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転職/フリーランス

海外に関わる仕事で有利になるTOEICスコアを転職サイトで調べてみた

海外に関わる仕事で有利になるTOEICスコアを転職サイトで調べてみた

・海外に関わる仕事がしてみたいけど、TOEICのスコアはどれくらいがいいの

・転職でTOEICのスコアって重要なの?

・海外で働くためにしておくべき英語の勉強法が知りたい。

こんな悩みや疑問を解決します。

最近は海外出張したい、駐在員になりたいとグローバルでの仕事に人気が出てきています。そして、転職する理由に海外で働きたいからという若者も増えてきています。

でも、英語の力がどれくらいあれば、転職できるのでしょうか。転職の際にどれくらいのTOEICスコアを持っているべきなのでしょうか?

カメのこうらは、転職を数回して、現在はアジアの海外企業で働いています。TOEICのスコアは面接時に聞かれた経験があり、みなさんの不安がよくわかります。

そういった悩みを解決できる記事になっています。

この記事では以下のことを解説します。

✅転職時に海外に関する業務で要求されるTOEICスコア

✅転職の面接時によく聞かれる英語に関する質問

✅転職活動を有利にするために事前にしておくべき英語の勉強法

この記事を読むことで、転職活動を有利に進められますし、海外で働くための英語の勉強方法もわかりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

Contents

業種別・業務別の期待するTOEICスコア

仕事別TOEICスコア
  1. 営業サポート(メーカー):700点
  2. コンサルタント(IT系):800点
  3. コンサルタント(人材系):650点
  4. 商社(貿易・輸出業務関連):850点
  5. 英会話スクール(講師でなくマネージャ):750点
  6. 英会話スクール(保護者と講師のつなぎ役):600点
  7. TOEFL/IELTSの講師:980点
  8. 某大手IT/メーカ企業(海外広報):850点
  9. 某大手化学:700点
  10. 某大手自動車(法務・知財:):500点+やる気重視
  11. 特許事務所(一般):600点〜720点
  12. 特許事務所(技術翻訳):900点

カメのこうらが、調べていた時は業種に問わず営業系サポート、海外輸出、貿易系の業務を担当する部署の求人が多かったです。

TOEICを要求するスコアは、700点〜800点を要求するところが多かったです。

また、カメのこうらが実際に働いていた国産超大手IT企業(パソコン買おうと思えば必ず一度は見る)では、社員全員にTOEIC600点以上を推奨しており、マネージャに昇格する条件として、TOEIC600点を必須としていました。

また、海外部門では720点、海外現地法人に出向する場合はAPAC圏内:730点、欧米:800点を目安として対象者を選別しているようでした。

800点以上あれば、転職活動で有利に事を運べると思って間違いありません。

大学生や若手社員の方で将来、海外で働きたいと言う方は、最初に600点を目指して、次に730点突破を目指すのが良いと思います。

600点であれば、3ヶ月もあれば十分かと思います。TOEICの勉強の仕方は、こちらにまとめました。

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転職面接を有利に進めよう!よく聞かれる英語に関する質問

海外に関係する仕事を何となくしたいなぁと思って、転職サイトをうろついていた時に企業数社と面接を実施しました。

当時はカメのこうらのTOEICのスコアは840点で、まぁまぁ高い方だったので、英語を使った各現地法人のサポートを日本からする仕事の求人をピックアップ。

こちらが、面接の際に聞かれた英語に関する質問です。

✅英語で資料作成できる?

✅英語でメール書いたりした経験は?

✅電話会議で英語で話せる?

✅海外出張の経験はある?どこの国?

✅海外駐在経験はある?

✅英語の勉強はどれくらいしているの?

まぁ、どれもありきたりの質問ですね。特に資料作成やビジネスメールを、英語で対応する能力に関しては、ほとんどの企業面接で聞かれました

実際のビジネス商談では、スピーキングやリスニング、コミニュケーション能力が大事なのですが、日本企業の場合、各国の現地法人の営業サポートと言う色が強いため、英語での資料作成が多くなるからでしょう。

TOEICのスコアが800点を超えていることは、面接の際に強いアピールポイントになってました。

「845点かぁ、それなら海外でも全然行けるねぇ」、「845点もあれば英語でメールなんで簡単にできるよね」など言われました。

(TOEICのスコアがあれば必ずしもそうとは限りませんが笑)

やはり転職する際に、TOEICのスコアは高いと有利になると感じました。

ちなみに、上記のような質問の回答に嘘をつくのは厳禁です。英語で資料を作成したことがないのに、作成できますなど言ってしまうと、その企業に入った後に、困ることになるでしょう。

もちろん、できませんと言うだけでは、面接を有利に進められません。そこでちょっとしたコツなのですが、作成経験はないけど努力はしているということを伝ましょう。

 カメのこうら
カメのこうら
はい、英語での資料を実際に作成した経験はありませんが、生の英語に触れて語彙力を増やしています。例えば、Twitterでのつぶやきを英語にして、ネイティブのフォロワーにレビューをしてもらったりしています。

 人事ロボぞう
人事ロボぞう
それは、いいですねー。ネイティブのいい周りが勉強できますネ

他にも、ブログを英語で書いているだとか、オンライン英会話を毎日受講しているなど、英語のスキルアップのために、努力していることをアピールしてくださいね。

そういった努力は人事に、とても好印象を与えます。ここはえげつなく、面接を有利に運ぶことを考えて、英語の勉強をしちゃいましょう。

海外に関係する仕事のためにやっておくべき勉強

TOEICも大事ですが、最後にカメのこうらが海外で働く前に、「勉強しておけばもっと楽だったのに」と思う勉強項目を簡単に紹介します。

転職活動を有利にすることはもちろん大切ですが、あなたが転職先で、しっかりと海外に関わる業務ができるように能力強化することも大切ですよね。

とにかく簡単な英語をアウトプットする。

初めて海外出張行った時に、自分の言いたいことが、全然口から出てこなかったです。皆さんは、例えば以下のような簡単な日本語、瞬時に英語にできますか。

「明日の会議ってどこでやるの?」

「明日の会議って誰が参加するの?」

「この資料の3ページ目のレビューをお願いできる?」

「この資料添付してメールで〇〇さんに送ってくれる?」

「明日は朝9時にホテルのロビーに集合しよう」

「タクシーを呼んでくれますか?」

私は数秒間、ん?と考えてからでないと、英語にできず苦労しました。難しい英文法や言い回しを覚える前に、基本コミニュケーションのストックを持つことを最優先したほうが良いです。

苦手な人は、超有名な週間英作文トレーニングシリーズを一気にやってしまいましょう。

 

ビジネスメールの定型文を覚えておく

仕事でメールを書かない日ってほとんどないですよね。日本語ではもちろん当たり前に書いている表現が、英語でかけずインターネットで調べて、気づいたらメール1通書くのに10分かかってしまうなんてことも。10通で1時間40分ですからね。。大変です。

次のビジネスメール定型文どれくらい知っていますか。表現の仕方はいろいろありますので1つのサンプルとお考え下さい。

「いつもお世話になっております」

Thank you for your continued support

「お元気ですか」

I hope you are doing well

「お返事いただけますか」

I would appreciate it if you could reply to me.

「お願いしたいことがあるんだけど」

There’s something I’d like to ask you

Could you do me a favor?

「万障お繰り合わせの上、ご出席ください」(若者は使わない?笑)

This is our honour to have your presence at the meeting.

ビジネス表現メールは、1冊バイブルとなる本を持っておき、都度調べるようにしましょう。自然と覚えるようになります。

 

リエゾンに慣れておく

最後にリエゾンです。これは本当に知らないと、仕事でコミニュケーションできません。

例えば、これ聞き取れますか


 

what are you looking at ? (何見てるの?)

絶対に「ワット、アー ユー ルッキング アット」と聞こえないですよね。

こうやって単語と単語をぐしゃっと潰して、話すのをリエゾンと言います。このリエゾンのパターンを知らないとネイティブの英語はまず聞き取れません。

TOEICの試験でもほぼ出てこないので、こればかりかは別の勉強が必要です。

詳しくは海外で働きたい若手社員が乗り越えるべき英語の苦労〜リエゾン編〜にまとめました。

リエゾンを知って英語聞き取れないを克服しよう|海外で働くなら必須です
リエゾンを知って英語聞き取れないを克服しよう|海外で働くなら必須です英語ではリエゾンというルールを知らないと、いつまも聞き取ることができない、単語や文章があります。覚えてしまうことで、聞き取れるだけでなく、英語の勉強効率も2倍、3倍になります。...

リエゾンはパターンを覚えるのが手っ取り早いので、パターンをまとめてある参考書を購入して何度も聞きましょう。有名なのは「ハイディの法則77」です。リエゾンのパターンを77にまとめてありネイティブ英語になれるために最初に勉強するにはうってつけの参考書です。

 

海外に関する転職案件の情報収集をしよう

海外で将来働きたいと思っている人は、今のうちにいろいろな海外案件の情報を収集しておきましょう。

カメのこうらは何個か転職サイトを使って調査しましたが、その中でもdodaが情報を豊富に持っていました。

dodaは海外に関する仕事を検索できる専用ページもあり、特にアジア圏での求人情報を多く見ることができます。

海外に関する転職案件の情報収集をしよう

Dodaでの海外転職成功の秘訣は、サイトに公開されない求人にあった。

Dodaに限らず、ネットで調べれば海外案件を紹介してくれる大手サイトはありますので、調べてみると良いと思います。

大切なのは、いざ、「海外で働きたい!」と思っても、すぐには働けないということを知っておき、事前に情報収集して具体的なプランを立てることです。

まとめ

海外に関わる仕事がしたい、海外駐在してみたいという方は、ぜひ転職サイトで調べてみてください。たくさんの求人があり、期待するTOECIスコアも書いてあります。

まずは600点が最低ラインで徐々に730点、820点とスコアアップを目指し、有利に転職活動を進められる準備をしておきましょう。

面接の時に、TOEICで高スコアを持っていると必ず有利になります。でも、それだけでなく簡単な英語でアウトプットできる、ビジネスメールが書ける、ネイティブの発音が聞き取れる能力があると、さらに面接で好印象を与えることができますよ。

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