・いきなり海外駐在の辞令。英語全くできないんだけど…
・海外赴任前に、少しでもリスニング力をアップさせたい…
・リスニングはまだ多少いけるけど、スピーキングが苦手…
こんな悩みや疑問を解決します。
いきなり海外赴任の辞令。
念願の海外赴任の辞令。
いずれにせよ、半年後にはマネージャーとして、
ローカルの人をまとめていくことに。
でも、英語に自信がないんです…まじやばい。
かめリーマン、こんな感じですた…
30代半ばで、海外赴任。
当時は英語が、ほぼ話せませんでした。
ガチで、焦りました。
それでも赴任中に半年間、必死で勉強して、ぎりで現地人と仕事ができるレベルに。
思い出してみると、ポイントは、
だった気がします。
当たり前ですが、
聞き取れなかったら、何もアクションできません。
話せなかったら、相手と仕事ができません。
んな人は、海外駐在する意味もないし、
ローカルの従業員からしたら、邪魔なジャパニーズが来たよと思うでしょう。
それだけは、避けねばなりません。
ビジネスEメールとかは、いったん忘れましょう。
参考書片手に、翻訳サイトでも使えば、何とかなるからです。
今なら、ChatGPTにやってもらっちゃえ。
日本人が苦手意識をもつのは、リスニングとスピーキングです。
学校教育が、リーディングに偏っているからです。
日本の英語教育の弊害です。
この記事では、そんな弊害に悩みながらも、海外に赴任する予定の人が、
海外でも通用する、英語の基礎力をみにつける勉強法を解説します。
Contents
海外赴任!英語聞き取れない…ヤバイ|本当に辛かったです。
かめリーマンは、シンガポールで現地採用として、7年以上働いています。
今でこそ、そつなく英語で仕事ができていますが、
赴任当時は、会議で相手が何を言っているのか、さっぱりわからず愛想笑い。
ユーモアあることを言っているらしいが、
皆が笑っている中で、一人だけ笑ってない。
会議の後は、情けなさ、虚しさだけが残る。
○´・ω・`pq【ポツーン・・・】
英語が聞き取れませんでした。
本当に辛いし、仕事に行くのが怖くなってしまいました。
慣れない環境で、ストレスMAX。
さらに家に帰ってから、必死で勉強。
辛い…
Assemblyが辛いのか英語が辛いのか分からない。たぶん両方。海外赴任して数年たったし英語はいけると思ったが結構つらたん
— ishizawa (@ryoishizawa) September 12, 2019
駐在員のくせに全く英語話せないのが、ほんまにほんまにほんまに辛い。本当になんとかしないと。。
— しげとき (@heavy_time1030) May 27, 2021
困っている人は、多いです。
私はあと少しで、メンタル崩壊寸前。
「英語のせいにするな」、
「英語ができなくても何とかなる!」
日本独特の社畜マインドから生まれたのか、
この根性論。それは絶対的に間違いです。
ある程度のレベルの英語力は必須です。
コミニュケーションできずに、仕事なんて出来ません。
これから海外赴任する方、したい方には、
私と同じ苦渋の経験をしてはいけません。
海外駐在を、エンジョイしちゃってください。
がむしゃらに勉強しても、力はつきますが、間違いなく遠回り。
正しい方法をいくつか知ること。
その中から、合うと思うものを自ら決断すること。
あとは、信じてとことんやること。
これに尽きます。
まずは、スピーキング、リスニングで勉強すべきことを理解する
私が実践したプロセスはこれです。
簡単にステップをまとめるとこんな感じ。
リスニングもスピーキングも、
最初の2つは、一緒のことをやればいいので、
合計で、5つのことを実践します。
これだけで十分。
これだけって言ってますが、けっこう大変。
そんな甘い考えで入るなら、海外での仕事なんて無理です。
半年間みっちり勉強して、
海外駐在でギリやっていく、最低限の英語のスキルが身につけられる。
凹んでは、何クソと思い、もがきながら生活できるって感じです。
ペラペラにもならないし、相手の英語が聞き取れないことも多数。
それでもある程度は、仕事ができる。そんな程度なんです。
でも心配しないでください。
このレベルになれば、あとは実践あるのみ。
英語のスキルが飛躍的に向上する基盤はできてます。
駐在員生活を通じて、仕事で英語をたくさん使用すれば、
グッと英語力が向上します。
そのフェーズは、海外駐在で楽しい時間であり、充実した生活が送れます。
正しく発音ができる準備をしよう
「発音できない英単語は聞き取れない」という大原則があります。
「発音できない英単語は伝えられない」もしかりです。
そこで、「発音記号を全部覚えるんだ!」
っていう人いるけど、無理ゲー。ゲロつまんない。
発音記号を真面目に勉強できる人は、天才と思う。
りんごは「り」「ん」「ご」と発音。日本語グッジョブ。
Appleは「ǽ」「p」「l」。もう違う言語じゃん。英語くそめんどくさい。
いいかぁ、「あ」には4つの発音記号があり、口をゆるっと開けて・・・
いいかぁ、「p」は息を破裂されて「ぷっ」だ・・・
りんごって言いたいだけなのに、殺意を覚えます。
そんな頑張らなくていいです。
私レベルの凡人は、
発音記号は、表を3日に1回、眺めるだけ。
口の形もなんとなくでオッケーです。
あなたがネイティブと同じ英語を話すなんて、
思われてないから安心してください。
ネイティブの発音でないと、
「君のrの発音がクソだから、会話してあげないぜぇ」
ってアメリカ人はいません。
万が一いたら、その人は抹消しましょう。
時間の無駄です。うんこして、コーヒー飲んで、
Netflixで映画見た方がマシ。
巻き舌インド英語に、
おっけーらのシングリッシュ。
さんきゅーべりマッチョのジャパニーズ英語。
ローカル英語、ウェルカムです。
発音ばかり気にして、ストレスになったら、元も子もないです。
赴任してから、通じなかったものを練習すればいいです。
つまり、こういうことです。
出張で来た、マッチョなアメリカ人のManging Directorのトムに、
てりやきマックバーガーの凄さを、体験させたいと思うわけです。
かめリーマン
トム
「ワッツ〜?かめ。まくどなど???」
かめリーマン
だからぁ
トム
「わぁぁぁぁっと?ま・くどーー?マク? whaaaaat?」
かめリーマン
「・・・・」
エンドレスに続く。。。
もう大変でした。
発音は正しくないと伝わらないんです。
正しい発音とかめリーマンの発音を比べてください。
全く、別言語です。
ここで勘違いしてほしくないのは、
だから発音記号をきっちり覚えて、
口の形をきっちり作ってって話ではないということ。
ネイティブの発音を聞いて、ざっくりまねる。(ここがポイント)
最初はこれで良いんです。(ムァクドぉ〜ナルッ)
正しく発音できる準備をするとは、こういう意味で言ってます。
誤解を恐れずいうと、似てれば良いんです。
「いいかぁ、下を喉の奥にくるっとまとめ、鼻から息をぐわっと出しながらドゥって言うんだ!」とか
マジでやめましょう。疲れちゃいますよ。
モチベーションだだ下がりで、
速攻で勉強やめて、ポケモンGOでスワイプしたほうがましです。
あるレベルまでいくと、発音の仕方に興味が湧いてきて、
自分で勉強するようになります。
発音記号の表は、なんでもいいんですが、
AtsueigoさんのDistinctionがおすすめ。
発音が1ページにまとめられています。
私はそれを、3分くらい眺めています。
この継続が、ジャブのように後々、
英語のスキルアップを助けてくれます。
また、発音の表だけでなく、
実際に収録されている音声は、
ネイティブが話す、自然な音です。
スピード、抑揚、リエゾン・リンキングなどにこだわっています。
私は海外駐在してから、これを使って勉強しました。
発音記号と、ネイティブの生の音声が、
次第に自分の脳にインプットされ、
明らかに、聞き取れる量が増えました。
海外駐在員になるなら、絶対に持っておく1冊です。
ネイティブ英語対応は、『リエゾン、リダクション、フラッピング』を知ることから始める
リスニングで誰もが、ぶちあたる壁の1つに、
「リエゾン、リダクション、フラッピング」があります。
これ知らないとリスニング力が、上がりません。
海外で仕事を突然することになって、
一番驚いたのが、リエゾン。
ネイティブの人たちは、単語を1つずつ発音しません。
ほんと、英語はうざい。。。
そんなルールを知らない私は、
赴任してからの1年間、全然聞き取ることができませんでした。
ミュージックか?って状態。
例えば、”put it on”というフレーズは、
1語1語発音すれば「プット・イット・オン」。
ネイティブが発音すると「プリロン」のように聞こえます。
これがリエゾンって言います。
絶対に、知らないと聞き取れないです。
「発音できない単語は聞き取れない」と同じで、
こうした音の変化は、
何度も色々なフレーズを聞いて、
「こういうスペルの時は繋げて発音する」、
「この単語は弱く発音しがち」、
といった、パターンを覚えていくしかありません。
リエゾン知らない、正しい発音知らない、
そんな状態で聞きまくっても、
リスニング力はアップしません。
ここでの勉強は、
正しい読み方(リエゾン、、リダクション、フラッピング)を知って、
たくさんの英語のシャワーを浴びることです。
簡単な例を出して勉強してみましょう。
なんと言っているかわかりますか?
わからなかったら、10回は繰り返し聞いてみてください。
意外に聞き取れない人が多いのではないでしょうか。
正解は
I really don’t want to
「本当にやりたくないんだよなぁ。」
明らかに、単語1つ1つを丁寧に、発音してくれないですよね。
don’t ➡︎ 「ドント」でなくて「ドゥン」(ンはほとんど聞こえないほど小さい音です。)
want to ➡︎「ウォント トゥ」でなくて「ウォナ」
「I」なんて、言ってないでしょって感じ。
「ィ」が微妙に聞こえます。
(Iは聞き取れなくても会話で問題ないので気にしないでいきましょう。)
もう一度聞いてみましょう。
リエゾンを知らないで、何度聞いても聞き取れません。
私は、会議でネイティブが何を言っているのか、
さっぱりわからない時が、今でもあります。
その大半がリエゾンのパターンを、知らないんだなと。
リエゾン、リダクション、フラッピングにはパターンがあります。
全部覚えてしまいましょう。
私は77パターンにまとめてくれた、
ハイディの法則で、徹底的に勉強しました。
これだけ知っておけば、OKです。
逆に言えば、知らないとガチでやばいです。
リエゾンのパターンを把握したら、徹底的に反復練習あるのみです。
ネイティブの早くて、グチャッとした英語が、
うまく聞き取れない、ストレスから解放されますよ。
上の参考書は少し古いかもしれません。(私は今でも聞いてますが)
最近の本では、以下がおすすめ。
こちらは、より具体的にリエゾンなどを解説したものです。
クイズだったり、馴染みのある音声「let it go」などを使って、
飽きないで勉強ができる工夫がされています。
海外ドラマや映画を使って次のリスニングレベルにいく
繰り返し見る。これにつきます。
ポイントは1つの作品に絞ること。
あとは、徹底的に繰り返して聞くことです。
今までに見た映画で、お気に入りのものを選んでください。
ストーリーがわかっている映画の方が、圧倒的に勉強の効率が良いです。
話がわからないと、1回目で挫折することが多いからです。
モチベーションの維持が、勉強には一番大切なので、
一番好きな映画を選びましょう。
はじめは字幕ありで見ます。
おそらく1回目は、ほとんどわかりません。
2回目は、見ながら字幕を全てノートに書き写しましょう。
わからない単語があれば、調べてください。
これをやるだけで、次に同じ音を聞くときに、だいぶ聞き取れる量が変わってきます。
ここはくじけず、全部の字幕を書き写して訳してください。
まずは、1日30分、3ヶ月続けましょう。
次第に少しづつ、あるシーンだけ、英語のセリフが聞き取れてきます。
英語の音に耳が慣れ始めた状態です。
1日で全部を見て、次の日はやらない人がいますが、このやり方は効果がほぼゼロ。
余裕が出てきたら、登場人物のセリフを、ブツブツ繰り返してください。
ワンシーンでもいいから、なりきってブツブツ言ってください。
声に出すと、リスニング力はよりアップします。
発音できない英語は、聞き取れないからです。
ブツブツ発音することで、だんだんと聞くことができる量が増えていきます。
これやるとわかるんですが、ガチで疲れます。。やめたくなります。
でも、ここを乗り切ると、突然ある日から、
「あれ、なんかめっちゃ聞き取れるようになったぞ」
「うおぉぉ、俺って凄くね!」ってなります。
もし、映画選びにお困りの方がいたら、アマゾンプライムから選びましょう。
豊富なコンテンツと、英語で字幕のオン・オフも簡単です。
かめリーマンのおすすめは、The Internshipです。
これを見ると小さなことで悩んでもしょうがないなって、
前向きにさせてくれます。
英語が聞き取れなくなって、人生何とかなるぜって感じ。
(でも英語は勉強してください…できた方が絶対いいのでw)
30日間は無料ですから、使い倒して、気に入ったら継続しましょう。
月額500円で、海外でバリバリ働く、優秀なビジネスマンになれるわけです。
スピーキングはシャドーイングで発音を徹底的に磨き、脳に英語の回路を作る
「シャドーイング」というトレーニング法をご存知でしょうか?
”shadow(影)”ということで、
聞こえてきた英語音声をまねて、
影のようにピタリとつけて、
繰り返し発音するトレーニング。
なかなか、難易度が高いです。
音声から遅れないように、読み上げることで、
英語を集中して聞くことができる耳が、作られていきます。
トレーニングに使う題材は、
TOEICや英検などのリスニング音声CDでも結構ですし、
アニメや映画のセリフでもOK。
セリフを使う場合は、ぜひイントネーションや感情表現についても、
お手本に忠実に、再現するといいでしょう。
英会話初心者の方だと、シャドーイングは難しく感じてしまうかもしれません。
そんなときは、音声を聞き終えた後で、真似して発音する「リピーティング」を試してみましょう。
シャドーイングは自分の声で、お手本の音声が、かき消されてしまいがち。
リピーティングは、最後まで聞いてから真似をするので、
1つ1つ確実に、習得していくことが出来ます。
発音できているかどうかは、
スマートフォンのボイスメモに録音して聞いてみたり、
AlexaやSiri「音声入力」の機能を使って、
自分の発音した英文が、正しくタイプされるかどうか、
確認してみたりすると良いでしょう。
一番のおすすめは、TOEICの勉強アプリの、スタディサプリです。
TOEICのスコアも上がるし、実践力もつくから一石二鳥。
モバイルフォン片手で、何度もシャドーイングできます。
詳細は以下でまとめました。
もし、シャドーイングもリピーティングも、難しいなと感じる方は、
まだ英語を話す脳回路ができていない人です。
そういった方は、まず回路を作ってしまいましょう。
瞬間英作文トレーニング
本を開いてみると、びっくりするくらい簡単な、英文と日本語訳が並んでます。
しかし、日本語訳を見て、瞬時に英文にしようとすると、
これがびっくりするくらいできないのです。
頭でわかっちゃいるけど、できないことってありますよね。
「わかっている」と「瞬時にできる」には大きな差があるということです。
スピーキング には瞬発力が必要です。
瞬発力をつけるには、「圧倒的な量をこなす」しかありません。
ディクテーションは英語脳を鍛えるのに最適
ディクテーションとは、英語音声のスペルを全て書きとる訓練です。
なぜ、ディクテーションが良いのかというと。
一字一句をもれなく聞き取ろうとするので、
聞き取るための、集中力が格段にUPします。
いわゆる、聞き流すと言うことができないので、
だらだら勉強に比べて、圧倒的にリスニング力がつきます。
同時に、英作文能力がつきます。
実際に書いて見ることで、
「こういう時には、この表現を使うのか」
と言うことが、脳みそに染み込みます。
頭の中で英作できない文言は、スピーキングできません。
ディクテーションは、難しいので、先に解説してきた勉強をしてから、トライしてみてください。
順番が大切です。
「リエゾンの暗記➡︎映画でリスニング➡︎シャドーイングでスピーキング、そしてディクテーションをする」
先ほど紹介した、スタディサプリにも、
ディクテーション機能があります。
こちらもモバイルフォン片手に、
トイレ中、通勤電車の中に、
こまめに勉強できるので便利でした。
あとは実践あるのみ!オンライン英会話を活用してアウトプットを徹底的に増やす。
ここまで来ると、後は実戦あるのみ。
ネイティブの人と話しまくる。
これ以上に英語を鍛える方法はありません。
そこで、誰もが知るオンライン英会話です。
世界中のネイティブの先生と会話ができる、
最高の英語道場です。
ただ、オンライン英会話って、
最初は頑張るのですが、忙しくなってくると、
予約しなくなっちゃうんですよね。
そこでおすすめなのが、ネイティブキャンプ
予約なしでいつでも受講可能だから。
さらに月にどれだけ受講しても定額です。
仕事で外出して、ちょとあいたスキマ時間にカフェで。
会社で会議のフリして、1時間ほど会議室で受講。
いつでもすぐに受講できるので、予約めんどい問題を解消できます。
せっかく予約したのに、仕事の都合で受けられれなくて、お金の無駄遣い…
なんてことがなくなります。
最初の7日間無料で利用できるので、
まずはトライしましょう。
無料なのに、やっぱり今度にしようとか思っている人は、
海外で働くの諦めた方がいいです。
ずっと、「英語ができたらなぁ」と愚痴のみ言う、年収300万円台のサラリーマンのままでしょう。
1日でも良いから実践しましょう。
その一歩が、海外在住を可能にし、
グローバルで活躍する、ビジネスマンになる資格を得ることができるからです。
他にもいろいろなオンライン英会話がありますので、
以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
リスニングとスピーキングの勉強法についてご紹介してまいりました。
参考になるものは、あったでしょうか?
海外赴任になって、英語が聞き取れない辛い経験をしないように、
今のうちにできることから勉強しましょう。
ポイントは、リスニングとスピーキングに絞って、
5つのことに集中しましょう。
学校で英語を習った時には、
リスニングとスピーキングにウェイトが置かれません。
だから、最初はかなりきついと思います。
それでも継続は力なりです。
今日の30分は、未来を広げる最高の投資です。動きましょう。