・文系でプログラマーになれるの?
・プログラマーに向いている人ってどんな人なの?
・優秀なプログラマーになりたい…
こんな悩みや疑問を解決します。
DX (デジタルトランスフォーメーション)と言う言葉をよく耳にするようになり、世界中でIT利用が進んでいます。
ITエンジニアやプログラマーの需要が急激に大きくなり、日本では人材不足だと言われています。
逆に考えれば、ITエンジニアやプログラマーはこれから価値の高い職業になるでしょう。
給料も年々高くなっています。働き方改革で、激務だった昔に比べて楽になってきています。
プログラマー | 詳細 (仕事、年収、将来性) |
推定平均年収 (フリーランス) |
PHP | 詳細を確認する | 650〜800万円 |
Java | 詳細を確認する | 650〜900万円 |
JavaScript | 詳細を確認する | 450〜950万円 |
Ruby | 詳細を確認する | 700〜1000万円 |
Swift | 詳細を確認する | 650〜1100万円 |
Python | 詳細を確認する | 750〜1100万円 |
Go | 詳細を確認する | 650〜1000万円 |
Unity | 詳細を確認する | 650〜1000万円 |
プログラマーって理系の人がなると思っている方も多いようですが、結論から言うと、文系の方でも大丈夫です。
むしろ、文系の強みがプログラマーとして生かされるケースもたくさんあります。
この記事では、文系でもプログラマーになれるのか、向いている人、向いていない人について解説します。
Contents
文系プログラマーはキツいのか?
新卒で企業が採用する際に、文系・理系どちらでも構わないと考えている企業が50%以上を超えているからです。
キツイキツくないの話は、文系・理系だからではなく、働いている企業の仕事内容によるものです。
どんなに優秀なプログラマーでも、ブラック企業に就職して、タスクがエンドレスに与えられればキツイのは当たり前ですよね。
IT人材白書2017によると、IT企業の技術者の最終学歴を見てみると、理系(情報系、理学系、工学系)以外の文系組は約40%です。
半分まではいきませんが、10人に4人が文系組ですから、文系がプログラマーになれないなんてことはないことがわかります。
簡単ではありませんが、未経験でもプログラマーになって、フリーランスとして稼いでいるいる人もいるくらいです。
文系・理系はプログラマーになるための、大きなファクターとは言えないです。
プログラマーに向いている人・向いていない人
何度も言いますが、
「スポーツ選手で一流になるには次男がいい」
こんな根拠のない都市伝説。
これと同レベルな感じ。何の根拠もないですよね。
もちろん、大学でプログラムを専攻してる人は、企業から見たら即戦力になりやすいです。
それでも、専攻している人がプログラマーに向いているかは別問題です。
私は大学院で岩盤爆破のシミュレーションをプログラミングで行い、修士論文を書きあげたけっこうな強者でした。
大学時代に勉強すれば、プログラミングの力は身につきます。
と同時に、入社してから勉強してもプログラムのスキルは習得できます。
早いか遅いかで多少の差はつきますが、ガチでやればすぐに追いつけます。
企業に入って、3年後にプログラマーを引退しました。
プログラムを仕事として食っていく際には、スキルがあると向いているは全くの別問題だったと感じたからです。
かめのこうらの経験に基づいて、プログラマーに向いている人、向いていない人をまとめました。
プログラマーに向いている人
プログラミングをする上で、一番大切なのは論理思考です。
いきなりプログラミングをするのではなく、お客様の実現したいゴールから、プログラムで実行できる部分を抽出し、一つ一つソースコードに落とし込んでいく。
この地道な活動ができる人が向いているのです。
文系の人でも、論理思考はありますよね。
経済学部では、数値データを統計学に基づいて、理論的に説明したり、法学部では、事実に基づいて、法律に基づいて、論証を重ねていく。
間違いなく、文系でも論理思考に長けている人はたくさんいます。
個人的には、これが一番大切と思っています。
どんなに優秀なプログラマーでも、必ずバグに出会います。
思った通りに動いてくれないんです。
そんな時に「はぁ…どうしよう。直せるか不安だ…」
となるか
「ラッキー。間違えたところ直せればスキルアップ。伸び代やね!」
と思えるか。
後者の人は、プログラマーに向いています。どんどん新しい技術を自分で勉強したり、抜群の集中力でバグを一掃していけるからです。
プログラマーは黙ってプログラムを書いていればいい人は稀です。
多くの人は、顧客とのミーティングや設計レビュー会に参加して、説明したり、要望をヒアリングする必要があります。
一番まずいのは、顧客が期待しているものと違う納品物を作ってしまうこと。取り返しがつきません。
そのためにも、ミスコミュニケーションがないように、しっかりと顧客と会話できる力が必要になってきます。
プログラマーに向いていない人
プログラミングをしていると、わからないことに必ず出会います。
その時に、インターネットや本などで、じっくりと調べて解を見つけ出す必要があります。
ここで、諦めてしまう人は、なかなか優秀なプログラマーになれません。
「未知なる壁に出会ったら、ぶっ壊す!」
このマインドを持っていない人は途中で挫折する可能性が高いです。
プログラムの世界の進歩はとても早いです。
プログラミングを効率的に実施するための、フレームワークや手法がどんどん出てきます。
その時に、今のやり方でもできるからと、新しい知識を入れない人は近い未来、シューリョーです。
1年後、2年後には、そのやり方では時間がかかりすぎる、チームから無能なやり方と思われてしまうからです。
プログラムの業界は新しい技術・手法を追随する粘り強さが必要になってきます。
優秀なプログラマーになるコツ
優秀なプログラマーになるためのコツを挙げておきます。
本をたくさん読むことで、イメージ力がつきます。
風景だったり、登場人物の性格だったり、行動だったり。
こう言った想像する力は、プログラムを書く時に、先をイメージする力に直結します。
前述したイメージする力がついたら、それを紙に書くアウトプットをしましょう。
実際に紙に書くことで、イメージしたことが、実はダメだったり、もっといい方法が思いつくことがあります。
アウトプットを継続することで、より質の高い、考える力がつき、プログラミングのスキルに好影響を与えます。
新しい技術にふれることで、あなたの作業時間が劇的に減らすことができます。
毎日、ネットサーフィンで新しい技術を調べてみてください。毎日30分で、1年間で180時間もの勉強量になります。
小さな日々の積み重ねが、数年後に大きな差別化を生み、あなたの価値を高めてくれます。
必須能力です。プログラミングは将棋の世界に似ているかもしれません。
何十手も先をイメージして、そのゴールに向かって一手一手、ロジカルに進めていく。
そんな能力が必須です。
論理思考の基礎を身につけたいなら、以下の本を1冊読むだけで十分です。
かめのこうらのバイブルであり、10年以上読んでいます。
どんな仕事も人との関わり合いはマストです。
プログラマーの仕事も一緒です。
お客さんに要望を聞いて、プログラムというツールを使って実現してあげる。
そのためには、お客さんと何度も話し合いをして、お互いが納得したアウトプットを出す必要があります。
時には、お客さんですら実は何を作って欲しいのかわかっていない時だってあります。
お客さんの真意を引き出し、期待以上のシステム・アプリを作ってあげるのが、優秀なプログラマーです。
まとめ
いかがでしたか。
文系プログラマーだから雇用しないなんてことはなく、IT企業の技術者の最終学歴を見てみると、文系プログラマーは、約40%というデータもありましたね。
文系だからプログラマーがキツいなんてことはないのがわかっていただけたと思います。
プログラマーが楽と言っているのではなく、キツイキツくないは別のレイヤーの話です。
プログラマーとして必要なスキルを日々、勉強して身につけていけば、自然とキツくなくなるものです。
日進月歩のプログラムの世界では、新しい技術をキャッチアップすること、論理思考で、顧客と適切に会話をして、真の要求を引き出せること。
こういったスキルを身につけることで、文系でも優秀なプログラマーになることができます。
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