・30代で転職するって大丈夫、厳しいの?
・30代で未経験の業種に転職できるのかな。。
・転職を30代で成功させるには何を気をつければいいのかな…
こんな悩みや疑問を解決します。
20代の頃は、人生いくらでもやり直しがきくから、
転職しよう!と思い切った決断がしやすいです。
しかし、30代はどうでしょうか。
結婚して、子供もいる。
新しいことにチャレンジしたいけど、
簡単にGO!と踏ん切りがつかない。
失敗しても、また転職すればいいやとはなりません。
特に30代では、未経験分野への転職は厳しいです。
それなりの覚悟と努力が必要です。(特にIT分野)
今までに培ってきたスキルや経験を前提に、
転職を考えるのが基本路線です。
この記事では、30代で転職の厳しい現状を知りつつ
どう転職を成功させるのか、ポイントを絞って解説します。
Contents
30代での厳しい転職事情を知ろう
まずはデータから考察しましょう。
何歳で転職したのかを調べた結果です。
下の図をみてください。
2007年頃は、転職といえば20代が多かったですが、
徐々に転職をした人の年齢が遅くなってます。
2019年の上半期では、
これを見て、30代でもいけるんじゃない?
と思うのはちょっと違います。
30代(30歳〜39歳)ではなく、
30歳になるまでに、超えても1〜2年のうちに、
転職しないと、そのあとは厳しいということ。
30代後半での転職はどうなのでしょうか。
実際に、30代後半で転職した人の声を聞いてみましょう。
●即戦力として求められているので、冒険できる余裕はほとんどありませんでしたね。自分にできることの中から、消去法で選ばされた感じです。(36歳・女性・テレマーケティング)
●自信を持ってアピールできる経験がなかったので、若い人に比べたら書類選考でも落とされることが多く感じて、落ち込むこともありました。(39歳・女性・IT総務人事)
●この年齢層では経験、知識、プラス「部下を動かす能力」も求められます。その点に自覚的であれば、特に不利はないかと思います。(37歳・女性・商社物流)
(参照:リクナビNEXT)
30代後半になると、即戦力として期待されます。
逆にいうと、未経験の分野への転職は厳しいということ。
マネジメント能力や、
何かに特化したスキルは最低条件。
即戦力になれる能力を示すことが必要。
30代での転職は、
こんな感じです。
需要がこれから大きく見込まれる、
プログラマーやITエンジニアであれば、30代からでも転職はありです。
未経験から、3年〜5年で、年収1000万円を超える人もいます。
IT系はフリーランスとして働きやすいという魅力があります。
30代の社畜生活に疲れ切ったIT未経験者が、
一念発起して新しいキャリアを築く人もいます。
簡単ではありませんが、毎日の努力と強い意思があればできます。
30代での転職は軸ずらしがおすすめ
給料は下がり、待遇が下がってもOK。
一度きりの人生、今やりたいことにトライしたい。
強い意思があるのなら、
30代での未経験分野への転職は否定しません。
そうでないなら、
今までに得た知識や経験を利用すべき。
聞こえが悪いですが、転職はズル賢くやるべき。
そんなのあるわけないと思うかもしれません。
あるんです。
それは、業界を変えること。
同じ仕事でも業種によって給料が全然違うのです。
いわゆる”軸ずらし”というやつです。
総務の仕事をしていても、
メーカーと銀行ではベース給が違います。
昇給の幅も全然違います。
いわゆるホワイト企業を探すのです。
(プログラマー向けですが、8割はどの業界にも当てはまります)
管理栄養士さんが、老人ホームで働いていたのを、
食品メーカーに職場を変えたことで、
大幅に年収をアップさせたり。
このあたりを、とてもわかりやすく説明してくれるのがmotoさんです。
転職業界では超有名人ですね。
まさに、軸ずらしのプロと言えるのではないでしょうか。
30代での転職を考えるなら、今までの経験を生かした、
業界をずらして、仕事内容は変えない。
この方法が、一番リスクが少なく、転職を成功させる方法です。
30代での転職を成功させるスキルと習慣を身につけよ
軸ずらしは、転職を成功させる方法論の1つ。
方法論がよくても、スキルがなければ、
スキルを示すことができなければ、
転職はうまくいかないです。
転職を成功させている人たちは、
ただ運が良かったわけではなく、
成功したそれなりの理由があります。
以下のようなソフトスキルや習慣を持っているのです。
こんな感じ。
業務に関する専門知識はもちろんですが、大事なのはソフトスキル。
数値化できないスキルを、いかに鍛えるか。
「毎日継続」、「新しい情報の収集」、「論理的に説明」、「即行動」、
はどんな業界でも、必要不可欠な能力です。
こういったスキルを鍛えること。
こういったスキルを面接で言語化してアピールできること。
「何を、どのように工夫して、実現し、会社に貢献してきたか」を説明できれば、
あなたの転職成功率はぐっと上がります。
「毎日、朝7時に出社し、部下が出社する前に、前日に送られてきているメールは全て目を通し、返信します。部下はすぐに仕事に着手でき、チーム全体の作業効率化を実現し、残業時間を減らすことができました。また、業界の最新情報をインターネットで30分ほど収集し、1枚のパワーポイントにまとめ、グループに発信しました。チームの業界知識を最新状態に保つことで、彼らが良いアイデアを生み出すきっかけを作ることができました。この1枚にまとめる毎日の作業は、私の思考を論理的に説明するトーク力の向上に繋がっています。」
そのためには、自己分析は必須です。
まずは、あなたが過去に実施してきたことを思い出して、
習慣やスキルの棚おろしをしてみましょう。
特に30代付近で多いのが、
会社がなんとなくつまらない、ウゼェから
転職する人です。
きっかけはそれでもいいですが、それだけで転職がうまくいくはずありません。
30代には30代に特化した転職エージェント選びを
転職活動を成功させるために、
転職エージェントを利用するのが当たり前の時代になってきました。
全てを自分でやるのは、正直厳しいですよ。
エージェントは、企業とのネゴシエーション、
アポイントメントの調整、職務履歴表の書き方、
面接のシミュレーション、契約の調整など、
全てやってくれます。
30代での転職であれば、30代に特化したエージェントを選ぶべきです。
中間管理職、将来の幹部候補などに特化した、転職エージェントもあります。
大手のエージェントも悪くはないですが、
30代に特化したエージェントと合わせて利用するのが、おすすめ。
個人的には、
特化したエージェントを2つ、
大手のエージェントも2つ、
登録しておくと、情報収集も幅広くできて良かったです。
自分は、面接などでアピールすることに専念し、
転職活動に必要な、諸作業はエージェントに任せてしまいましょう。
転職だけでなく副業も考える余地あり
転職とセットで考えて欲しいのが、副業です。
クラウドソーシングが普及してきており、
コロナの影響もあり、New noramlの、
新しい働き方に拍車をかけています。
「会社で給料をもらいながら+個人で稼ぐ」スタイルが、
これからキャリア設計の1つの方法になるでしょう。
副業で毎月10万円、年間で120万円稼げていたら、
今の仕事を続けてもいいかなと思う人もいるはずです。
安定した、副収入は仕事でのストレス・悩みを低減させ、
今の業務にモチベーションを与えることもあります。
副業するなら、情報資産の貯蓄型の副業がオススメです。
ブログを書いて、商品を紹介、SNSであなたが読んでみて、
いいなと思った本の紹介をする。
収益化には時間がかかりますが、週に数時間程度の活動で、
1年ほどすれば、収益化も可能です。
ブログで副業と言えば、マナブさんのブログ型アフィリエイトの完全講義。
かめリーマンも、これを何度も読んで、
月10万円程度の、お小遣い稼ぎを成功しました。
まとめ
いかがでしたか
30代での転職は、厳しい現状はありますが、
決して不可能ではありません。
特に30〜32歳であれば、
自分のキャリアアップのために、トライするのはありでしょう。
30代後半では、即戦力として働けるスキルが必要。
そういった案件なら、十分にあります。
あなたのスキル・習慣の棚卸をして、
どの業界で何を売り込むかを、
30代専門のエージェントと相談しながら進めると良いでしょう。
また、副業という選択肢もあります。
収入を増やしたいのであれば、軸ずらしだけでなく、
時間は多少かかりますが、
今からブログなどの情報資産貯蓄型の副業を、
検討してみてはいかがでしょうか。
かめリーマンは30代後半で転職しました。
とても不安な日々を過ごしましたが、
今はトライしてみて良かったと思っています。
ぜひ、悩んでいるだけの日々を過ごしているなら、
勇気を出して、行動してみてください。