・転職の面接がうまくいかず落ちてばかり…
・面接にはどんな準備をすればいいの?
・いつまで面接受ければいいの…
こんな悩みや疑問を解決します。
転職活動を始めたけど、
面接が全くうまくいかない、通らない。
今の仕事もしながらだと、
肉体的にも精神的にも辛すぎる。
結論から言うと、転職がうまくいかない人は、
こんな感じです。
成功させるためのポイントは、
こんな感じです。
かめリーマンも、転職活動を始めたばかりの時は、
面接がほぼ全滅でした。
それでも、自己分析と思いを言語化して、通過する割合が一気に増えました。
この記事では、転職の面接がうまくいかない人の傾向を知り、
面接での心構えや準備すべきことについて解説します。
ぶっちゃけ準備が90%で、合否が決まると思っています。
Contents
転職の面接がうまくいかない時の心構え
転職がうまくいかないと感じた時に、
その不安をなくす心構えについて、いくつかポイントをまとめました。
応募案件が少なすぎる。最初から絞りすぎてないか
いきなり、自分の本名を2、3トライして、
面接で落ちた。もうダメだ。。
こんな感じになっていないでしょうか。
転職を成功させてきた人の、
平均応募数のグラフを見てください。
(参照:DODA)
平均で22.2社ですよ。
多いと思った人。。これが現実です。
転職はもちろん今までのスキルや、経験を生かして、
成功させるものです。
でも縁があってのことなんです。
例えば、企業が欠員補充を考えているときは、
その欠員者と同様のスキル、同様のパーソナリティを
探す傾向が強いです。
自分だけが面接が通らないと考えている人は、
もし数社しか応募していないなら、
それはけっこう、普通ののことなんだなと、思うべきです。
少なくとも10社くらい、面接が続くつもりでいましょう。
最初から行きたいところを面接するのではなく、
同業他社をいくつもピックアップして、
トライする心構えが必要。
本命の前に、面接を多くこなすことで、
うまくなるので、そういった意味でも、
多くの企業に応募しましょう。
面接の準備が足りていない
仕事をしながら、転職先を探すのは
けっこうな労力を使います。
履歴書や、職務履歴書を書くだけで、精一杯。
面接の準備をしていないわけではないけど、
どこか中途半端になっている。
こんな人が、面接で通らないことが多いです。
面接で聞かれることの7割は、どこも一緒(下部参照)です。
想定問答集を、自分の経験やスキルを含めた、
思いのある回答を準備しましょう。
また、面接での回答は
こんな心構えを持ちましょう。
本当に、結論から答えられない人が多いです。
面接の成否は準備で90%決まります。
しっかりと行いましょう。
転職の面接を成功させる準備をしよう
転職の面接の準備は大変です。
ちょこちょこっとやって、本番に臨む人が多いですが、
ここが頑張りどころです。
準備をするだけで、通る率は一気に上がりまよ。
面接の外部環境を理解する
一般的に面接は2回実施。
1次面接と最終面接。
外部環境とは、誰が面接をするのか?
1次面接では、
上司になる人が面接者のことが多いです。
履歴書や職務経歴書の内容をベースに、
あなたのスキルや、
今までの会社での経験を聞かれます。
任せようとする仕事ができるのか、
評価されます。
最終面接では、パーソナリティや、
自社の経営理念や社風に会う人間なのか、
チェックされます。
一次では、スキルと経験を重視の回答、
最終面接では、社風や企業情報を把握して、
魅力ある会社で働きたい、貢献したいをアピール。
このように外部環境に応じて、
回答する際の観点をかえることが大切です。
面接のアプローチの仕方を知る
面接官は面接のプロではありません。
プロでない多くの人は、
最初の数分で評価の大枠を決めてしまう傾向が強いです。
人間の本能的な部分なのかもしれません。
「メラビアンの法則」と言うのがあります。
「コミニュケーションをする時に、相手に与える印象は、言語情報7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%」
聴覚と視覚の情報で93%。
「人は見た目が9割」も納得です。
ただ、この法則は誤解されていることが多いです。
実は、「話している内容」、「表情」、「声色」に、
矛盾がある時に相手はどの情報の印象が強くなるか、
という実験データなのです。
わかりづらので例をあげます。
カメリーマンが面接に来ました。
あなたが審査員です。
そこで私が
「とても弱々しい声」で、
「顔はうつむき加減」で、
「前職では担当していたサービスの売上を前年比300%達成しました」
と言ったとします。
怪しい。なんか言っていることと、態度が矛盾してないか?
するとあなたは「メラビアンの法則」に基づいて、
聴覚情報38%(弱々しい声)、
視覚情報55%(うつむき加減)、
言語情報7%(300%達成)で、
印象を決めます。
つまり「弱々しいし、うつむているし、300%って嘘なんじゃないか」と判断されるのです。
第一印象をよくするコツは、聴覚、視覚、言語の波長を合わせること。
(・Д・)(・Д・)(・Д・)(・Д・)
簡単に言うと、
こんな感じです。
話す内容に応じて、「表情」と「声色」を変える(合わせる)、
意識を持つようにしてください。
これで、第一印象が確実にアップし、面接審査を通過する可能性は高まります。
DaiGoさんの本にはこういったテクニックがいっぱい載っています。
馬鹿にしてはいけません。
心理学はえげつないほど、面接で効果を発揮しますよ。
転職の面接は、他にも4〜5名はしているものです。
面接官も忙しい中での対応ですから、
「簡潔にポイントをかいつまんで話してよ」と思っています。
聞かれたことに対してストレートに答えるようにしましょう。
徹底的な自己分析、思いを言語化する
徹底的な自己分析なしで、
面接は通らないです。
直属の上司になる人から、
「あなたを1分でアピールしてくだい」と言われたら、
役員面接で
「あなたを1分でアピールしてくだい」と言われたら、
すぐにできますか?
それぞれで、アピールポイントを変えられますか。
とにかく自己分析です。
自己分析すれば、面接での想定問答に対して、
言語化ができるからです。
詳細は、以下にまとめましたので、ここでは概要を説明します。
ステップ1:自分史を振り返り、アピールできる表現を作る
まずは「自分史」を作ってみること。
あなたがどういったことに、
情熱を感じるのか、
喜びを感じるのかを、
把握し、あなたのキャラクターを、
3つの文章で表現できるように、コアを作りましょう。
例えば、かめリーマンの自分史の分析結果はこうなりました。
❶圧倒的な負けず嫌い
❷他人を助けることで自分が成長できると考えている
❸熱しやすく、冷めやすい
面接で「あなたについて紹介してください」と言われれば、
すぐに上の3つを答えました。
自己分析して、説明するコア表現を持っておくと、
いろいろな質問に対して、
ベースに回答することができるようになります。
ステップ2:アピール表現を会社の貢献につなげる
転職面接では、
どのように会社に貢献してくれるのかチェックされます。
会社への貢献を説明する時のポイントは、
自分のアピール表現を入れ込んで、
伝えるのが受かるコツ。
こちらもかめリーマンを例にしてみましょう。
【アピールポイントと会社貢献をリンクさせる】
❶圧倒的な負けず嫌い
→負けず嫌いなので、コミットした結果にとことんこだわります。数字では見えない評価も大切と言いますが、第一優先すべきは数字です。実現するためにすべきことを細分化して、日々の業務を遂行し、見直すようにしています。
❷他人を助けることで自分が成長できると考えている
→数字をコミットしても、自分一人では限界があります。周りのメンバと一緒に同じゴールに向かうことが、目標達成の最短の道と考えます。そのためにはチームメンバの困っていることを積極的にサポートします。
❸熱しやすく、冷めやすい
→正直申し上げると、熱しやすく、冷めやすい性格です。毎日同じ仕事をすることには向いていないと思っています。一方で新規事業戦略の策定や未開拓の市場調査など0から1を立ち上げる、スピードが重要な業務は得意としているところです。
ここでのポイントは
❶数字にこだわる男とアピール
❷会社という組織でもうまくやっていけることをアピール
❸欠点もあるところを正直に話しつつ、それも長所になることをアピール
かめリーマンは、
【コミットできる】、【チームで働ける】の、
2つをアピールしていました。
アピールポイントは人それぞれです。
ぜひ、ステップ1で洗い出したら、
会社に貢献できるストーリと結びつけてください。
ステップ3:事実に基づくエピソードを語る
ステップ1とステップ2に加えて、
もう一つ面接で話さないといけないことがあります。
「あなたが今までに何をしてきたのか」です。
どんなにかっこいい言葉を並べても、
事実と一緒に説明しないと、
面接官は信じてくれません。
今まで働いてきた中での成功経験を、
事実と具体例を持って説明します。
かめリーマンを例です。
御社はスピード感をもって営業活動することで、成長してきた会社だと認識してます。私も前職では営業をやっており、前年比の売上高20%アップに貢献してきました。お客様を訪問した際は、当日中に議事録と次へのアクションアイテムをメールでお客様に送ることで、密な関係を築いてきました。この関係は、御社のサービスのポテンシャルカスタマーにもなるので、入社後すぐに営業活動をスタートさせることができます。
こんな感じです。
実際にやってきた事実と成果を、
リンクさせることがキモ。
やってきた成果だけを話すと、
単なる自慢大会。
印象が悪くなるのでNGです。
以下の点を考慮するようにしてください。
こんな感じです。
企業にどう貢献できるかは、
企業のビジネスモデルが不明だと難しいです。
ここは仮説でいいのです。
熱意を持って話しましょう。
面接官も「何を知ったかぶりしやがって」ではなく、
「自分なりに一生懸命調べてきたんだな」と思ってくれます。
また、ネガティブな理由も少しだけ話すことで、
「こいつは正直者だな」と印象付けることもできます。
「正直申し上げて、上司とうまくいかず、改善できるように最大限の努力をしてきたのですが無理でした。私は社内政治をしたいのでなく、マーケティングの仕事をしたいと思っているのです。これも転職したいと考えた理由の1つです。」
このように、ネガティブな志望理由を言いながら、
ポジティブな志望理由につなげると良いです。
転職のきっかけがネガティブでも構いません。
ただ、面接ではネガティブをポジティブに繋げて、
話すことが重要になってきます。
想定される質問には答えを準備しておく
自己分析が終われば、
あとは想定される質問に対して、
言語化しておきましょう。
以下は面接で必ずと言っていいほど、
聞かれます。
(1)自己紹介をお願いします。
(2)経歴について、簡単に教えてください。
(1)転職を考えたきっかけを教えてください。
(2)今の会社の不満はなんですか
(1)なぜ、弊社が第一志望なんですか
(2)弊社に入社したら、何にチャレンジしたいですか。
(1)今までの成果と工夫したことを教えてください。
(2)弊社で活かせるスキルと経験を教えてください。
(3)自分の強みを教えてください。
(4)自分の短所を教えてください。
(1)何か、聞きたいことありますか
(2)言い残したことはありませんか。
上記の他には、
内定したらいつから働けるだとか、
希望年収はあるか、
土日残業はできるかなど
条件面での質問があります。
こちらは、特に転職エージェントと相談しながら、
回答を準備しましょう。
転職エージェントを使い倒す(企業分析+面接練習)
自己分析をして、想定問答集の準備ができたら、
後は、練習あるのみです。
うまく伝えられるようにするには、
声に出して練習するのがベスト。
面接はとても緊張するので、場数を踏みましょう。
ここは、転職エージェントの模擬面接を利用します。
他人から、しかもプロからの、
フィードバックをもらって改善させると、
面接がうまくいく可能性が高まります。
また、
キャリアアドバイザーは、あなたが志望する企業の情報を収集した上で、模擬面接を実施してくれます。相手の望んでいること、面接官の特徴など、独力では知ることができない貴重な情報をくれます。
転職エージェントをうまく利用するコツは、
エージェントは本当にピンキリです。
超がつくほど親身な人もいれば、とにかくどっかに転職させて、
報酬を得ようとするクズみたいな人もいます。(残念ですが。。これが現実)
そのリスクを減らすためも、複数エージェントをいろいろなエージェントタイプから選ぶことが大切です。
参考にかめリーマンのおすすめ書いておきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
転職がうまくいかない人の傾向をまとめて、
面接でうまくいくためのコツを解説しました。
こんな感じです。
「自分の長所」を冷静に分析して、
あえて自分の短所を絡めながら、
自己アピールすることで転職を成功させる可能性を、
グッとUPさせることができます。