・社会人になって時間がないけど英語の効率的な勉強法ってないの…
・英語の勉強しておくと将来役に立つの?、給料上がるの?
・海外駐在したいけどどれくらい勉強すれば良いの?
こんな悩みや疑問を解決します。
グローバル化、インターネットの普及に伴い、ビジネスは国境なき時代に突入。
仕事において、英語を使う機会はますます増えています。
「英語は必要とわかってはいるけど、時間が取れないよ」という方が多いのではないでしょうか。
かめリーマンは、英語を勉強するぞと思うたびに、新しい参考書を購入しては、挫折の繰り返しました。
その困難をなんとか乗りこえ、今では海外のローカル企業で働いて7年目に入ります。
今では英語しか使っていません。
ここまでいたるに、かなりの時間を英語の勉強に費やしました。
その経験をベースに、忙しい社会人でも英語を効率的に勉強する方法を、徹底解説をしました。
この記事では以下のことがわかります。
社会人で本当に使える英語の勉強法
TOEICで800点をまずは取る必要性
ビジネスで使える英語に変換する勉強法
世界のどこに行っても通用する英語力の身につけ方
3ヶ月で英語がペラペラなんて嘘っぱちの説明はしません。それなりの時間の確保は必要です。
そしてかなり詳しく勉強法を書いてあります。
かなり細かいレベルで書いてあるので、やる気のある人だけ読んでもらえればと思います。
Contents
【社会人の英語の勉強ロードマップ】:海外リーマン7年の末に見えてきたもの…
英語を勉強する理由は様々だと思います。
社会人にとって、英語を勉強する理由はなんでしょうか。
この質問に答えられない人は、英語の勉強で失敗する可能性が高いです。
勉強をする前にあなたが英語を学ぶ「目的」を明確にしましょう。
目的なき勉強は、続かないことが大半です。
目的が曖昧だって人は、下記を参考に具体的に(何を・いつまでに・どうする)してくださいね。
英語を学ぶべき理由
・日本で英語ができる人はまだ少ない
・日本のマーケットは縮小傾向
・伸びシロは海外市場にあり
・昇進する可能性が高くなる
・年収が上がりやすくなる
・転職しやすくなる「周りがやっているから」だと勉強は続きません。メリットを明確にすればモチベーションを保てます。
— Shine (@Lazy_Kaishine) April 26, 2020
このツイートがとても的確に表していると思います。
昇格要件にTOEICのスコアがある
海外事業開拓をしている部署に行きたい
将来、海外駐在員として選ばれたい
転職時に有利に働く
海外旅行に行く時に英語で話したい
他にもあるかもしれませんが、こういった理由がメインだと思います。
昇格して給料が上げたい、海外を駆け回るビジネスマンになりたい、駐在員として現地をサポートしたいなど、
英語を勉強することで、人生をより充実してくれる面があるからでしょう。
また、転職活動する際に有利にもなります。
英語ができると転職活動の対象を外資も含めることができ、給料が大幅に上がるなんてこともあります。
グローバル化がますます進み、海外の企業が競合になったり、プロジェクトの一部を外資に頼むなど、日本の外側の世界と関わることが増えています。
今もなお、企業からすれば英語ができる人材は貴重です。
そして英語ができる人材は不足しています。
これだけは、海外で7年目になって強く感じることです。
英語を勉強する目的を設定しましょう。
社会人の英語の勉強法は”量と質”に時間軸を追加する
英語の勉強は”量”と”質”の両方が大事と言う話は、聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
何をするにも、この理論は通じると思います。
1日だけ18時間英単語を勉強しても、明日に英語がペラペラにはならない。
アルファベットもまともに書けないのに、難解な英文法の参考書を毎日15分読んでも、英語はいつまでたっても上達しない。
量と質は大事だけど、やみくもにやっては効果が激減です。大切なのはそこに時間軸を加えること。
「やる順番」をしっかり考えることが大切です。
基礎は圧倒的な量を短時間でこなし、得た基礎知識をアウトプットしながら高品質に変えていく。
これを段階的に進めることが大切です。
わかりづらいと思うので、具体的な例を出して説明します。
例えば、あなたは入社1年目の新入社員です。課長になるにはTOEIC800点以上が必要です。
今のうちに勉強をしておこうと考えます。
しかし、理系で大学時代はほとんど英語の勉強をしておらず、TOEICのスコアは350点。
あなたは「3ヶ月でTOEICで800点を取る方法」と書かれた参考書を購入。
「単語が全く知らん、outlay、fabricate、residency。。。」
3日立たずに、本棚にてご愁傷様。
いきなり質を求めた失敗例です。
英語の勉強を始める最初の1週間にいきなり高品質(この場合はTOEIC800点)を求めては、まず英語の力は伸びません。
本に書いてある内容がわからないからです。
英語の勉強は質からではなく量から始めましょう。一緒にやるのはオススメしません。
人間は、本来マルチタスクができない生き物だからです。1点集中の繰り返しがベスト。
量をこなすと、あなたの知識ベースが上がり、少し質の高い知識を理解する権利を手に入れます。
少し質の高い知識を理解することで、次にすべき「量」の勉強法が見えてくるのです。
社会人の勉強法:英語力アップのロードマップ
上の図を見てください。
これが社会人が英語の勉強をするときに頭に入れておいて欲しいロードマップです。
各ステップについての説明をじっくり読んで、実行するだけで十分です。
ポイントは「社内での評価も得られながら、本当に使える英語を習得する」です。
スコアだけ高くて英語が話せない、英語でコミニュケーションできているようだけど、文法がめちゃくちゃ。
こんな状態は避けるようにしましょう。あとで仕事上で後悔することが多いからです。
ステップ1:社内評価を上げるTOEIC800点
社会人が英語を勉強する上で、最も重要なこと。
それは評価につながることです。
「勉強頑張ってます!」といくら口で言ってアピールしても、誰も振り向いてくれません。
目に見える成果を提示する必要があります。
そこで、最初のステップとしてはTOEIC800点を目指しましょう。
多くの企業では海外で働く条件として、TOEIC600点〜800点を推奨しています。
ソフトバンクでは800点取ると30万円、900点を取るとなんと100万円!もらえるそうです。
TOEICに価値を見出していなければ、企業はお金なんて払いません。
日本では今なおTOEICはビジネス英語力を図る、もっとも重要な指標です。
かめリーマンの経験上、800点あればどこの企業でも評価されますし、アジア圏であればどこでも働く素養があると断言できます。
またTOEICで800点あると、次のステップ「実際に仕事で使える基礎英語力」の土台を作ることになるので一石二鳥です。
TOEIC800点を最も効率よく達成するのに必要な参考書は3冊。
1冊目:【英単語】出る単特急 金のフレーズ
2冊目:【英文法】TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
3冊目:公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
参考書をやみくもに手を出すのはやめましょう。多くの人に愛されている良質な参考書をきっちり勉強すればTOEIC800点は取ることができます。
この3冊で十分です。
勉強法は以下を参考にしてください。
超短縮勉強法:超丸暗記!!Part3,Part4だけ
TOEIC800点を目指すには何問正解すれば良いのでしょうか。
だいだい200問中、170問くらいと言われています。
それぞれのPartの問題数を見てみると
Part1: 6問
Part2: 25問
Part3: 39問
Part4: 30問
Part5: 30問
Part6: 16問
Part7: 54問
超短時間でスコアをアップさせるにはしっかりと戦略を立てるべきです。
一番問題数が多いのは、リスニングパートではPart3の39問、リーディングパートではPart7の54問。
だからPart3,Part7を徹底的に勉強する。
これでもいいのですが、より効率的に勉強するなら、Part3とPart4だけ丸暗記です。
Part3,4の英文とPart7の英文は内容が似ているからです。
リスニングパートの最難関のPart4を勉強することでPart1,2のリスニングをカバーできるし、Part7のリーディングも対応できるようになるのです。
また、テストを受けた人はわかると思いますが、TOEICは時間が足りない試験でもあり、Part7の最後までたどり着かない人が多いです。
点数を稼ぐなら、リスニングです。こちらは時間が足りなくなることはないので、聞き取ることだけに注力すれば良いのです。
ここは思い切って、Part3,4のみを徹底的に勉強します。
勉強方は、公式TOEIC Listening & Reading 問題集のPart3,4を以下の順番で進めてください。
リスニング
聞き取れない単語の洗い出し
正しい発音インプット
シャドーイング
全文丸暗記は大変ですが、ここは気合を入れて頑張ります。そのあとは一気に楽になってくるので、ここだけは乗り越えましょう。
リスニングの部分だけでなく、問題文も覚えます。ここに出てくる単語はPart7の英文を理解する上で、とても役に立ちます。
覚え方としては、100回声に出して読む。
わからない単語の意味も辞書で調べると大変なのでしません。
右側の日本語訳を確認するだけ。
この段階では、発音にもこだわらないでオッケーです。(後でやります)
とにかく覚えるのです。乗り越えれば、TOEIC800点はだいぶ近くに見えてきます。
また、公式TOEIC Listening & Reading 問題集の回答のPartの下に「Words&Phrases」があります。ここも丸暗記してください。
暗記ができたら次はリスニングです。
リスニングで「聞き流すだけでネイティブの英語が聞ける」なんてことは絶対にありません。
リスニングは、暗記した英文を実際の音声で聞くことで、ヒアリング力を最短でアップさせられます。
まず、暗記した英文を1回聞きます。全部聞き取れれば、その英文はもう聞かなくて良いです。
次に一部の単語が聞き取れない場合があると思います。
それはあなたの頭の中で思い浮かべていた発音と実際の発音が、違うから聞き取れないのです。
「正しく発音できない音は聞き取れない」
正しい発音を覚えれば、あとは数をこなせば聞き取れるようになります。
あなたが想定している発音と実際の発音にズレがある単語を、このリスニング作業で徹底的に洗い出しましょう。
ここまできたら、最終フェーズのシャドーイングです。
正しい発音で、全文丸暗記できたら、もうこっちのもんです。
あとはひたすら、音声を聞いて、ブツブツと声に出して真似していくだけです。
絶対にやってはいけないのは、ただ聞き流す、気づいたらBGMになっている。時間の無駄です。気をつけましょう。
これは100回繰り返します。ここまでやればリスニングで350点〜400点くらいは取れます。
スコアをより高めたい人には、余裕がある人は公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6➡︎5➡︎4と進めてください。(下記の文法や英単語をやってからでオッケーです。)
では、どれくらい時間がかかるかというと、かめリーマンの実例を挙げておきます。
➡︎1日2問ずつ・100回音読(40日)。1日2時間くらいでできます。何も見ずに全部1度でも言えるようになったらオッケーとします。
➡︎毎日Part3,Part4を1回聞く。聞き取れなかった単語の発音を毎日メモ、なくなるまでやる。1日1時間くらい
➡︎毎日Part3,Part4をシャドーイング2往復。この時点では上手く行かなくても気にしないで続ける。1日1時間くらい
➡︎前回のシャドーイングで上手くできない問題だけ継続。確実にできるまでなんどもやる。1日1〜2時間くらい
約4ヶ月です。決して楽な勉強法ではありませんが、確実に仕事で使えるビジネス英語のスキルはついてきます。
超短縮勉強法:文法問題 でる1000問でPart5を攻略する
TOEIC公式問題集で、Part5のスコアのアップはもちろん可能ですが、Part5のは「出る1000問」の参考書で確実に得点できるようにしましょう。
やり方はいたってシンプル。
1回目:
わからない問題は飛ばしてオッケー。じっくり解説読んで理解することに集中
2回目:
テストと同じように集中して解く。あっている問題も、解説をもう一度確認して、回答理由があっていたらその問題に✔︎を入れる。
3回目:
✔︎のある問題を解く。2回目同様、回答理由があっていたら✔︎を入れる。
以降、✔︎が全部入るまで継続。
その後は、記憶から詰め込んだ知識がなくならないように、1週間に一度、パラパラめくって、解説を読み込む時間を作る。(全部やる必要はなく、週に1時間程度)
公式問題集をやっているので、文法問題に時間を費やすのは大変ですが、毎日30分〜1時間やりましょう。
超短縮勉強法:スキマ時間でやる癖をつける
毎日2〜3時間、英語の勉強に費やすのは本当に辛いです。
仕事で忙しい、社会人ならなおさらです。
少しでもモチベーションを維持するために、2〜3時間の勉強は一気にするのではなく、細切れ時間を利用します。10分〜30分程度の時間をコツコツ積み重ねるのがポイント。
かめリーマンは勉強時間をこんな感じで捻出
➡︎(慣れればできるし、朝は静かで本当に集中できます。オススメ!!)
通勤の15分リスニング
➡︎満員電車で集中できないので、15分だけはマジ集中と決めて勉強
ランチタイム(30分)
➡︎公園に行って、コンビニおにぎり片手に勉強。環境を変えると集中できます。
帰宅前にカフェで30分リスニング
➡︎コーヒ一杯リスニング。(周りに勉強している人いるので頑張れます)
帰宅電車で15分
➡︎通勤と同じで15分のみ
トイレで10分
➡︎トイレは小でも大に入って、10分勉強をルールに。これで1時間確保(笑)。仕事に影響がない程度で。
これで3時間を確保していました。「1年間は絶対にこれで頑張る!」と決めてやり抜きました。
これがオススメなのは、家に帰ってからは勉強しなくていいってことです。子供がいる方は子供と遊んでもいいですし、ビールを一杯飲んで寝ることもオッケーです。
不思議なもので2週間くらい頑張ると、あまり苦痛でなくなった記憶があります。
TOEICのスコアが上がらない人向けに、勉強を続けるコツを別記事で解説しました。
目標は半年でTOEIC800点をとる。あなたは、会社で評価される社員の仲間入りです。
参考:今の時代はアプリ1つでサクッとできる
参考書はかさばるし、重いし、通勤時間には広げるスペースもないから、嫌だという人もいるでしょう。
そんな人にはモバイル1つで勉強できるスタディアプリをチェックしてみてください。
有名予備校の関先生の豊富な講義だけでもかなり価値があります。
さらにディクテーション、シャドーイングがモバイル1つでできるのはかなり貴重ですね。
アラフォーのかめリーマン世代の頃は本しかありませんでした。
最近はアプリ1つで参考書の何十冊分もカバーしている時代です。
若者がスマートに効率的に勉強しているのを見ると羨ましいですねw
ステップ2:仕事で使える英語力に変換する
次にTOEIC800点を、仕事に活かせる・使えるように変換していきましょう。
「TOEICのスコアがいいからって仕事できない奴はいる」ってイチャモンつけられて黙っているわけにはいきませんよね。
せっかく頑張って取ったスコアは、仕事に生かさなければ宝の持ち腐れです。
安心してください。TOEIC800点あれば、仕事に生かすための英語力はついています。
あとはビジネスで必要なスキルを着実に身につけていけば良いだけです。
2−1:仕事でそこそこ使えるスピーキング力の基礎力をつける
TOEICの勉強で圧倒的に足りない、と言うか、全くできていない「スピーキング」。
実際に会社の会議や、海外出張したらわかるのですが、思っている以上に最初は何も話すことができません。
知識はあるけど、知識を言葉に出す回路ができていないからです。さぁ、回路を作りましょう。
瞬間英作文トレーニング
スピーキングの基礎の王道中の王道です。中身を読んでみるとわかるのですが、めちゃくちゃ簡単な英文で、会話でよく使うものばかりが羅列されています。
しかし、日本語を見て、瞬時に(頭で考えることなく)英語で話せるかというと、これが意外にできないのです。
頭でわかっちゃいるけど、できないのです。「わかっている」と「瞬時にできる」には大きな差があるということです。
回路を作るには「圧倒的な量」が必要です。量をこなす場合は、とにかく簡単なものでやるのがポイントです
瞬間英作文は、簡単ではありますが、海外出張時の簡単なコミニュケーションで頻出のものばかりです。
瞬時にスピーキングできるまで、繰り返し練習しましょう。
勉強の仕方は本書の最初に詳細が記載されているので割愛します。
2−2:ネイティブのリスニングを聞く基礎力をつける
次にリスニングです。
実際に海外出張をしたり、外資の担当とコミニュケーションをしてみるとわかるのですが、TOEICのリスニングだけでは、相手の言っていることを完全に理解できるレベルには到達できません。
これはネイティブ特有の話し方の癖を知らないからです。
例えば、こんなの。
聞き取れましたか。TOEICの勉強だけで、聞き取るのはかなり難しいと思います。
しかし、仕事でネイティブの人と話すと、こんなのが結構出てきます。
リエゾン(リンキング)、リダクション、フラッピングと呼ばれるものです。
簡単に言うと、単語を「本来の発音で話さない」場合があるのです。
日本語を必死で勉強しているアメリカ人が、「Macdonald」を「マック」と覚えたのに、「マクド」と言われたら、なんのことかわからないですよね。
英語にもそんな感じのルールがあるのです。
これは覚えるしかありませんし、覚えるだけで仕事で本当に役に立ちます。
ハイディの法則77
覚えるべきリエゾン、リダクション、フラッピングを77個にまとめてくれたのがハイディの法則77。覚えやすいし、英文が面白いのでサクッと勉強できます。
ステップ2で、ステップ1で勉強した対象のインプット知識を、実際に仕事で使える知識に変えていくようにしましょう。
ステップ3:業務で頼られる英語力をつける
ステップ2をある程度こなせるようになると、あなたは海外出張もそつなくこなすようになっているでしょう。
かめリーマン的にはこの状態が一番危険だと思っています。
会議でネイティブの言っていることの7割くらいしか聞き取れていないのに、聞き取れた部分だけに満足し、仕事もうまく言ったと勘違いしまう傾向が強いです。
会議での理解度が70%だとして、10回会議をしたら全体の理解度は理論上は約3%以下。
そこまではいかないにしろ、大事な発言を知らず知らずに聞き逃していて、あとで揉めるなんてことがあります。
本当に仕事がこなせるようになるには、70%の理解を80%、90%、99%と限りなく100%に近づける努力が必要です。
その努力の先に、会社から「お前がいないと困る」という頼られる存在があります。
ここからはとにかく量をこなすフェーズに入ります。
ステップ3−1:オンライン英会話で量をこなす(スピーキング)
あなたの英語の土壌は栄養たっぷりになっているので、その上にたくさんの種を巻いて、多くの刺激を与えてあげましょう。
ネイティブとオンライン英会話でとにかく話しまくることで、スピーキングの回路を増やします。
オンライン英会話は、ある程度名の知れたところなら、どこでもいいかなと思いますが、ネイティブキャンプを紹介している理由は以下です。
アメリカ・イギリスはもちろんフィリピン、セルビアなど世界100ヶ国以上の様々な国籍の講師と会話ができる。
25分だからすぐ終わる
24時間受け放題、予約不要(月曜のAM2時〜6時は除く)
ステップ3のポイントは圧倒的量をこなすこと。
また、ネイティブ英語だけでなく、インド英語、シングリッシュなどの、独特のアクセント英語も体験して事前に慣れておきましょう。
勉強法は深く考えないで、とにかく受講しまくること。
筋トレで何度も重いバーベルをあげていると、筋繊維が太くなってパワーアップするのと同じです。
何度も何度も受講して、話しまくって、スピーキングの回路を太くしていきましょう。
ステップ3−2:好きな映画・アニメで量をこなす(リスニング)
次にリスニングの精度を上げていきましょう。
仕事で頼られるレベルになるには「なんとなくわかる→ほぼ完璧にわかる」にシフトする必要があります。
商談の最終調整で、金額交渉している際に「多分、相手は1つ153,000ドルで買うって言っていると思うんだよなぁ」では、危なっかしくて仕事になりません。
リスニングもTOEICの勉強で土壌はできているので、こちらも圧倒的な量をこなします。
ここで使用するのは、あなたが大好きな映画またはアニメ(英語版があるもの)を1つだけ。
「たくさん聞く=いろいろな種類の音を聞く」と思いがちですが、1つで十分です。徹底的に聞き込むことで、リスニングの精度をあげるのです。
オススメはNetfilix。海外の映画はもちろんの事、日本のアニメを英語で聞けたりするので取り組みやすいと思います。
Chromのアプリでセリフを何度も聞き直せる、日本語訳が瞬時に表示される「Language Learning with Netflix」と言う拡張アプリを使ってください。かなり勉強時間が省けますよ。
Chrom拡張機能の「Netfilix language learning」がヤバイ。かめリーマンの英語の勉強でツールの第一位。セリフの字幕が画面右側でみれて、キーボード一つで今のセリフ、前後のセリフを繰り返して聞ける。字幕の単語をクリックすれば日本語の意味がポップアップ表示。勉強の効率化マックスです。 pic.twitter.com/2tip6DB0sB
— かめリーマン🇸🇬|海外駆けるのお休み中@コロナ (@Marceryoma) November 2, 2020
かめリーマンはNetfilixではなく(上の便利なツールがあることを知らず、挫折しました。。)DVDを自分用に購入しました。
お金をかけるとやらねばとなると思ったからです。
ちなみに勉強したのは以下です。
・弱虫ペダル(Season1)
・One Punch man (Season1)
・One Punch man (Season 2 勉強中)
アニメが好きだったので、何度も何度も見ています。
勉強方法としては、
⒈ 字幕ありで1度聞く
⒉ 字幕を全部ノートに書く(わからない意味を調べる)
⒊ 字幕ありで30回見る
⒋ 字幕なしで30回見る
⒉が大変な作業ですが、ここは頑張ってやりましょう。繰り返しになりますが、聞き流しになってしまってはリスニングの力は向上しません。
意味がわかって発音できる文章を、何度も何度も聞くことが重要です。
ステップ4:世界どこにでも羽ばたけ、1つのプレゼンを完コピ
ここまでくれば、あなたは会社で英語を駆使して、十分に仕事ができているでしょう。
この状態でさらに何を目指すのか?
それは英語に雰囲気を持たすこと。
あなたがプレゼンしたり、会議で説明するときに、ただ無機質に英語が流暢に話せるのではなく、感情をうまく表現して、聴衆を引き込ませる魅力を具備するのです。
もう、言語の勉強の範疇を超えているとも言えますが、ここでの勉強は、有名人のプレゼンを完コピ。身振り、手振りも踏まえて完コピしまくりましょう。
TEDの中から、あなたが好きな人、尊敬している人のプレゼンを何個か見つけて、完コピです。
まさに、「Find just the right one」です。あなたの英語力を完成させてくれます。
英単語はステップごとにレベルを変えて勉強する
もう一つ大事なのが単語の勉強です。
社会人の英語ロードマップを再度、見てみましょう。
英単語は常に勉強を継続することを推奨します。どんなに覚えても、一部は忘れ、また覚えても、忘れてしまいます。
毎日5分でもいいから単語帳を見るようにしましょう。歯を磨くのと同じ感覚です。
オススメの英単語の本は以下です。
STEP1:【英単語】出る単特急 金のフレーズ
→TOEIC800点をとるためならこの1冊のみ
STEP2:実践IELTS英単語3500
→ビジネスや幅広い専門ワードをこれで鍛える。
STEP3:ネイティブがよく使う英会話表現ランキング
→ネイティグの英語の表現になれる最高の1冊
STEP4:Distinction 2000
→より高みを目指す良書
英単語を覚えるコツは「とにかく回転率をあげること。何度も見ること」です。
じっくり読むのは1回目だけ。あとは単語を見て日本語訳を数十秒のサイクルで、さらっと見る。
「こんなテキトーで大丈夫か?」と不安になるくらい、サクッと見るでオッケーです。
ただし、毎日見続けること。特に寝る前が有効です。
寝る前に見たものは寝ている間に記憶として整理されやすいからです。
暗記になっているかなと、不安になるような、適当なペラペラめくりでもいいから、とにかく継続することです。
英単語を覚えるコツはこれに限ります。
1日で頑張って覚えたものは、次の日に何もしないと8割は忘れると言われています。(ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線)
1日24時間頑張っても、19.6時間分は無駄になるのです。
毎日10分でいいから、眺める。これを1年間続ける。するとほとんどの目にした単語の意味は覚えられるのです。
この仕組みを頭に入れておきましょう。とにかく高回転率で単語帳を回し続けてください。
覚えろときは、単語の発音もしっかり覚えること。
発音できない単語は聞き取れないという大原則があるからです。
せっかく覚えたのに、文章では訳せるけど、聞き取れない。
日本人に多い傾向ですが、これが海外で英語を駆使できない理由の1つです。
英単語は音で覚えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
社会人向けに、勉強法のロードマップを紹介しました。
ビジネスで力を示すためには、目に見える評価が必要です。TOEIC800でアピールし、海外の仕事ができるチャンスをつかむ。
海外出張などで役に立つ、実践的な英語を徐々に学び、数年で会社で頼られる存在になる。
最後は、あなたは英語が話せるだけでなく、英語で魅力ある人だと感じさせる、話し方や、身振り、手振りを習得する。
これがロードマップです。
ここに書いてある勉強法は、決して楽ではありません。
楽して数ヶ月でペラペラになんてありえません。それが本当なら、全員その教材を買ってますよ。
毎日の地道な継続が、未来の可能性を無限大にします。
そして、社会人として英語を駆使してグローバルに活躍することを期待しています。