〜800万円 |
Java | 詳細を確認する | 650〜900万円 |
JavaScript | 詳細を確認する | 450〜950万円 |
Ruby | 詳細を確認する | 700〜1000万円 |
Swift | 詳細を確認する | 650〜1100万円 |
Python | 詳細を確認する | 750〜1100万円 |
Go | 詳細を確認する | 650〜1000万円 |
Unity | 詳細を確認する | 650〜1000万円 |
フリーランス職種 | 平均案件報酬 | 詳細 |
WordPressエンジニア | 60万円〜80万円 | 詳細を見る |
Webコーダー | 30万円〜50万円 | 詳細を見る |
フロントエンジニア | 60万円〜80万円 | 詳細を見る |
動画編集者 | 0.5万円〜1万円(動画1本) | 詳細を見る |
ブロガー | 10万円〜300万円(月収) | 詳細を見る |
データサイエンティスト | 80万円〜120万円 | 詳細を見る |
Contents
TECHCAMP(テックキャンプ)を体験して良かったポイント
テックキャンプを受講して、特に良かったポイントは次の通りです。
それでは順番に紹介していきます。
学習を一緒に頑張る仲間ができる
受講開始すると3〜4人のグループを作り、
学んだことを定着させるために、ビデオ通話でアウトプットを行います。
1人では挫折するような時であっても、グループ内のメンバーがいることで頑張れました。
また学習の他にも分からない問題を互いに話したり、エンジニア転職についてのキャリアを、どうするか相談したりできました。
瞑想やアウトプットなど習慣から変わった
TECHCAMP(テックキャンプ)では学習のサポートだけでなく、習慣の改善から行なっています。
学習の効率を良くするために毎朝瞑想を行なったり、
サボることを防ぐために1〜3時間置きに、グループでビデオ通話して学習を習慣づけたりしていました。
受講が終了しても、このような経験は、学習の習慣や物事の考え方など、普段の生活や仕事においても役に立つなと感じました。
学習を続けることが苦手な人には、学習の習慣が身につけられる、テックキャンプは向いていると思います。
オンライン教材の質が高い
テックキャンプのオンライン教材は、非常に分かりやすかったです。
文章や図で分かりづらいところは動画による解説もあり、
難しい専門用語を使わずに、説明してくれるので、スムーズに学習を進めることができました。
また受講生から質問が多いところは、オンライン教材の修正を繰り返しているため、
1000時間の学習内容を600時間まで短縮できているそう。
実際に独学で行ったら、1000時間どころか、それ以上かかると思います。
スクールを利用して良かったと感じている理由の1つです。
TECHCAMP(テックキャンプ)を体験して感じた微妙なポイント
他のスクールと比べて微妙なポイントは以下です。
上記が悪いところかなと。
事前に知っておかないと、無駄にお金と時間を使うことになる場合があります。
下記を読んでみて、デメリットと強く感じるなら、受講はおすすめしません。
他のスクールと比べて料金が高い
テックキャンプは他のスクールと比べて、料金が高いです。
20〜40万で受講できるスクールも多く、それに対しテックキャンプでは、65万以上。
料金が高くなる理由として、「学習内容の豊富さ」「サポートに対する料金」が原因と考えられます。
他のスクールが200〜400時間に対して、テックキャンプは600時間の学習量があります。
内容が濃い分、料金設定が強気なのでしょう。
サポートサービスも充実してます。
難しい問題の解説や、エラーの対処のやり方を教えてくれる「メンター」
学習スケジュールの管理や相談に乗ってくれる「ライフコーチ」
書類の添削や模擬面談、自分に合った企業の紹介をしてくれる「キャリアアドバイザー」
上記のサポートする時間が増える分、料金も高くなっていると考えられます。
もし学習管理や転職活動を自分でできる場合は、
転職支援のないスクールで安く済ませる方が良いでしょう。
※安いコースも充実しているスクールはこちら
オリジナルアプリ開発のサポートはない
テックキャンプは、転職活動で役に立つ、オリジナルアプリ開発のサポートがありません。
高い料金を払っているのに、サポートないのは少し不満に感じました。
相談しても「カリキュラム外のことなのでお答えできません」と言われてしまいます。
とはいえ受講を終える段階で、
オリジナルアプリを開発できるレベルになっていたので、特に問題はありませんでした。
オリジナルアプリ開発が不安と感じる方は、他のスクールも検討してみてください。
※オリジナルのポートフォリオを作成支援してくれるスクールはこちら
TECHCAMP(テックキャンプ)・エンジニア転職コースの受講内容
テックキャンプの、カリキュラム内容について解説します。
学習期間はかなりハード
テックキャンプ・エンジニア転職コースの学習時間は600時間もあります。
10週間で終わらせる「短期集中スタイル」では、
1週間に1日だけ休んだとしても、毎日10時間ほど学習していきます。
私は短期集中スタイルを受講しましたが、想像以上にハードでした。
正直10時間以上も毎日学習できるか不安でしたが、
同期のメンバーや専属のライフコーチのおかげで、モチベーション維持ができ、やり遂げることできました。
また働きながらプログラミング学習を行う、「夜間・休日スタイル」であれば、更にハードになると思います。
平日の仕事終わりや、休日を利用して、週23時間ほど学習していきます。
半年(26週間)の間は、休日がなくなることを覚悟する必要がありそうです。
4つの学習ステップ
テックキャンプのカリキュラムは、細かく学習の期間が指定されているので、
長期間の学習にも耐えることができました。
カリキュラムは大きく分けて、4つのステップに分けられています。
ステップ上がるにつれ難易度は高くなり、新しいスキルや複雑な開発を行なっていきます。
基礎〜発展カリキュラムまでは、手順やヒントがあるのでやりやすいです。
最終課題のフリマアプリでは「開発にする上で何が必要か」を、
0から考えて開発するため、難易度がかなり高くなります。
TECHCAMP(テックキャンプ)卒業したら転職できるのか
結論から言うと、転職すること自体は、スムーズに進めれると思います。
ただ条件を絞ったり、年齢が高かったりすると、やはり採用をゲットするまでに、時間はかかります。
より良い転職をするために、やるべきことや知ってほしい情報を紹介していきます。
卒業後でも学習しないと良い転職先で内定はでない
テックキャンプ卒業後にすぐに転職活動しても、
他のスクール生と差別化をすることができず、良い転職先の内定は取りにくいです。
理由としては、最終課題で制作したフリマアプリを、ポートフォリオとして提出していることが原因になります。
企業の立場で考えると、同じ作品を出されても印象に残ることはありません。
より良い転職にするためには、時間はかかりますが、卒業後にオリジナルのアプリ開発をするべきです。
30代の方は転職まで時間がかかる
30代であっても転職することはできますが、
20代と比べると転職までに時間がかかり、転職の幅は狭くなってしまいます。
最新の技術へのアンテナや教育のしやすさなど、様々な理由で20代を採用したいと企業は考えています。
実際に同期のメンバーが2〜3ヶ月で転職を決まっているの中、30代の方は6〜8ヶ月ほどかかっていました。
30代の方は20代よりも努力すること、転職まで時間がかかることを覚悟しておいてください。
転職先を地元・東京どちらにするか
エンジニア転職において、転職する場所も重要になります。
具体的な特徴として、下記の内容が挙げられます。
地元周辺か東京どちらが良いかは、人それぞれですが、地元周辺だと内定がなかなか貰えないという現状も。
特に30代の方が、地元周辺に限定して転職活動すると、
条件があまり良くない企業に、行くことになるかも知れません。
TECHCAMP(テックキャンプ)受講までの流れ
TECHAMP(テックキャンプ)を受講するに当たって、
知っておいて欲しいことが2つあります。
「本当にテックキャンプでいいのか」
「そもそもエンジニア向いているのか」
という点です。
具体的な解決方法として、複数のスクールで無料カウンセリング受講しましょう。
オンライン教材で、プログラミング学習を体験してみてください。
複数のスクールの話を比較することで、
自分に合ったスクール選びができます。
そもそもプログラミングが合っていないのであれば、エンジニア転職は難しいと思います。
無料体験は予約するまで、意外に時間がかかるので、
複数のスクールで無料体験を、同時に予約するのをおすすめします。
他のスクールでも言えることですが、上記の流れで行うと、
効率よく受講することができますよ。
また受講が決まると1〜2週間の待ち時間ができるので、
その間は Progateで学習を進めておきましょう。
具体的には「HTML&CSS」「Ruby」「Ruby on Rails5」の3つコースを、勉強しておくといいですよ。
まとめ
TECHCAMP(テックキャンプ)は、
完全未経験の方を対象としているので、
パソコンの使い方が、分からない方でも、安心して受講することができます。
良い点、悪い点を経験から書いてみましたので、ぜひ参考になればと思います。
プログラミングスクールの受講料は、簡単に払える額ではありません。
ぜひ、他のスクールやサイトの情報をチェックして比較してください。
他のスクール情報は以下にまとめてあります。
プログラミングスクール | 特徴 | 詳細 |
TECHACADEMY | ・トレーナーがマンツーマン ・転職サポートが手厚い |
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DMM WEBCAMP | ・未経験者率97% ・オリラジ藤森さんも受講 |
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Code Camp | ・1コマ40分のマンツーマン ・約200人の中から講師を選べる |
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TECH CAMP | ・マコなり社長が創設 ・本田圭佑さんも受講 |
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侍エンジニア | ・マンツーマン ・完全オーダーメイドのカリキュラム |
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KREDO Online Camp | ・英語で講義 ・グローバル企業への転職サポート |
詳細を見る |
テックキャンプが自分に合っていると思えれば、あとは信じて勉強に集中しましょう。
【テックキャンプ体験者プロフィール】
Webライターのサクマコと申します。 (20代前半・男性)
前職は飲食業で働いており、将来のことを考えエンジニア転職を決意。
退職後にテックキャンプ・エンジニア転職コースの、短期集中スタイルを受講することに決めました。
当時はエンジニアを目指していましたが、文章をまとめることが好きになりフリーランスのWebライターとして活動しています。
どうぞ、よろしくお願いします。