・シンガポールで転職してみたい…
・シンガポールでの給料ってどれくらいなの?。
・英語はどれくらい必要なの?
こんな悩みや疑問を解決します。
将来、海外で働いてみたいと思っている20代・30代の方に、
オススメしたいのがシンガポールへの転職。
なぜかというと、
・給料が高い
・安心・安全、生活して不安を感じない
・残業が少なく、家族の時間を確保できる
シンガポールで働いて、こう感じるからです。
シンガポールで英語を駆使して、働くことができれば、
どこの国でも働くことができると思います。
まさに世界水準のビジネスマン。
なんとなくかっこいい。
「シンガポールで働きたい、メリットは?」、「シンガポールの給料事情は?」「グローバル環境での仕事ってどんな感じ」を知りたい人向けの記事になります。
Contents
シンガポール概要|魅力・メリットは?
一言で言うと、シンガポールは裕福な国。
東京23区とほぼ同じ面積(約720k㎡)で、人口は約564万人程度。
小国でありながら、国民一人当たりのGDPは、700万円超え。
日本の約1.5倍、世界で第8位のGDPになっています。(2019年 Global noteデータ参照)
GDPが高いこともあって、給料も詳細は後述しますが高いです。
物価が高いので当然とも思いますが、
生活費を節約すれば、年間で数百万円の貯金もいけます。
シンガポールで過ごしてみて、感じる良いところは、
✅どこに行くにもタクシーで10〜20分でいける(通勤楽チン)
✅他民族国家で、多様性を重んじる企業が多い(ストレス少ない)
✅女性が多く働いており、能力で正当に評価される(腕っぷしで勝負)
✅今後もアジアでNo1の発展が見込まれている(今後も給料上がる)
こんな感じです。
また、ビジネス面では、
「どんな人種・性別・宗教でも平等に仕事ができる。多様性をがニュートラルになじんでいる、働きやすい環境」です。
個人的には気に入っています。
海外での転職を考えるなら、シンガポールはオススメです。
日本人にとって、アジアはやはり馴染みやすいから。
また、世界の大企業が、シンガポールにアジアの拠点を置いています。
小国なのにアジアのリージョンヘッドが多い。結果、求人が多くなります。
デメリットをあげるとすると、能力で純粋に評価されること。(デメリットか??)
言い換えると、仕事ができない人を簡単にクビにしてきます。
まぁ、外資では当たり前のことなのかもしれませんが。
日本人にはちょっと抵抗がありますよね。
シンガポールの給料はこれくらい
シンガポールの給料の相場は、どれくらいなのでしょうか。
ピンキリなので一概に言えませんが、
私は日本で言うところの部長級。
月収は1万ドル以上、2万ドル未満です。
ボーナスは月収の3〜4倍
ボスは、年収3000万を超えています。
上記はどちらかと言えば、高給の方の話かなと。
転職する際の相場は、こんな感じです。
ピンキリではありますが、全体的に日本と比べて、高い傾向にあります。
オファーがあったとある企業では、CTOで年収2500万円。
あまりの高額に、逆にビビってやめました。。
マネジメント(Senior managerとか)、ダイレクターと言われる役職になると、
月収100万円を超えるのは普通。
業種別でいくと、ITエンジニアが魅力的です。
スキルを身につけ、資格を取ると給料を上げやすいから。
今のトレンドを考えると、英語 with 「ITやプログラムのスキル」があれば、
何かと都合が良いのかも。
シンガポールの一般的な働き方
どんなに給料が高くても、日本より激務だったら嫌ですよね。
業種によるところはありますが、シンガポールはそんなことはありません。
シンガポールのワークスタイルは「早い」の一言につきます。
例えば、会議の調整なんて、上司がこの時間と決めたら確定。
いちいち日本のように各々の都合を聞いて、
返信こない人に忖度して催促して、
やっと日程が決まるなんて、無駄な時間は消費しません。
都合が悪い人は、出席できないと返信する。
代理を出席させるならさせる。
会議資料も、日本のように細部にこだわり作成しない。
ザクッと概要を書いてあとは口頭で話して議論。
会議で無言はありえない。無言人は無能と評価されます。
紛糾する場合は、最後にマネジメントが「こうすること!」でスパッと終わる。
6時になればほとんどの人が帰宅するので、
残業は日本に比べて非常に少ないです。
ただし、全く残業をしていないのではなく、
夕飯を家族で食べた後に、必要であれば仕事をする人はいます。
必要であればするけど、基本残業はしないというスタイルです。
またシンガポールは交通の便も良いし、超小国。
満員電車で、何時間も通勤するなんてことはありません。
余計なストレスを感じずにすむし、自分の時間をたくさん確保できるのもいいですね。
かめリーマンは、コロナ前は8時半に家を出て9時にはオフィス。
7時前には帰宅の毎日を過ごしていました。
仕事の範囲も日本とは違います。
入社すると、ジョブディスクリプション(あなたが仕事でしなければいけないこと)が、
明確に決められるので、その範囲外のことはする必要がありません。
日本みたく、誰もがやりたくないような、仕事を率先してやると評価されることは稀。
与えられた仕事を、責任持ってやることで評価されます。
多くの企業では以下の職種に分かれてるようです。
✅セールス(アカウントマネージャということも)
→お客さんへの売り込み、お客さん対応、入札時の経理部分担当
✅プリーセールス
→お客さんへの製品・サービス説明、入札時の技術提案書作成
✅デリバリー/オペレーション
→受注したプロジェクトをマネジメントする。エンジニアもデリバリーチームの一員であることが多い
✅ビジネスデベロップメント
→新しいお客開拓や事業開拓。0から1を立ち上げる人たち
✅マーケティング
→ブランド強化や展示会、ワークショップを担当
✅経理
→お金担当
✅アドミン・HR
→人事担当
✅リーガル
→リーガル担当。入札時のコンプライアンス調整
✅マネジメント(Managing Director、Vice Presidentなど)
→偉い人。日本でいう事業部長とか役員とか
日本とあまり変わらないと思うかもしれませんが、
違いは、やることがキチンと定義されていること。
「これは俺の仕事かよ?」みたいな問題が、発生しずらいとお考え下さい。
ある特定のスキルを強化すれば、その分野で勝負していくことができるのです。
日本のように、1年目は雑用、議事メモ係、3年目で技術をかじり、
7年目で中間管理職、10年目で職場異動→窓際族おめでとう。
全く違うことをやらせれる。
なんてことはなく、「はい、あなたの仕事はこれだから。それの対価に年収1000万」、「それでいい?」。
サクッとしているのです。
英語はどれくらいできたほうがいいの?
海外で働けるかを検討すると、気になるのは英語のスキルだと思います。
シンガポールは多民族国家であり、英語が標準語です。
シンガポールで働くなら、少なくとも、TOEIC800点はあったほうが良いと思います。
なぜかと言うと、私の経験として、
経験を積めば一気に力がつくのが、TOEIC800点くらいの人と感じたから。
TOEIC800点あっても会議で議論したり、客先でプレゼンを余裕で対応できる。。。
わけではありません。
それでも400点の人が海外で働くのと、800点の人が働くのでは、
1年後の伸びしろは、ぜんぜん違うものになると確信しています。
でも、英語ができないと転職できないかというと、そうでもありません。
シンガポールの求人を見てみると、日本企業の現地法人の求人も散見されます。
英語で少しコミニュケーションできればよくて、
日本語での仕事が、メインのものもあります。
こういった求人にはちょっと仕事がしたい、家計を助けたいという駐在妻が多いみたい。
ただ、長期的にシンガポールで、働き続けようと考えている人は、英語は必須です。
どんなに優れたスキル・技術を持っていても、「コミニュケーションできない=能力がない」と判断されてしまうからです。
高いスキルにそれなりの英語力(コミニュケーション力)が、必要だということですね。
高給取りになるためのオススメの資格・勉強
シンガポールで高給取りを目指すなら、以下の勉強をオススメします。
TOEIC800点
先ほど述べたように、これは必須。
スコアを目標にするのは良くないという考えもあるのですが、スコアを取ってから考えればいいと思います。
効率よく勉強するならスタディサプリENGLISH TOEIC®対策がおすすめです。
また、コミニュケーション能力を強化しておくとベターです。
少しでも実戦経験をしておくことで、
現地で戸惑うことをなく、働くことができるでしょう。
プログラミング(AI/機械学習)
プログラミングの中でも、特にAIや機械学習(マシンラーニング)関連のプログラミングスキル。
これからは我々の仕事の多くが、AI技術によって自動化されると言われています。
自動化されるので、単純作業の仕事が減っていくのは、間違いありません。
同時にAI技術を利用したサービス・製品開発の需要が増えてきます。
その時に必要なのが、AIや機械学習のスキルを持つプログラマです。
日本でも多くの企業が、このスキルを持つ人材に、多額の給料を払い始めています。
1年目で年収1000万円なんてケースもあります。
それだけ需要があるのです。
需要があるのに市場は未熟。スクールで半年から1年ほど学べば、他のプログラマより、頭1つ出ることができる美味しい分野です。
最近は、AIプログラマー用のコースもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。
仕事も一緒に探してくれるので、受講後に仕事を自分で見つける必要がありません。
無料説明会で詳細は確認するだけでも、モチベアップになると思います。
【英語+プログラマ】はシンガポールに限らず、
世界中で需要が望まれているスキルです。
毎日継続して少しづつ勉強すれば、誰でも習得できます。
早い者勝ちのブルーオーシャン領域です。
シンガポールに転職するには?
シンガポールの求人を自分で探すのは、
さすがに難しいと思いますので、転職サイトを使って調べるのがいいと思います。
かめリーマンは、以下のサイトを参考にしました。
海外に特化した転職サイトの方が、情報が豊富で良いと思います。
シンガポールに転職するには、大きくふたつ方法があります。
1つ目は、日系グローバル企業、外資系の会社に転職して、駐在を狙う。
エンワールドジャパンやロバルト・ウォーターズが有名です。
駐在できなくても、そこで3年も経験を積めば、
下記で紹介するローカル採用枠でシンガポールで働く素養がつきます。
2つ目は、シンガポールの会社と直接契約を斡旋してくれる転職エージェントを、利用することです。
特にカモメアジア転職は、シンガポール案件がとても豊富です。
まずは、どんな案件があるのか調べて、
必要なスキルとか年収をチェックしてみましょう。
シンガポールでは、税金を自分で支払う必要があります。
その税金がだいたい1月分の給料なのです。
それも含めて、月給を検討しましょう。
まとめ
シンガポールは生活するにも、仕事をするにも、素晴らしい国と思います。
給与水準は日本よりも高く、腕っぷし一つで勝負できる国。
将来海外で働きたいと思っている人は、
今のうちに英語の基礎力( TOEIC800点レベル)と、
光る武器(プログラムなど)を身につけましょう。
海外で働くのも、なかなかエキサイティングですよ。