・子供の学校をインターにするか日本人学校にするか悩む…
・インターナショナルスクールと日本人学校の違いは?
・インターに通わせたら日本語が話せなくなるのか不安…
海外駐在になって家族を連れて行くことに。
さて、学校は日本人学校、それともインターナショナル?
かめリーマンは、シンガポールに家族と住み始めて、7年。
息子はインターナショナルスクールに通ってます。
嫁といろいろ議論しての結論です。
日本人学校に入れるのか、インターナショナルスクールに入れるのか、
答えはありませんが、ご家族で明確な意思と理由をもって決定すべきです。
なんとなく、インター…ではいけません。
この記事ではそんな悩みを解決するために、
子供をインターに通わせている人はどれくらいいるのか
日本人学校とインターナショナルスクールの違い
どちらを選ぶか検討する際に考えるポイント
について解説します。
どちらにしようか悩んでいる、
パパ・ママさん向けに、
かめリーマンの経験も踏まえて、
メリットデメリットを紹介します。
ぜひ、学校選びの決断の参考にしてくださいね。
インターに行かせる目的の1つは英語です。
我が息子がインターに通って、
どれくらい英語を話せるようになったかは、別記事でまとめてみました。
Contents
子供を通わせるならならインターナショナルスクール OR 日本人学校?
せっかく海外に住むのだから、子供に英語を習わせたい。
ほとんどのご家族が、一度は頭に浮かび、
日本人学校とインターナショナルスクール、
どちらがいいのか比べて、悩まれていると思います。
結論から言うと、答えはご家族ごとに違います。
( ゚д゚)ポカーン( ゚д゚)ポカーン
「なんじゃそりゃ!」と思いますが、これが正解です。
例えば、日本に4年後には、帰国することが決まっている。
帰国後は、日本の中学校に通う。
日本語はとても大切だから、日本語学校にする。
ローカル採用で、ずっと海外に住むと決めた。
そんなご家族なら、英語を優先したほういいですね。
大切なのは、ご家族でしっかりと話し合って、家族の方針を明確にすることです。
インターナショナルスクールに通っている日本人はどれだけ@Japan
日本では、今でも公立の小学校にいくのが、
大多数ではないでしょうか。
もちろん、私立の小学校に行ったり、
大学までノンストップの幼稚園に、
行ったりする子供もいます。
最近は2〜6歳の幼稚園年代に、
「プレスクール」と呼ばれる、
「インターの幼稚園版」に、
通わせる家庭が増えてきています。
ある統計によると、
年間20〜30校増えており、
国内では500以上に登るそうです。
通っている子供達のうち、
70〜80%くらいが日本人。
日本国内では、
インターは義務教育の対象校と、
みなされておりません。
インターに日本人の子を通わせるには、
許可をもらわなければならないらしいです。
ただ、実際には許可なしで、
インターに通わせているご家庭もいます。
そこで、義務教育が始まる、
小学校に入る前の2〜6歳のときに、
インターのプリスクールに、
通わせるご家庭が増えています。
日本国内の話ではありますが、やはり将来のことを見据えて、
英語を話せるようにさせたいと、考える親御さんは、増えてきています。
インターナショナルスクールと日本人学校を比較してみる
インターナショナルスクールと日本人学校にはメリット・デメリットがあります。
検討する上で、知っておいて欲しいポイントをいくつか紹介します。
学費を比べてみる
インターナショナルスクールって、高いんでしょってよく聞かれます。
息子が通っているところは、シンガポールのインターです。
シンガポールのインターナショナルスクールだと、
だいたい15万〜30万くらいのレンジ。
月謝が15万円のところは、
ここ2〜3年でできた「ローカルインター」と呼ばれるところ。
20万円を超えると、なかなか通わせるのが厳しい…
それでも、インターに通わせたいと願う…
そんなご家庭を、ターゲットに市場をかなり伸ばしてきています。
かめリーマンの知りあいの家族も、
ローカルインターに通わせています。
一方で、海外にある日本人学校はだいたい6万〜8万くらいが相場だと思います。
シンガポールの日本人学校の学費は、700ドルくらいになります。
日本人学校に比べて、学費が3〜4倍もするのがインターなのです。
勉強する内容を比べてみる
学費が高くても、インターに入れたい。
だって、英語が話せるようになるから。
これだけの理由で、インターに行かせるのは、
ちょっと安易な考え方。
日本人学校でも、英語の授業はあります。
実際に、英語が話せる子供たちは多いです。
英語だけでなく、他のメリットデメリットを把握しましょう。
(スマフォの方は見づらいので、表の下のスマフォ用の図をご覧ください。)
@海外 | メリット | デメリット |
インターナショナル |
|
|
日本人学校 |
|
|
こんな感じです。
ぜひ、メリット・デメリットを確認して、子供の教育方針を考えてみてください。
インターは、国際バカロレアというプログラムを、
実行しているところが多く、この制度を利用すると、
試験のスコアに応じて、世界中の色々な大学を選択できます。
これは、かなり魅力的だと思います。
子供の近い将来を想像してみる
上記のメリット・デメリットを眺めた上で、
あなたはどちらにしますか。
幼稚園児や小学生は、自分で判断することはできません。
親の導きは、重要かつ責任を伴うものではないでしょうか。
【正しい】答えはないのですが、決断するにあたって、
かめリーマンが大切だなと、感じたポイントを何点か書き留めておきます。
ご家庭での議論の題材に使っていただけたら幸いです。
中長期の子供の将来を考えて学校を決める。
日本に帰国する予定はあるのか?
数年後には、日本に帰任することが決まっており、
その後は日本の学校に行く可能性が高いなら、
日本語が話せないと、不便な学校生活がまっていることでしょう。
帰国時の子供の年齢も重要です。
小学生の高学年や中学生になると、
日本語がうまく話せないことで、
クラスに馴染めない、最悪のケースはいじめにつながります。
そのリスクを防止するために、
日本人学校に通わせる決断もありです。
インターに通わせるなら、
上記のリスクをしっかりとパパ・ママが認識をしましょう。
帰国後にそのような状況になったときに、
子供をしっかりとサポートする、強い覚悟が必要です。
家族でしっかりと議論して答えを見つけましょう。
子供の未来はボーダレスの時代(多様性・グローバル化)
今の子供たちが大人になる頃には、
ますます国境なき時代に、突入しているはずです。
英語でリスニング・スピーキング ができないと、
何かと苦労する機会は増えるでしょう。
多様性やグローバルな感覚を身につけるには、
インターは、いろいろな国の子供たちと触れ合えるから、最適です。
かめリーマンが、インターに通わせることにした、最大の理由はこれです。
11か国の子供たちが、1つのクラスで勉強したり、
ワイワイ遊んだりできる環境が、一番の魅力でした。
子供には、世界中のいろいろなところに行って、
たくさんの経験をして、人生を楽しんで欲しい。
我が家の願いです。
インターに行かなくても英語はできる。環境を与えてあげよう
少し話はそれますが、
英語が話せるようにさせたいなら、インターでなくても可能です。
オンライン英会話を幼少期、小学生低学年くらいから始めておけば、
かなり英語脳をインプットできます。
この種を、小さい頃にまいておけば、子供が中・高になることには、
一気にでっかい花を咲かせて、ペラペラになる可能性を高められます。
英会話って何十万円もして、
高いんでしょうと思う方もいると思います。
オンライン英会話は、月額、数千円〜1万円で受けられます。
回数無制限で受講可能なんてものもあります。
子供が将来、英語を不自由なく話して、海外でバリバリ活躍できます。
英語が話せるようにさせたいなら、学校選びはコアではありません。
今すぐにでも、英語を話す環境が与えられるのに、
結局、準備してあげない。それでは英会話力なんて、一生つきませんよ。
子供向けのおすすめのオンライン英会話は、
クラウティです。
家族で参加できるけど、価格は1人分の受講料で、お得。
家族みんなで、楽しく学べて、競い合えるから、
子供の英会話力がメキメキ上達します。
詳細は下記にまとめてみました。
まとめ
いかがでしたか。
海外に住む際に、
日本人学校にするか、インターナショナルスクールにするか。
参考情報を、かめリーマンの経験を踏まえて、ご紹介しました。
子供が自分で決断できれば、一番いいのですが、
それはほぼ不可能です。
「子供の近い将来を想像してみる」の項で、
紹介した内容を、子供はまだ想像できません。
だからこそ、親が責任を持って、
将来を見据えて、子供の道を決めてあげる必要があります。
よく子供のやりたいようにといいますが、
それは判断ができるようになっての話。
判断力のない小さな子供に全てを任せるは、ある意味、教育の放棄です。
子供は親を見て、育ちます。
親も解のない選択を、とことん考える必要があり、
子供と一緒に、決断する必要があるのです。
それを楽しむくらいの度量があれば、
きっとその選択もうまく行くと思います。
ぜひ、悔いのない決断をしてくださいね。
海外で日本人学校があるところは、合わせて補習校があるところが多いです。インターに通っている日本人の子供達に勉強(メインは国語・漢字)を教えてくれます。息子は毎週土曜日に、3時間の授業を受けています。宿題も多く大変ではありますが、補習校のおかげで日本語も完璧とは言いませんが、それなりに話すことができています。インターに通わせても、こういった方法で日本語スキルを改善させることもできるので、個人的にはせっかくの海外駐在の機会ですから、子供にはインターに通って欲しいなと思います。そしてグローバルに活躍できる日本人が増えたら誇らしいですね。
「子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本」はとても参考になる情報が満載です。
笑いあり涙ありの体験談はとても面白いですよ。