・会社がつまらない…完全にマンネリ化してる
・会社がつまらないというだけで転職してもいいのかな…
・転職したい気持ちはあるけどちょっと不安…
こんな疑問や悩みを解決します。
仕事は繰り返し作業がどうしても発生するもの。
慣れると気持ちが一気にダレてくる。
「つまらない…転職しよっかな。」
こんな感情を抱くことも。
転職を検討するのは否定しませんが、
この2つをやってから判断した方がよいです。
分析なしで、転職するとたいていは、
失敗するからです。
人生の大半を費やす仕事です。
一度くらいは、ガチで自分と向き合う時間を作りましょう。
この記事では、「仕事がつまらない」と感じる理由を把握して、
脱却するために、自分を見つめなおす、自己分析方法を紹介します。
Contents
なぜ仕事が「つまらない」と感じるのか?理由を知ろう
*自己分析する方法から確認したい人はこちら
「仕事がつまらない」と誰もが、
一度は思うものです。
上司にグダグダ言われたとか、
残業ばかりで嫌だとか、
イライラマックス。
結局、同僚と愚痴飲み会。
一瞬だけは、気持ちよくなるけど、
朝起きたらブルーな気持ち。
根本解決にはならないのでいけません。
マズローが提唱した「5段階の欲求」
を知って、つまらない原因を探りましょう。
つまらないという感情は、
下の図の、5つの欲求に左右されています。
(出典:モチラボhttps://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html)
自己実現理論とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。
(出典:自己実現理論https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96)
わたしたちはみな、
下からそれぞれの欲求を満たしながら、
5段階目の「自己実現欲求」を目指しています。
仕事がつまらないケースは、
仕事自体はできているので、
低次の欲求である「社会的欲求」が満たされています。
しかし、その上の高次の欲求である
「尊厳的欲求」、「自己実現欲求」が、
満たされていないのです。
なんか、話がややこしい…
簡単に言うと、
俺のレベルにあった仕事させてくれよ。。
ということです。
これが仕事がつまらないと感じる、根本的な理由です。
入社当初や、初めての仕事を任された時は楽しい。
「やってやるぜぇ。モチベMAX!」
そして、できなかった仕事ができるようになり、
先輩に褒められ、サイコーだぜみたいな気分。
気合入れて頑張って、仕事してるので、
充実感があり、欲求が満たされてたのです。
しかし、仕事になれると、
「まじ、ダリィ。飽きた。。。」
自己満足できなくなります。
息子がリフティングで10回初めてできた時。
めっちゃ皆で喜びました。
息子も大満足。
でも、何度も10回ができるようになると、
パパもママも褒めません。
息子も全然嬉しくない。100回を目指すようになる。
こんな感じで、ある程度の欲求を満たしてしまうと、
そのレベルでは満足できなくなるのです。
つまり、
ということ。
満足していないレベルは、
人それぞれです。
しっかりまずは言語化しましょう。
給料が安くモチベが上がらない?
仕事が簡単すぎて、満足感ゼロ?
周りがおばちゃんばっかりで可愛い子がいない?
何を求めているのか明確にしないと、
いつまでたっても、仕事はつまらないままですし、
改善策を検討できません。
「仕事がつまらない」と思う理由を把握する
仕事がつまらないと思う理由は、何パターンかに分類できます。
1つ1つ、確認していきましょう。
まずは、厚生労働省の資料をご覧ください。
(出典:厚生労働省「平成30年雇用動向調査結果の概要」)
赤い線より右側は、家庭や会社都合での転職。
主に左側を見ていきましょう。
次に、エン・ジャパンの転職者へのアンケートを見ていきます。
(出典:エン・ジャパン「8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査。転職理由は「給与」「やりがいのなさ」「企業の将来性」。–『エン転職』ユーザーアンケート調査結果発表–」https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/13174.html)
こんな感じで辞めた理由が挙げられています。
「辞めた理由」のいくつかは、
「仕事がつまらない理由」に合致してます。
抜粋して、その項目について見ていきましょう。
給料が低かった(=評価されない)
「給料が低い」=「仕事がつまらない」
ではないと思うかもしれません。
給料が低いのはなぜかというと、
「評価されていない」が主要な原因。
評価されないので、尊厳欲求が満たされていない。
「チェッ、つまんねぇなぁ」となります。
仕事の評価の中で、核となるのが「給料」です。
給料が低いということは、
暮らしていくのに支障がある場合もありますが、
それ以上に「評価されていない」と感じる要因になっています。
「いつもありがとう」などの声かけは大事ですが、
そういった上司や先輩からの評価よりも、
金だ!金!ってことです。
「給料の高い低い」がつまらないと感じる、ファクターになるのです。
やりがいを感じられない
よく「やりがい」と言いますが、
あなたはどういうときに「やりがい」を感じますか?
「評価された時」なんです。
これは単に褒められる、というものではなく、
一生懸命がんばって出した成果に対して、きちんと評価されるということ。
● 業績に応じた給料を受けられるか
● 業績が人事評価に反映されているか
● きちんと普段の仕事を上司が見ているか
こんな感じです。
会社の将来性に希望が持てない
会社の将来性に希望が持てない…
どんなに仕事を頑張っても、
残業しても、たとえ給料が上がったとしても、
数年先に倒産する会社だったらどうでしょうか。
不安でしょうがないと思います。
将来性がないということは、
会社の存在意義を社会が認めていないということ。
すると、その会社でしている仕事の意味もビミョーな感じに。
職場の人間関係が好ましくない
毎日顔を合わせる職場の上司、同僚。
彼らとの関係がよくないと、
ストレスが溜まり、仕事なんてクソくらえ!
土日に、家で昼間っからビール。。
昔のかめリーマンですね( ̄◇ ̄;)
Twitterでも、職場の人間関係について嘆いてる人は多くいます。
皆が苦しむ、大きな問題です。
職場の人間関係面倒すぎて及び腰〜〜やわ行きたくないよぅ
— なる (@mrs7676keyaki) November 6, 2019
異動先の職場の人間関係がヤバスと四方八方から聞いていたので身構えて行ったら一番要注意だと皆口を揃えて言うお方から惣菜をいただきそれを見た人が次々と「餌付けされてる…」と呟き闇をひしひしと感じている
— どまんナカぐらし (@domannakagurasi) November 6, 2019
また、極端な場合は、パワハラやセクハラにもつながります。
児童期に不登校やひきこもりになったのではない。…30代になり、職場の人間関係、職務の多さから病気が悪化する。
当事者はひきこもりの大きな要因が、職場のパワハラや人間関係にあったことを語ってくれた。
「中高年ひきこもり」より https://t.co/az1igZj0nU— 藤田孝典 (@fujitatakanori) November 3, 2019
労働時間が長い、休みが少ない
「週休2日、長期休暇、残業なし、冠婚葬祭休暇あり」
素晴らしい福利厚生が。。
全然ウソだった、という話はよくあります。
労働基準法上は
● 原則1日8時間、1週間に40時間超の勤務はダメ
● 労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩
● 少なくとも毎週1日の休日か4週間で4日以上の休日
となっています。
実際は、別の規則によって、
長時間労働が許されたり、
不法労働のようなことをする会社も。
かめリーマンはブラック企業で、月に200時間残業したこともあります。
仕事が多すぎて辛いと思っている人も多いですね。
激務はメンタルがやられてしまいますので要注意。
メンタルを復活させるのは、本当に大変です。
土日に、自分のやりたいことができて、リフレッシュ。
明日から、月〜金の5日間を頑張ろうという気持ちに。
でも、土日に休みがないとわかっていると、
仕事へのモチベーションは一気に下がりますよね。
やりたい仕事ではなかった
プログラミングをしたくて入った会社なのに、
毎月の売り上げ管理をエクセルでしこしこ、
議事録をただ書く係、
やりたいことができていない。
プログラミングの技術も知識も伸ばせなくて最悪…
というようなこともあります。
特に最初の2〜3年は、雑用ばかり。
「若い時は、根性や。」
「俺が若い時なんて、もっと大変やった。」
意味ぷーな説明を上司からされる。
やりたい仕事をさせてもらえるか、
ということは、入社してみないとわからない、
ギャンブル的な一面があるのは否定できません。
やりたい仕事ではなかったので、
仕事がつまらないと感じるのは当然です。
本当にやりたい仕事をするためには、
● 自分のやりたいことを真に理解する
● 上司などに「自分は〇〇がしたいです」と伝える
● 社内でやりたい仕事に就けるように、実力を伸ばす
特に1つ目の「自分のやりたいことを真に理解する」は必須です。
これがわかっていないと、転職しても、またつまらないと感じることになってしまいます。
仕事が「つまらない」と感じたときは、自己分析をしよう
「仕事がつまらない…転職しようかな」という方、
少し早いです。
転職は、いい意味でも悪い意味でも、
環境を大きく変える可能性が高いです。
今後のキャリア形成に大きく影響します。
「仕事がつまらない」と感じたら、
まずは自己分析をしてみてください。
何に喜びを感じ、満足感を得るのか明確にします。
過去の振り返りって、めんどいですが、
キャリアを検討する上では、一度は必ずやってください。
転職の際にも、この情報があれば、
自分にあった仕事選びができ、
書類審査や面接でのコアとなり、
成功しやすくなるからです。
自己分析は、大きく3つのステップで行います。
1. 自分史の作成
2. エピソードの掘り下げ
3. あなたが「喜びを感じた瞬間」をあぶり出す
以下、それぞれ詳しく説明していきます。
自分史の作成
ここでは、あなたの中学時代からこれまでの、
印象的なできごとをすべて挙げていきます。
【例】
このように埋めていきます。
コツは、何かを成し遂げたできごとはもちろん、
感情の動いたできごとまですべてを書き出していくことです。
ここでの作業が、後で活きてきます。
エピソードの掘り下げ
「自分史の作成」で挙げたできごと(エピソード)を、
それぞれ掘り下げていきます。
【例】(中学1年生)
中学1年生時の部活動に、
関するエピソードを掘り下げてみました。
高校時代や大学時代からでもいいので、
できる限り、ひとつひとつのエピソードを掘り下げましょう。
この分析でわかることは、
● 無理と言われたことに対して、見返したい気持ちが強い
● 朝練など、コツコツと努力することができた
● ビデオ撮影して、データ分析。改善点を見つけられる
こんな感じで、自分の特徴がわかってきます。
言語化が難しいなぁと感じる人は、
以下の転職活動で、よく使われる、
キーワードリストも参考にして、
分析してみてください。
忖度しない / 我慢強い / 集中力 / チャレンジング / 集中力 / 目標達成意欲 / ポジティブマインド / 深い探究心 / スピード重視 / タフ / 自分でやりぬく力
愛嬌がある / 素直 / 聞きに徹する / 協調性がある / ネゴシエーション力 /周りを巻き込む / 育成・チームづくり / 共感できる力
生産性 /企画・マーケティング力 /資料作成力 / 論理思考 / 高い視野と視座 / 正確性 / 課題の抽出・解決案の策定
あなたが「喜びを感じた瞬間」をあぶり出す
最後のステップです。
ここでは、エピソードを掘り下げたものを分析し、
あなたが「喜びを感じた瞬間」と「感情」をあぶり出します。
【例】(中学1年生:陸上部の100m走レギュラー獲得)
喜びを感じた瞬間 | 感 情 |
100mのタイムが伸びた | 自己新を更新し、胸が熱くなった |
ずっとサポートしてくれていた親が泣いて喜んでくれた | 親に大事にされていることが実感できて、自己肯定感が増した |
最初は「どうせムリだ」と言っていた先輩が認めてくれた | 「自分は頑張ればできるやつだ」というのが証明できて自信がついた |
出場した地区大会では他校は上級生ばかりだった | ドキドキしたけど、成長を感じられた |
このように「喜びを感じた瞬間」と、
そのときの「感情」をあぶり出します。
どういう時に喜びを感じ、どういう感じ方を好む人間かがわかります。
この例で言えば、
● 目標を設定し、計画を立てて、確実に実行して、タイムが伸びた時
→胸が熱くなって、興奮した
● レギュラーを奪取して、先輩に認められた時
→自信がついた
● 親に褒められた時(自己肯定感が増す時)
→自己肯定感が増えた
というのが具体的にわかります。
自己分析をする時は、深く考える必要はありません、
だらだらやっても効果が薄いので、
1時間など、時間を設定して、
直感を大切に書いていきましょう。
ここからは、あなたの職場に照らすことで、
「あなたが喜びを感じる」ことと、仕事をリンクさせることができないか、
考えていくステップに入ります。
自己分析結果を仕事にリンクさせる
目の前の仕事が好きで、成長できて、評価もされれば、
好循環でモチベも上がり、仕事は楽しいはず。
「あなたの喜び」と仕事がうまくリンクさせられないか工夫してみましょう。
ここでは、その方法を見ていきます。
自分ができることを書き出してみる
まず、自己分析の結果を見て、
あなたがどういうときに喜びを感じるかを確認しましょう。
もちろん会社での仕事のことなので、
仕事につながることで、喜びを感じられそうなことを洗い出します。
例えば、全国チェーンのレストランのマネージャとして働いており、
日々がマンネリ化して、つまらないと思っているとしましょう。
自己分析の結果は、
① コツコツと努力するのに抵抗を感じない
② データを取得、分析して、改善していくアプローチが得意
③ 記録(スコア)を上げていくことに喜びを感じる
こんな感じ。
- 店舗の売り上げを伸ばして全国一位を取る
という目標を立ててみます。
そして、
メニュー別売り上げ、
時間帯売り上げ、
男女比率の売り上げ、
天気別売り上げ、
気温別売り上げ
あらゆるデータをとって分析します。(自己分析②)
少しつづ条件を変えてみたり、
新メニューを取り入れてみたりして、
またデータを取る。再度分析、トライの繰り返し。
地道にコツコツと(自己分析①)、
売上をアップさせていくのです(自己分析③)。
ゲーム感覚ですね。
全国1位をとって本社の人間を見返してやるぞ!
こんな感じで、「喜びを感じる瞬間」と仕事をリンクさせるのです。
これならやってやるぞ、という気になるのではないでしょうか。
自己分析と職場での「工夫」は、
このようにかみ合わせていきます。
あなたの喜びにつながりそうで、思いつくことはすべて書き出しましょう。
やれることをすべて試す
書き出したことで実現の可能性のないものは削除したり、変更したり、
似たものは統合していきます。
その上で優先順位を決めます。
やれることはすべて試しましょう。
自己分析の結果から、
あなたが楽しいと感じられるものだけを選んでいます。
何も考えずに、仕事をするよりは、「つまらない」という状況は改善されるでしょう。
仕事がつまらない時は、しとご以外の生活を工夫してみる
仕事に対する工夫だけではなく、あなたのプライベートの生活を
工夫してみるのはいかがでしょうか。
仕事ばかりに、気を取られてしまうと疲れてしまいます。
仕事を忘れられるくらいの、別の何かに人生の価値を見出。
プライベートにモチベーションが持てると、
「仕事がつまらない」ことが、
気にならなくなることもあるからです。
夢や目標を持つ
仕事以外に熱中できる夢や目標を持つ、
会社がつまらなくても、人生が充実してきやすいです。
「もともとやりたかったプログラミングの勉強をして、Webデザイナーになるぞ」
「2年後に東京マラソンに出て完走する。仕事を早く終わらせて、毎日ランニングするぞ」
「英会話教室に通って、来年は海外旅行するぞ」
あなたにとってチャレンジングだけど、頑張ればできそうな目標を設定しましょう。
モチベーション維持ができて、充実した日常を送りやすくなるのではないでしょうか。
副業を始める
副業を始めるのも、人生を面白くする1つの方法。
今はパソコンとインターネットがあれば、
簡単に副業ができる時代です。
ブログを書いて、物販アフィリエイトをしたり、
アンケートモニターをやったり、
ネットオークション、
スマフォアプリの作成をしたり、
やろうと思えばいろいろな副業をすぐにでも開始できます。
副収入が得られれば、精神的に楽になり、
今の仕事に対する考え方が変わるかもしれませんし、
転職を検討することになっても、ストレスなく活動ができるでしょう。
プライベートを充実させる
仕事だけでなく、
プライベートを充実させることで、
仕事がうまくいかなくても、
ダメージを分散できます。
定年迎える職場の先輩が「年齢を重ねて思うけど、キャリアや生活の基盤になる仕事はもちろん大事だし、仕事を一生懸命して仕事が充実してるのはいい事だけど。仕事は一生自分の面倒みてくれるワケじゃないよ。プライベートもそれ以上に大切」と。今しか見えてなかった私に一生という視点、教えてくれた
— みなみ (@kodrop_jp) September 18, 2021
プライベートを充実させることで、
仕事で自分の欲求を、満たそうとしなくなります。
プライベートの活動を優先させたくなり、
「仕事は仕事」と割り切って働けるメンタルになります。
読書だったり、何か習い事を始めたり、グルメだったり、
自然と触れ合うキャンプも良いかもしれません。
自分のやりたいことを見つけて、
週末などを、使って楽しむことに注力しましょう。
ボランティアもオススメ。
カメリーマンは、
子供達のサッカーコーチを、
週末にボランティアしています。
子供達の笑顔や、一生懸命頑張っている姿をみると、
「どうしたら、もっと子供達が上手くなるかな、次の試合は勝たせてあげたいな」
と四六時中考えたりしています。
ふと気づくと、仕事のことなんか一切忘れています。
こういった時間が、
心身ともにリフレッシュさせてくれるのだと感じています。
ストレスを発散する
仕事をしている限り、嫌なこと、むかつくことは必ずあります。
そんな時に、ストレス解消できる方法を、
確立しておきましょう。
お酒での発散は、やめた方が良いです。
上司の愚痴を言いながら、同僚とお酒を飲む。
その時は気持ちのいいものですが、
次の日の朝は眠くてだるいし、
「仕事に行きたくない!」って思うことがほとんど。
私のオススメは筋トレです。
費用もかからないで、3ヶ月で効果が得られるので、ガチでおすすめです。
筋肉がついてくると基礎代謝は上がり、ダイエット効果抜群。
ストレス耐性がついて自己肯定感がアップします。
重いバーベルをあと2、3回あげる行為は、
嫌なことから逃げ出さない、精神力強化にもつながります。
自分なりのストレス発散方法を見つけて、
仕事から受けるストレスを軽減しましょう。
仕事が「つまらないという理由だけ」で転職してはいけない訳
仕事がつまらないという理由「だけ」では、
転職はおすすめしません。
次に就職した会社でも、同じことを繰り返す可能性が、高いからです。
転職は「つまらない」を解決するための最終手段です。
ここまで解説してきた
をし尽くしたにもかかわらず、つまらない…
そういう人だけに、転職をおすすめします。
仕事を大切にしたい人なら、やれるだけの「工夫」はすべてし尽くしたか、
それでもだめなら上司に相談したか。
ここまでしてダメで、
別の仕事でワクワクしたいという気持ちがあるなら、
転職した方がいいでしょう。
ここでやった、自己分析結果があれば、
どんな職種や業界で働きたいのか、
自ずと明確になっているからです。
とは言え、すぐには転職できません。
スムーズに活動を進めるために、情報収集から始めましょう。
転職サイトや転職エージェントから情報収集
「工夫」をし尽くし、上司に相談しても解決できず、
ここまでやって、見込みがないなら、
自信をもって転職しましょう。
というか転職した方がいいです。
転職サイトやエージェントは無料ですから、
利用して、転職先企業を探しましょう。
全く利用したことがない人は、
体験談を参考にしてみてください。
「この会社に入りたい」という、
企業が見つかるまでは、
転職はしない方がいいです。
「つまらない」からと言って、
転職をおすすめしない理由と同じで、
次の会社でも同じことを繰り返してしまうからです。
これをみてください。
(出典:リクルートエージェント「【転職者調査】転職の「決めて」となるポイントとは?)https://www.r-agent.com/guide/article3628/
転職してもいいなと思える企業か判断するには、
いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
経験やスキルを活かせる仕事内容か
転職先を決める時、
給料を含む福利厚生はもちろん重要ですが、
経験やスキルを活かせる、
仕事内容かどうかを必ずチェック。
理由は、
第二新卒では、それほどでもありませんが、
30代前後の転職では、即戦力としての価値を期待されます。
その業種での、専門性の高いスキルなら、重宝されるでしょう。
どんなに魅力的な会社でも、あなたのスキルとミスマッチなら、
転職しても、辛い思いをする可能性が高いです。
また、仕事は自分のスキルを活かしてできれば、
「やりがい」を感じられます。
今、副業ブームですが、その人気の理由も、
「能力を活かして仕事ができるから」というところにあるのです。
スキルを活かして仕事ができれば、
自分の存在価値を感じながら働けますね。
成長でき、評価を受けられるか
自分が成長できる会社でなければ、
また「つまらない」と感じることになってしまいます。
中途採用での、入社後のスキルアップや、
人事トラックはもちろん、
経営陣の出自も確認しておきましょう。
ポイントとしては、昇進やスキルアップに、
どのくらいの時間がかかりそうか。
また、給料、ポストなどできちんと評価を受けられるか。
できる限り、転職エージェントや面接時に、
確認しましょう。
評価も「やりがい」に直接つながります。
どんなにいい仕事をしても、評価されなければ、
暖簾に腕押し状態になってしまいます。
労働条件に問題はないか
確認すべき労働条件としては以下のようなものです。
項 目 | チェックすべきポイント |
給 料 | 月給か年俸か、基本給、手当、賞与 |
勤務地 | 希望できるか、全国転勤、地域異動 |
残 業 | みなし残業、残業の見込み |
休 暇 | 週休2日と完全週休2日は違う(土日が休みか)、祝日の扱い、長期休暇、有給 |
昇 進 | 昇進の条件、昇進の見込み、昇給 |
冠婚葬祭 | 冠婚葬祭を優先できるか |
社会保険 | 社旗保険は完備されているか、労災保険はあるか |
退職金 | 退職金はあるか、いくらか |
年 金 | 厚生年金、確定拠出年金、企業年金 |
各項目をきちんと確認し、
優先度の高いものを重視して、
転職先選びの参考にしましょう。
職場の人間関係は問題ないか
すでに説明した通り、職場の人間関係は大切です。
人間関係が原因でやる気がなくなったり、
仕事のクオリティが落ちたりもします。
「ストレスを感じる人間関係がない」というのがカギ。
転職先の職場の人間関係は、
入ってみないとわからない、
というのは確かにあるのですが、
「実際にその職場に行ってみる」のがおすすめです。
もちろん、全ての企業では無理ですが、
店舗系の企業であれば、可能ですし、
電話をしてみて、雰囲気を確認するというのもありですね。
笑顔で働いているか、従業員同士のやりとりは、ハキハキしているか、
それぞれに役割が振られ前向きに仕事をしているか、
というところを見てみましょう。
直感は大体当たるので、職場を実際に見に行ってみましょう。
あとは、転職会議のクチコミをチェックしましょう。
かなり内部の情報を把握することができますよ。
まとめ
「仕事がつまらない…」という人の一番の悩みは、
実は「つまらない」と感じる理由がはっきりとしていないことです。
だからこそ、何をしていいかわからない、
そして、あてもなく転職しようかなと考えてしまう。
こんなときは、なぜ「つまらない」と、
感じてしまうのかをはっきりさせましょう。
人はマズローの5段階の欲求の通り、
それぞれの欲求を満たしながら、
「自己実現欲求」を満たすことを求めていきます。
人によってどの欲求段階にいるかが異なり、
「つまらない」と感じてしまう理由も違うのです。
だから、自己分析をしっかりして、
あなたが本当に楽しいと思う、働き方を見つけましょう。
今の会社や職場での「つまらない」を
解決できるなら転職はおすすめしません。
今のところで楽しく働けるなら、
あえて転職する必要がないからです。
しかし、改善できないなら、
思い切って転職するのは、
選択肢としては十分ありなのです。
在職中の情報収集なら簡単にできますね。
自己分析で出したように、
あなたが本当に楽しいと感じられる仕事をしましょう。