・転職で成功する人ってどんな人が多いの?
・転職で失敗する人の特徴が知りたい…
・転職をうまく進めるには何をすればいいの?
こんな悩みや疑問を解決します。
転職活動は、人生の中でターニングポイントの1つ。
できるだけ、ベストな選択をして、自分のキャリアを
成功させたいと思うものです。
そのためにも、転職活動で成功する人、失敗する人の違いを
把握して、自分の転職活動に生かすことは大切です。
かめリーマンは、日系、外資企業の両方で、
多くの転職者を部下として受け入れてきました。
転職して成功する人、失敗する人には明確な違いがあったので、
10分でわかる記事にしてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
Contents
転職で成功する人は転職理由が明確になっている
転職をしようと思うきっかけはいろいろ。
実は多くの人がネガティブマインドから転職を始めます。
「上司がマジでウゼェ。。」
「土日もほとんど仕事なんて聞いてないよ。」
「お客のプレッシャーがヤクザダヨ。」
こんな感じです。
人間ですから、ネガティブマインドが転職のきっかけになる。
当たり前です。
メンタルがやられてしまった、鬱直前なら、この理由で転職はOK。
メンタルは最優先すべき事項。さっさと辞めてしまいましょう。
ただ、そうでなければ、
ここに、転職で成功する人と失敗する人の違いが現れます。
企業側の面接する人たちは、百戦錬磨。
ネガティブマインドがメインの理由の、
転職希望者を、瞬時に見抜きます。
うまく言葉で説明したと思っても、深掘りされてボロがでる。
中身のない回答を連発して終了。失敗する人の特徴です。
成功する人は、ネガティブマインドから始まりますが、
以下のような質問に対して、明確に答えることができます。
転職で成功する人は、間違いなく「強い動機」、「熱いモチベーション」、「自分の言葉で語る」といった特徴があります。
転職で成功する人は自己分析がしっかりできている
転職で成功する人は、自分のことをよく理解しています。
なんとなく、プログラミングの仕事がしたい、
なんとなく、今とは違う仕事をしてみたい、
こんな分析の人は、まず転職活動がうまく行きません。
万が一、成功したとしても、転職先で働いて、
すぐに辞めたい、つまらないと言い始めるでしょう。
自己分析する上でのポイントは、
こんな感じです。
自分の強い、弱みを、分析する。
これは、今までの仕事の経験だけではなく、
学生時代のことも入れて、分析すべきです。
勉強、部活、友人関係、バイト、いろいろな経験をしてきたはずで、
そこに必ず、自分の強みや弱みがあります。
多くの人が、ここをさらっとやって、
薄っぺらい面接用のアピールポイントを作りますが、
それではダメです。
とことん、分析してみてください。
その分析過程が濃ければ濃いほど、
面接時にあなたをちゃんと理解してもらえることにつながります。
転職で失敗する人は妥協点が把握できていない
どうせ転職するなら、条件の良いところで働きたい。
誰しもが思うものです。
転職で失敗する人は、その「条件」が曖昧です。
その結果、転職先を探す時に、ダメなところばかりが気になってしまい、
なかなか妥協できない。
結果、応募しなくなり、いつまでも転職できない。
これが典型的な、失敗する人のパターンです。
まずは、希望する条件を書き出しましょう。
例えば、
こんな感じです。
次にすべきは、優先度をつけること。
言い換えると、妥協点を見つける必要があります。
人生は不思議なもので、全ての希望を叶えてくれることって
なかなかありません。
どれかは満たすけど、どれかは満たさない。
そんなもんです。そんな時に、いかにサクッと選択できるか。
グジュグジュ悩んで、進まない。これが一番ダメです。
優先度をつけておいて、上位3つがOKなら、応募しよう。
こんな感じで定量的なルールを、自分の中で確立させるべきです。
かめリーマンであれば、「自分の時間を大切にしたい」が一番、
やりたい仕事に専念したいが二番、
給与は低くても我慢できる、
こんなポリシーがあるので、優先したいのは上から、
こんな感じになります。
曖昧にしないで、妥協点を自分で決めておく、
定量的に条件を設定しておくことが大事です。
転職で失敗する人は、応募企業を絞りすぎている
上記の、妥協点を設定する結果とも言えるのですが、
転職で失敗する人は、応募企業数が圧倒的に少ないです。
特に、いきなり第一志望の会社一本で行く。
これが一番危ないです。
まず、失敗します。
本命の前に、いつくかの会社で面接をして慣れるべき。
面接は、経験がものを言います。
どんなに話すのが得意と思っている人でも、
いきなり、初回の面接で自分の思っていることを、
スラスラ言うのは難しいです。
面接なんで、中学受験、就活でちょこっと経験しただけです。
みんなど素人みたいなもので、練習が必要です。
複数の会社を受けるのは、めんどくさいし、
大変なのはわかりますが、
第一志望の会社があればあるほど、
事前に複数に応募しておく方が無難です。
書類選考で、落とされたら悲惨です。
事前にいくつかの企業に出して、不合格の場合は、職務履歴書などを見直すこともできますよね。一発勝負は危険!。
最初は、うまく行かないもんだと認識して、
事前に練習するためにも、応募企業は複数にしましょう。
そんなの他の会社に失礼だ!
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
第一志望に落ちたら、そこに行くでしょう。
自分の人生だから、自分で決める。
受かっても断ったらダメなんてことはありません。
転職した人の体験談から学ぶ
転職に成功する人、失敗する人の体験談をピックアップして見ました。
何か気づきがあるかもです。ぜひ、参考にしてみてください。
ドビさん初めまして。
私も安定した企業でしたが往復3時間の企業から退職しました。
今は往復3分の企業で勤め、年収も減りましたが、転職してよかったと思っています😌✨— けい@株式投資×節約 (@keisky5) June 16, 2021
このかたは、年収が減っていますが、通勤時間がなんと3時間から3分。
とても満足しているようです。
ご自身の中で、妥協点がきっちりと決まっているからだと思います。
転職を成功させる人は、どこに自分は幸せを感じるのか、
人生における優先度が理解できているのでしょう。
ほぼ毎日18時前に帰り着いて家族みんなで晩御飯👨👩👦👦
そのあとの僕の担当は
食器洗い
子供1人お風呂入れる
洗濯(干すのも)
風呂掃除
掃除機がけ
お米の予約これを22時前に全部終えて
それから1人時間💻転職で年収は少し下がったけど
自分も家族ハッピーで資産運用を考える時間が出来てよかった⌚— ヒロ🌍地方で投資&副業💴 (@liberty_2you) June 17, 2021
地方に転職して、年収が少し下がったのですが、残業はほぼ、ゼロ。
なんと18時前に帰宅。多くの時間を自分に当てられるようになって、
とても満足しています。
余った時間で、投資や副業で減った収入を、
カバーしているのではないでしょうか。
家事もサポートして、円満な生活を送っていることが伺えますね。
他のツイートもそうですが、給料よりもプライベートの充実。
これを重視する人が多い気がします。
社畜人生なんてまっぴらだぜ!って感じでしょうかね。
最近では、ちょっとした副業でお小遣いを月10万稼いだりするのは、比較的、簡単な時代になりましたよ。
こちらは失敗体験。
Yahoo!知恵袋に多数、寄せられていました。
(以下、引用)
2社目であったこともあり失敗したくない思いが強く、ネットの評判であったり面接のときに直接いろいろ確認したのですが、実際入社してみると学べることはたくさんありますが過剰な社内外の接待や強い上下関係などの古い体質、長時間の残業や頻繁な転勤など厳しい環境の職場でした。先輩の社員の多くが何かを犠牲にして仕事をしている感じが否めないです。
(引用終わり)
(出典:Yahoo!知恵袋)
これはまさに「こんなはずじゃなかったのに」という転職失敗の典型例です。
もしかしたら、仕事の内容に関しては、十分に自己分析できていたけど、
社風や、職場環境のリサーチが不足していたのかもですね。
確認すべき事項を確実にリストアップして、
念入りに調査するようにしたいところです。
「ホワイト企業を見つける方法の記事」で、具体的な調査方法を紹介しています。
(プログラマー向けですが、基本的な部分はどこの業種でも一緒です)
(以下、引用)
(要約)
20代半ばで転職をし、現在アラサーですが、興味のあった仕事にチャレンジしなかったことを後悔しています。
プログラマーに興味がありましたが、「プログラマーはきつい」と聞いていたため、挑戦せず、結局事務職に無事転職しました。
しかし、実際に入社してみると、仕事内容は楽過ぎてつまらなく、むしろ仕事がなくて暇でつらいという状況です。1年半ほど経ちましたが状況は変わらず、毎日ただただ時間をムダに過ごしているような気がしてやるせない気持ちでいっぱいです。
(引用終わり)
(出典:Yahoo!知恵袋)
こちらは、「本当にやりたいこと」に挑戦せずに、
後悔しているという失敗体験談。
その時は、「仕事が辛いはしたくない」の気持ちが
「やりたい仕事」より強かったのだと思います。
20代は本人が思っている以上に、やり直しがいくらでもきく年代です。
「やりたい」という自分の気持ちの優先度を上げていいです。
その上での失敗なら、少なくとも後悔はないはずですし、
再度、転職すればいいのです。
まとめ
いかがでしたか、
転職で成功する人、失敗する人の違いを
解説してきました。
端的にまとめると、
- 明確なポジティブな転職理由がある
- 自己分析をきっちりやっている
- 給料 or 残業なし?明確な優先度がある
- 第一志望の前に複数社にトライしている
- なんとなく今の会社が嫌だから転職する
- ざっくり自己分析をやって、面接で薄っぺらい発言になる
- 希望がたくさんあり、高望みばかりしている
- いきなり本命の企業に挑戦する
こんな感じです。
転職する際は、成功している先人の傾向をしっかり把握して、
真似しましょう。
なんでもそうですが、上位者の真似をすることで、
成長できます。
成長なしで、成功はありえません。
また、失敗している人を反面教師として、自分はそうならないように、
気をつけましょう。
転職は、人生において一大イベントの1つです。
じっくり自分を見つめ直し、分析。
いざやるとなったら、
悩まず飛んで、一気に進めてしまいましょう。