・国際バカロレアの仕組みがよくわかんない…
・どれくらいのスコアで大学入試で有利になるのかな?
・どうやったらIBを取れるのかな?
こんな悩みや疑問を解決します。
国際バカロレア、通称IB。
子供の英語教育を、考えたことがある人なら、
一度は聞いたことがあるかも。
結論から言うと、
息子が、シンガポールのインターに、
通っていますが、カリキュラムがIB。
少しネットで調べたけど、
よくわからなかったので、
カメリーマンなりに、簡潔にまとめてみました。
Contents
【10分でわかる】ざっくり国際バカロレア(IB)を理解しよう
国際バカロレアって何?
感覚を掴むのにベストなのが、
「International Baccalaureate」のYoutube鑑賞。
これだけは、最初に見ておきましょう。
個人的には、国際バカロレアって聞かれたら、
ここに出てくる、若い兄ちゃんが、
言っていることに、集約されると思っていて、
You’re not only taught the subject, you’re not taught Chemistry, Physics, English, you’re also really taught to be a better person.
(化学、体育、英語を教わるってのもあるけど、より良い人になるための教育なんだよ)
日本の教育の多くが、
国語、数学、理科、社会を、
漠然と、当たり前にやるって感じ。
良い成績とれば、良い大学、一流企業にいける。
そんな流れですが、
IBは、社会生活で強く逞しく生きていく、
そのための工夫された、いろいろな科目がある。
うまく言えませんが、順序が逆って感じです。
ホームページを読んでみると、
IBのミッションは、
となっています。
目指すべき、学習者像として、
10の目標を設定しています。
授業は、小学生時期は、楽しい感じですが、
高校生時期になると、非常にタフなものです。
クリティカルシンキング、ディスカッションを基盤として、
自分に最適なスキル・キャリアを見つけるプログラムです。
もう少し、詳しく知りたい人は、
以下の本がおすすめ。
わかりやすい言葉で、体系的に説明されていてグッドです。
国際バカロレアはどんなプログラム
もう少し、IBのプログラムがどんなものか
探ってみましょう。
(参照:文部科学省 IB教育推進コンソーシアム)
こんな感じです。
詳細は、こちらのドキュメントに譲りますが、
ざっくり言うなら、
PYPとMYPは、色々な言語で提供されています。
DP、国際バカロレア資格の試験は、
原則として、英語、フランス語、スペイン語のみ。
このプログラムを通じて、
卒業生は、世界中のどこに行っても、
活躍できる人材になる。
個人的には思うのは、
このプログラムをやりきれば、
自分を見つめる力がつき、
自分が光るスキルや道を見つけることができ、
生きていく上で、超大事な、自尊心を高く維持できる。
これが、最大のメリットかなと。
出る杭を、ガンガン伸ばしてくれる感じ。
世界中の大学への道を開いてくれるのが国際バカロレア資格
ディプロマ・プログラム(DP)の、
最終試験である、国際バカロレア資格について、
概要を説明します。(細かい例外は除きます。HPなどで確認ください。)
【グループ1】:言語と文学(母語)
→母国語に関して深い知識を習得
【グループ2】:言語習得(外国語)
→母国語以外の言語を学ぶ。世界で活躍できるレベルに
【グループ3】:個人と社会
→ビジネス、経済、IT、心理学など科目は多岐にわたります。
【グループ4】:サイエンス
→生物・化学・理科とよく聞く名前から、コンピュータ科学、デザインテクノロジー、環境システムと社会など、現代に合わせた科目があります。
【グループ5】:数学
→AnalysisとApplicationの二つがあります。
【グループ6】:芸術
→音楽、美術、ダンスとか。
上記は、7点が最高点になります。(満点は7X6科目=42点)
【科目1】:課題論文(Extended Essay)
→6グループで学んだ内容に関連した、研究分野について、個人でテーマを設定。
→4000語程度の論文にまとめる
【科目2】:知識の理論(Theory of Knowledge)
→知識の本質について考えるという、むずいお話。
→知識をどう習得し、どう使うのか。他人との違いを自覚できるようにしていきます。
【科目3】:創造性・活動・奉仕(Creativity・Activity・Service)
→様々な活動(芸術的・肉体的)を、無報酬で自発的に体験するプログラム
上記は1科目1点を獲得。
トータル42点(グループ科目)+3点(必須科目)、
45点満点の資格試験になります。
この点数の良し悪しで、行ける大学がある程度決まります。
例えば、40点くらいだと、アメリカでは、
ハーバード大学とかで、40点くらい。
40点以上あると、世界中の有名な大学に
入学できる可能性が、グッと高くなる感じでした。
海外の他の大学を調べたい方は、こちらでみることができます。
IBの資格で入学可能な、日本の大学は、
こんな感じです。
他の入学可能な大学も知りたい方は、こちらから見れます。
国際バカロレア資格を導入した大学は、
だいぶ増えてきた気がします。
どこでIBは学ぶことができるのか?
国際バカロレアのカリキュラムは
どこの学校で、学ぶことができるのでしょうか。
それは、国際バカロレア認定されている学校です。
だから、どこだよ。w(゚Д゚w)コラァ! コラ━Uー̀Дー́U━ッ❢.
世界中にいっぱいあるんです。
日本だと、こんな感じ。
他にも全国にけっこうあるので、
このホームページで確認してみてください。
IB資格について、ツイートをチェックしてみた
ツイートで、
気になるIB資格について、拾ってみました。
日本、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどの大学に書類選考でアプローチできるなんて信じられない。。。でも本当の話
それが世界の大学への切符を手にすることができる『国際バカロレア(IB) 資格』
高校最後の2年間はすご〜く勉強させられるけど、自分の弱みと向き合える絶好のチャンス
🍀🍁— Eriko@海外教育ラボ「日本のインター編入6歳の壁を越えて各家族のニーズに合わせた海外教育プラン」 (@kaigaikyoiku) June 5, 2020
大学の対象が、
日本だけでなく、世界になるのは、魅力的です。
インター卒でIB資格持ってるから、卒業証明と論文書くだけで殆どの大学入れた自分からすると、大学のセンター試験って遠い世界だな感じ…
そもそもインター生はセンター試験を受ける基準から外れちゃってるから、受ける資格ないし…
— ゆうゆら (@yughje3acfced) January 15, 2022
センター試験受けなくてもOKってのも魅力。
IBの授業は、そもそも科目がセンターと合致していないですからね。
国際バカロレア
私もIB資格取得しましたけど、あれお金かかるんですよね
教育の質としてはとても良いものだと思います
公立校でやれるのが良いと思うんですけどひと握り(私は公立校です)
500に増やすって、現実とあまりに離れてないかな— 考えていたい女子大生 (@ingaouhouyuruse) July 31, 2021
学費が高いのは、事実だと思います。
息子は、シンガポールのインターで、
月に20万円くらい払っています。。。
▽Д▽)ノ金をくれ!! …
まとめ
いかがでしたか、
国際バカロレアについて、
ざっくりとまとめてみました。
- 異文化理解と尊重を育む教育を通じて、世界に羽ばたく若者を育てる
- 海外・日本問わず、主要な大学入試にIB資格(45満点)は採用
- IB資格、いわゆるDPの期間はかなり勉強は大変
- 将来、日本だけでなく世界中で生活できる素養がつく
詳細は、公式ホームページにお任せするとして、
ざっくり理解することができたと思います。
これからは、日本は衰退の一途かなと、
個人的に思っており、子供が日本以外でも、
トライできる可能性を持たせたいなと思い、
IB認定のインターに通わせています。
まだ、9歳で試験もなく、遊んでいるって感覚でしょう。
ディプロマ・プログラムになったら大変だよw