・ビジネスレベルの英語ってそもそも何…
・ビジネスで使える英語って何を勉強すればいいの?
・将来は海外駐在できる英語力を身につけたい…
こんな悩みや疑問を解決します。
グローバル化が叫ばれて、早10年。
ビジネスレベルの英語を、
身につけないとなぁ。。。
っていうかァ…「ビジネスレベルの英語」って何?
意外にわかりそうでわからない。
きっと当たり前なんですが、
こうだと思います。
仕事は、人それぞれで違うので、
要求される英語のレベルも違うわけです。
かめリーマンは、前職で海外20ヶ国を出張、
今は海外のグローバル企業で働いています。
日本人は部署に一人。
ほとんど英語しか使っていません。
その経験から、ビジネスレベルの英語には大きく分けて、
4段階の基準があると気付きました。
結論から言うと、
こんな感じです。
大手日系企業で行う、
実際の業務の観点で、
4つに分けてみました。
それぞれのレベル用の勉強法も、
紹介しますので、参考にしてみてください。
Contents
海外リーマンの経験上、ビジネスレベルの英語は4段階あります
ビジネスレベルの英語って何かというと、
実は、はっきりした定義はありません。
ここでは、
と定義します。
”ビジネス”で使うことができる”レベル”の”英語”で、
ビジネスレベルの英語ということですね。
よって、仕事の内容だったり、
英語を使用する方法(メール、資料作成、会議など)で、
ビジネスレベルの英語は、変わってくるわけです。
例えば、
こんな感じです。
求められるビジネスレベルの英語が、
違うのは容易に、想像がつきます。
ここでは、ビジネスレベルの英語を、
実際の業務を踏まえて、4段階に分けてみました。
レベル3、4になると、転職でもかなり有利になります。
英語ができると、年収が1000万円以上の人が多い、
なんてデータもあるくらいです。
英語の勉強するなら、このレベルまで目指しちゃいましょう。
ビジネスレベルの英語の基準|4つのレベルを知る
それでは各レベルを、解説していきます。
レベル1:英語でメールをしたり、電話会議に参加したりする
海外の仕事に関わるときに、
最初に経験するのが、英語でメール。
上司からこんな指示を受けます、
「シンガポールの現法にこの資料送付しといて〜」
「各現地法人に今月の予算テンプレート送付して、記入してもらって」
「ベトナムと電話会議するから日程調整してくれる」
難しい業務ではないですが、
遂行するには、英語でメールを書いて調整。
誰しもが、最初に突破しなくてはいけないレベル。
ここでは、ビジネスメールの英語の定型文を勉強しましょう。
暗記する必要はないですが、
「期限までに返信してもらうようにリマインダ送るときって、どう書き出すっけ?」とか
「明日までに対応してほしい、急なお願いをするときの頼み方は?」など、
あとは仕事を通じて、数をこなせば、
自然と覚えるようになります。
おすすめ教材
働き方が変わり、最近はメールだけでなく、
チャット(LINE/WhatsApp)で、
サクサクとやり取りすることもめちゃ多いです。
上記の本は、そんなチャットでの表現も記載されているので
一石二鳥の優良バイブルです。
次に「うっ!ちょっとやりたくない。。」とくるのが、
会議でのちょっとしたファシリテーション。
最初の導入や終了部分で、話す感じ。
ちょっと緊張しますよね。
「では、会議を始めます。目的は先日お送りした、新しいクラウドサービスの営業資料についての説明です。何か質問あれば、いつでもお願いします」
「今日は、ありがとうございました。議事メモをあとで送るので確認してね。内容が違ったら修正して返信してくださいね」
表現自体は難しくないのですが、以外に声に出せなく、
うっ!とフリーズしてしまうことが多いです。
勉強法としては、
何も考えずに、歯を磨けるのと同じレベルに持っていきましょう。
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これは多くの方が、お世話になっているのではないでしょうか。
スピーキングを勉強する際の、
王道中の王道の勉強法。
簡単なフレーズさえ、
意外にぱっと出てこないことに、
気付かされますよ。
レベル2:現地(海外)の状況を把握して報告する
日系企業の海外業務で多いのが、
現地(各現地法人)の情報収集です。
特に、日系企業だと、
予算管理、在庫管理が多いですかね。
今月の受注、売上、利益、来月の見込み、
1Q、1Hの見込みとリカバリープラン、
などを収集して、本社の管理部や上司に報告する。
メールで依頼できるだけでなく、
こんなスキルが求められます。
その場で臨機応変に、対応する必要はないですが、
相手の英会話の内容が理解できて、
疑問点を発言して明らかにして、
簡単な資料作成ができる。
一人前になるために、最低限必要なことが、
英語でできるレベルって感じですかね。
レベル2では、リスニング力を、
大幅にパワーアップさせる必要があります。
予算など、「数字」が絡んでくると、
ちょっとした聞き漏れが、
あとで大きな影響を与えることも。
それを防ぐためにも、まずは、
リエゾン、リンキング、フラッピングの勉強をしましょう。
英語は単語1つ1つを、発音しないことが多く、
単語と単語をくっつけたり、省略したりします。
日本語の方言まではいきませんが、
ネイティブの人たちが使う、独特の表現があるのです。
聞き取れましたか?
こういった言い回しに慣れておかないと、
電話会議などで、本題を確認する前に、
この言い回しが聞き取れず、パニクり、数字を聞き間違える。
ましては、何も理解できないなんてことも。
リエゾン、リンキング、フラッピングは、
パターンが決まっています。
何度も発音しながら、さっさと覚えてしまいましょう。
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リエゾンなどの言い回しを覚えたら、
あとは、業務で使う専門用語を、
覚えていきましょう。
レベル3:資料・提案書を英語で作成して説明する
レベル3になると、実際にお客との絡みが出てくるフェーズ。
「資料の作成」+「説明」です。
ここまでくると、
あなたに対する現地法人や、
ローカルの評価は一気に高まります。
日系企業によくありがちな、
上から目線で、
管理だけするハイエナ社員ではなく、
現地の人達の、大きな戦力になっているから。
英語でビジネスするなら、
このレベルまではいきたいですね。
ここでは、英語でのプレゼンの仕方の、
フレームワークを持っておくことが大事です。
毎回、その場の思いつきで、
資料を作って、プレゼンするのは、
成功したり、しなかったりブレが大きいです。
フレームワークを持っておいて、
お客によって、ちょっとだけ、
フレームワークに独自アイデアを付加する。
このスタンスを持てることが、大切です。
自分のバイブルとなる本を、
1冊見つけたら、とことん読み込んで、
実際の業務に少しづつ取り込んでみましょう。
ここはとにかく経験です。
現地の人に、レビューをしてもらいましょう。
この繰り返しで、
実務に使えるビジネスレベルに、
近づいていきます。
あとは、英会話力を鍛え続けていきましょう。
なかなか、実践する機会がなく、
スピーキングに自信のない人は、3〜6ヶ月くらい集中して、
オンライン英会話をやればOK。
英語で仕事をする醍醐味は、
やはり海外の猛者どもと、英語で議論、ネゴすること。
そんなビジネスマンってかっこいいですよね。(単純… ( ̄∇+ ̄)vキラーン)
レベル4:客とネゴして商談を進める
最後のレベル4です。
客とネゴシエーションをしながら、商談を進める。
英語であなたの思いや考えを、
きっちり伝える能力と、
相手の言っていることを完璧に理解する、
総合力が必要です。
このレベルになると、
ここまでいけばオッケーみたいなことはなく、
日々の勉強を継続するだけです。
お勧めしたい勉強法は、
1つの映画を最低100回みる。
一人のアクターの発言を完コピするです。
映画1つといえど、とんでもない数の単語が使われており、
2時間ずっと聞く集中力が求められます。
さらに、自分で大好きなアクターを完コピすることで、
いろいろな表現を覚えたり、
発音がよくなってきます。
100回聞くだけでも、
ものすごり労力が入りますが、
こういった訓練で、
さらなる高みに行くことができます。
ここまでくれば、
どこのグローバル企業でも働ける、
ビジネスレベルの英語を身につけているでしょう。
どれくらい勉強すればいいの?
上記のビジネスレベル4になるには、
3000〜3500時間くらいと言われています。
日本人は中学、高校で英語を学びます。
これがだいたい800〜1000時間。
残りの2500時間くらいを、
社会人になってから、勉強する必要があります。
毎日3時間、英語を勉強するとして、
833日(約2.4年)かかります。
社会人になって2.5年ほど、
毎日3時間勉強して、
やっとベジネスレベルの、
英語に到達できるということ。
かなり大変です。
長い、なが〜〜い道のりです。
しかし、巷には、
「3ヶ月で英語がペラペラ」、
「聞き流すだけでリスニングが完璧に」とか、
どんでもなく素晴らしい教材があります。
はい、そんなの嘘ですから。。。
かめリーマンは、
英語の勉強の効率が悪かったせいもあり、
5年くらいかかっています。
とにかく毎日コツコツ。
10分でもいいから、単語を眺める。
継続が全てです。
時間がかかるものだと認識して、
半年、1年で諦めることなく、継続して勉強しましょう。
英語はやれば必ずできるようになります。
今からやるならスタディサプリ一択
英語の勉強を、これからやる。
中途半端だったから、今回こそはガチでやる。
そんな人には、
絶対にスタディサプリがおすすめ。
詳細は別記事に譲りますが、
超効率的に勉強できる。
スキマ時間に勉強できる。
モバイルだけで勉強できる。
忙しい、社会人には完璧なツールです。
TOEICのスコアを上げて、昇進・昇格条件をクリアするのはもちろん、
将来は、現地法人でアメリカ・シンガポールで働くんだ。
いずれは、海外の会社で働いて、移住するんだ。
そんな人にとって、絶対に必要な力、
スピーキング力の基礎もつけられます。
スタディサプリだけを、1年間やれば、かなりの力をつけることができます。
まとめ
いかがでしたか?
ビジネスレベルの英語ってどんなものかイメージがついたでしょうか。
業務に沿って、4つの基準を解説してみました。
あなたが担うロールで、
必要なビジネスレベルの英語は変わってきます。
ただ、がむしゃらにやるのではなく、
自分の業務に生かせるように目的を持って、勉強しましょう。
英語でビジネスができるようになると、
あなたの未来が無限に広がります。楽しんで勉強してくださいね。