※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

TOEIC/英語勉強

日系企業の給料は安くて終わっているというお話

日系企業の給料は安くて終わっているというお話

 かめリーマン
かめリーマン

・日系企業の給料が安いって本当なの?

・海外の方が給料が高いって一部の国だけでしょ…

・海外で働くにはどうすればいいのかな?

こんな悩みや疑問を解決します。

優秀な大学に入って、

一流企業に入社、30年間お勤め。

ご苦労さまです。

後は、悠々自適な年金生活。

一昔前は、これが勝ち組だったかもしれません。

今では、はっきり言って負け組です。

日本の企業の給料は、世界に比べて安いし、なかなか上がらない。

その上、年金などの負担額は大きくなるばかり。

結論から言うと、

  1. 平均賃金は、OECD加盟国で22位(32カ国中)
  2. 賃金上昇率1.004倍(2000年→2020年)
  3. 給料なんて上がらない「慣れ」がある日本はやばい
  4. アジアのエリートは、日本のエリートより給料が高い
  5. 子供には海外を視野に入れて、キャリアを作るべき

こんな感じです。

データを分析してみると、

日系企業の給料が、いかに上がっておらず、

社畜ジャパンであるか理解できます。

この記事では、そんな現状を解説していきます。


Contents

日系企業の給料は安くて終わっているというお話

日系企業の給料は安くて終わっているというお話

日本は、超高齢化社会。

高齢社会白書によると、

1950年頃は、「12人で1人」の高齢者を支えてました。

2020年には、「2人で1人」を支える時代に突入です。

負担(Give)は増えても、

もらえるモノ(Take)は、何もありません。お先真っ暗。

若者が魅力を感じない国には、未来はありません。

そうなんだけども、

日本にいたらやばいぞ、

海外の方が給料が高いぞ、

よし、日本を脱出しよう!

そんな勇気がある人は、ほとんどいません。

日本の会社で働き続け、

給料は上がらないもんで、

不景気なのは当たり前なんだと、

いつしか、悪い意味で「慣れ」てしまいます。

この「慣れ」をぶっ壊す必要があります。

日本企業の給料は安いし、増えもしない現実を知る

日本企業の給料は安いし、増えもしない現実を知る

日系企業の給料は安い。

本当に給料は、上がっていないのでしょうか?

下記のデータを見てください。

日本と他の国の平均賃金グラフ

(参照:OECD Data

OECDの調査によると、

加盟国の中で日本の年収は、

22位で38,500USドル。

OECDの加盟国平均が、49,200USドルで、それよりも下。

アメリカは69,400USドルで、2倍近い年収です。

給料が高いから裕福か、そうでないかの議論は、

今回は置いておくとして、

給料という面では、間違いなく平均より下という現状なのです。

さらに、ここ20年間で、

給料がどれくらい上がってきたか?

各国の平均賃金の推移

(参照:OECD Data

赤い線が我が国Japan.

ほとんど、横に一直線。

なんと、2,000年から2,020年までに、

給料は1.004倍もUP!

( ̄△ ̄;)エッ ( ̄△ ̄;)エッ

仮に時給1,000円で働いていたら、

1時間に4円増えます。

わーい3時間働けば、うまい棒ゲット!

終わってます。4円アップのために、社内の空気を読んで、

忖度する暇あったら、時代を読めって話ですよ。

一方で年金なんて、

平成元年では8,000円だったのが、令和元年で16,410円。

給料4円UPに対して、負担は8000円増。。。

日本って素敵ですね。うふふ。

ちなみに、お隣の韓国は1.43倍、アメリカは1.25倍、イギリス、ドイツとかで1.2倍。

(*´꒳`*ノノ゙パチパチ

日本は、他の国に比べて、稼げていない。

グローバルに戦えておらず、競争に負けているということです。

アジアのエリートは、すでに日本エリートより稼いでいる

アジアのエリートは、すでに日本エリートより稼いでいる

ここでは、「平均」の話ではなく「中流家庭〜エリート」のに絞ります。

平均にすると、貧富の差が激しい国の給料の値が、

下がってしまい、実態が見えなくなるからです。

ざっくりイメージすると、

東大・京大などの国立大学、早慶上智などの私立に行って、

いわゆる大手の日経企業、トヨタ、富士通、三菱商事などに入社する。

それと、海外(特にアジア)の同様の給料の実態を探ってみます。

例えば、中国の調査会社によると、

エリート層までいきませんが、既婚の家庭で、子供がいると

平均年収が519万円、エリートになるとピンキリですが、

年収平均は1,000万円近くになります。

かめリーマンが働いている、シンガポールでは、

まさに自分が中流家庭なのですが、

年収は約1,500万円。

日本で働いているときは600〜700万円でした。

シンガポールの転職してみたいけどどうすればいいの?|ローカル勤務5年目の経験談と現地採用の給料水準も公開
シンガポール現採5年の経験談と給料水準を公開|【転職する方法付き】 こんな悩みや疑問を解決します。 将来、海外で働いてみたいと思っている20代・30代の方に、 オススメしたいのがシンガポールへ...

しばしば日本では「家庭年収300万円」と言われます。

これは中流よりは下になるのかなと思いますが、

中流家庭で、年収1000万円を超えるイメージはないかなと思います。

私がいた前職は、まさにこの状態でした。

日本の企業で部長級だと800万円くらいでしたが、

海外現地法人@シンガポールでは、1,600万円。

2倍も開きがありました。

日本人は、世界を知らなすぎます。

皆平等教育の弊害と言えると思うのですが、

周りが皆同じ状態だと、「なんかこれ変じゃね?」って思わない。

仮に思ったとして、声を出してみると

大多数の思考を停止した、常識かぶれの集団に、

「え?大丈夫。。頭おかしいんじゃないの。。。」

とウザがられる悲惨な状況です。

日本の教育が変わることを期待します。

海外で働くことを視野に入れて、英語は絶対に勉強しておくべき

海外で働くことを視野に入れて、英語は絶対に勉強しておくべき

論破王のひろゆきさんの話ですが、

優秀な家庭のサラリーマンは、

日本の大手企業で、良いポジションについて、高い給料をもらう。

今から海外に行っても、優秀で英語が話せる海外の人に勝てないから。

でも、10年後の日本を憂いており、

子供にはガチで英語教育をさせている。

子供にさせるべき習いごとは「英語」と「プログラミング」|シンガポールで気づきました
子供にさせるべき習いごとは「英語」と「プログラミング」|シンガポールで気づきました大人になった時に人生の選択肢を増やす、習い事を子供に受けさせるべきだと思います。それは英語とプログラミングです。2つの習い事を通じて、他の科目も学べるし、世界に目を向けられるからです。...

これが、賢い戦略なのかなと思います。

ただ、20〜30代前半であれば、

2〜3年それなりに勉強すれば、

英語は、それなりに仕事で使えるようになります。

今からでも遅くはないです。

【とりあえずやれ】社会人で英語の勉強しないのまじでもったいない理由を解説
【とりあえずやれ】社会人で英語の勉強しないのまじでもったいない理由を解説社会人で英語やらないの、ガチでもったいないです。昇進・昇格も容易になるし、転職時の大幅な年収アップが狙えるから。ゼロベースからでも間に合います。勉強しましょう。...

私の周りで、英語ができる賢い人は、

海外で、高い給料で10年ほど働いて、

お金を一生懸命貯めて、日本に帰国。

日本の田舎でFIRE的に、悠々自適に過ごす。

こんな生活をしている人もいます。

まとめ

いかがでしたか。

日系企業の給料が、安い現実を理解していただけたかと思います。

  1. 平均賃金は、世界的にみて中の下
  2. ここ20年で給料は0.4%しかUPしてない
  3. 海外の中流階級では、年収1000万円も普通
  4. 子供には海外を視野に入れて、英語教育をすべき

物価が安いとか、国が安全とか、

色々と反論すべきところはあると思います。

ただ、理解しなくてはいけないのは、

日本の給料は、ここ20年で全然上がっていません。

海外に比べて、給料平均は中の下のランクです。

こんな日本に、若者は未来を感じるでしょうか。

それなのに、超高齢化社会をどうするだとか、

言ってますが、ズレてます。

若者が魅力ある日本と感じ、

仕事をすれば、結果を出せば、

健全にそれなりの対価がもらえれる。

すると自然に、競争力が生まれ、

日本は豊かになり、給料も上がり、国の税金も増えます。

結果、老人への予算分配が大きくなる。みんなハッピー。

日本の会社で、給料が今の3倍になるって言ったら、ワクワクしませんかね。

【勝ち組になれ】海外で働く日本人は増えます|セミリタイアも余裕です
【勝ち組になれ】海外で働く日本人は増えます|セミリタイアも余裕です海外で働く日本人は、確実に増えていきます。そっちの方が勝ち組になれるから。給料やすい、税金高い、高齢化社会。この状況下で日本だけで生き抜くのは賢いとは言えません。...
ジョブホッパーになるなら外資を狙うべき。年収が100万円UPも可能です
ジョブホッパーになるなら外資を狙うべき。年収が100万円UPも可能ですジョブホッパーになるなら、外資を狙いましょう。年収100万円UPも可能です。転職回数が多いのは、外資では説明の仕方によってはストロングポイントになります。終身雇用の時代は終わりが近づいています。乗り遅れないように、ジョブホップしましょう。...