あなたは少なからず、一度は会社を辞めたいと思ったことはありませんか。
「上司のミスなのにあなたのミスにされた」、「あなたより明らかに仕事ができない同僚が先に昇進した」、「いきたくもない飲み会に強制され、上司のくだらない説法を聞くのがマジで嫌だ」
カメのこうらは上述の全てを経験しました。
嫌なら辞めてしまえばいいと思う。
一度きりの人生、嫌なことに費やすことほど無駄なものはありません。
この記事では「嫌なら、会社なんて辞めてしまおう」と思う理由について個人的な経験を踏まえ書いてみました。
Contents
自分の人生、あなたは何に価値観を置いているか言えますか?
朝起きて、満員電車に乗って、生産性のない会議に出て、ランチはコンビニのおにぎり食べて、また午後は仕事、残業して次の日になるギリギリ23時に帰宅。冷え切った作り置きのご飯をかっこみすぐ寝る。デブる。起床、また仕事へ行く。
週に5日、毎月20日、年間でおよそ240日。これを続ける。
これって、残念あんがらあなたの意思でやっていることです。
やりたくない、行きたくないと思ってはいるものの、あなたの意志で毎日通勤しています。
突き詰めると「家族を養う必要がある」、「働かないと生活できない」などの理由から仕事をしていることが多いですね。
でも毎日そんなことを真剣に考えながら通勤していますか?
なんとなく通勤していませんか?
それを理由にして、いやな環境で働かなければならないと都合よく正当化していませんか?
カメのこうらはそうでした。
30代になって、ふと思うのです。
「なんのために生きているのだろう?」
「家族のためって言うけど、毎日遅く帰って、子供とも遊ばず早朝にまた出勤するのが家族のためなんだろうか?。土日も寝ているだけだし。」
自分の一度きりの人生、自分の価値観についてじっくり考えるようになりました。
🐢の歴史
●有名進学塾に通う小学生
●期末テストトップ5の中学生
●県内有数の進学校生
●猛勉強して旧帝大学生
●大手企業に入社、若手ホープ
●海外事業開拓を成功期待に必至に答えるために働く自分が嫌になり退職。
🐢「会社辞めたわ」
母「やっぱりね」
この言葉に救われた。#働き方改革
— カメのこうら@海外リーマンブロガー (@Marceryoma) December 3, 2019
何に価値をおくか。仕事?昇進?家庭?お金?趣味?子供?
カメのこうらはそれなりの大企業で給料も悪くなかったですが、くだらない社内政治やくだらない社内ワークなんて、もううんざりと強く思うようになりました。
「俺は会社がいやなんだろ!、辞めたいんだろ!」
何度も、何度も心に問いかけ、前に進むように自分を奮い立たせました。
「周りの視線や評判を気にせず、やりたいことをやろう」、そう思うようになってからすごく気持ちが楽になりました。
別に死なないしって感じです。
この先何十年と同じ仕事をすることを想像したことありますか?
仮に25歳で入社して、65歳まで40年間働くことを想像しましょう。
通勤時間はDoor to Doorで90分、往復3時間、ひどい満員電車。
毎日、くだらない会議に出たり、意味不明に上司から怒られ、意味不明に飲み会に強制される。飲み会に参加しないと評価が下がる。徹夜で飲み明かして仕事をすると武勇伝となり褒められる。
仮に平均毎日1時間としましょう。
これを40年間続けると約4.5年間を、上述のくだらない時間に費やしているのです。
そして、この辛い時間は精神的にダメージをあなたに与えます。
カメのこうらは週末の子供と遊んでいる時も、仕事のことが頭から離れないようになりました。もうある意味、病気ですね。悪循環病。
40年間続けられますか?
辞めてもいいんですよ。
会社を辞めたって生きていけるのが日本
会社を辞めたからって、全く生活ができなくなるわけではありません。
日本には失業保険制度があります。受給するには幾つかの条件がありますが、自己都合退職だってこの制度を適用してもらえるます。(参照:https://furikake.doda.jp/article/2019/09/20/1706.html)
もちろん今までの生活レベルは維持できないですが、バイトをしたり、奥さんにパートに出てもらったりすれば、生活がすぐにできなくなるなんてことはありません。
会社通勤がなくなるのですから、自由な時間も大幅に増える。
自分の人生を見つめ直す、貴重な時間を入手できると思えば大したことではありません。
カメのこうらは3ヶ月間を当てて、自分の価値観をじっくり考えました。
やめるだけではダメ。定めた価値観に向かって人生を生きる
もちろんですが、辞めて何もせずに時が経てば、いつかは生活ができなくなります。
辞めるだけでは逃げ。誤解を恐れず言えば、負け組です。
人生の大決断をしてまで、会社を辞めたのですから次に向かって、どのように人生を生きるか死ぬ気で考える必要があります。
やりたいことを明確にして、転職を検討するのもいいでしょうし、海外に飛び出してみるのもいいでしょう。
最近ではフリーランスで個人営業して生計をたてている人もいます。
とにかく大切なのは「あなたの人生の価値観はなんですか?」を決めることです。
そして、その価値観に向かって全力で前進することです。
カメのこうらの価値観はこれ。
「家族のみんなが笑って過ごせる、家族のみんなでチャレンジする、そのためにできることをする。明るく、元気に、粘り強く」
詳細は省きますが、そこから海外で住んでみたいと思うようになり、必死で英語を勉強して、外資系の企業にローカル採用で採用してもらい働いています。
嫁さんは海外に住んでいる日本人のママさん向けに子供教育のレクチャーをしてる。
息子は毎日リフティングしてサッカーを上手くなろうとしている。
皆、試行錯誤しながら楽しんでいます。
会社で働くことなんて人生の主役にしないほうがいいと思うのです。