・コロナウイルスの影響でリストラってどれくらい行われるの?
・コロナウイルスの影響で転職しづらくなるって本当なの?
・在宅勤務のうちに転職を有利にするために勉強すべきことは。
こういった不安や疑問に答えます。
コロナウイルスに国民で立ち向かおうとは言っているけど、経済不況により企業の業績が悪化して、リストラが急増するのは間違いありません。
そんな状況でも転職できるのか、不安になりますがが安心してください。不況だからこそ、うまくやれば逆に転職を有利に進めることができます。
在宅勤務の今のうちに自己価値を高め、迅速に対応できるように情報収集しましょう。
この記事では、人生で1度しか経験しないであろうコロナショックに負けないために、今すぐすべきことを記事にまとめました。
この記事を読んで、リストラにあっても、給料が削減されても、困らないように、キャリアプランをしっかり立てて実行することで乗り切ってくださいね。
Contents
コロナウイルスの影響で倒産した会社はどれくらいなの?
東京商工リサーチによると新型コロナウイルスの影響による企業の破綻は2020年4月7日までに45件(倒産件数は20件、25件は法的手続き準備中)だそうです。
コロナウイルスの蔓延の可能性が出てきた3月頃からイベントの自粛や外出自粛の要請で経済活動は停滞し、多くの企業にダメージを与えました。
4月に入ってからはたった1週間で7件倒産しています。今後のコロナウイルスの状況によってはこの何倍もの倒産企業が出てくるでしょう。
特に宿泊業や飲食業などは影響が強く、売上もかなり減少しているようです。大手百貨店の3月売上を見てみると過去に類を見ない下落になっています。
コロナウイルスの影響はまだ始まったばかりですから、これから企業に大きな影響をもっと与えることになるでしょう。
当然リストラという経営判断が増えていくことになります。自分は大丈夫だろうという甘い考えは持たないほうが良いでしょう。あなたの会社は大丈夫でしょうか。
コロナウイルスの影響で解雇された人ってどれくらいなの?
会社が倒産するまでいかなくても、「新型コロナで業績悪化 タクシー会社が約600人解雇へ 東京」のように従業員が解雇されている事例が増えてきています。
参照:<新型コロナ>解雇・雇い止め急増 ホテル・製造・飲食・・・1600人超
解雇される際は事前に通知されるのではなく、突然明日からもう来なくていいよと言われている人もいるようです。
2月29日から3月15日までの休園中は、施設の清掃や園の草むしりをしていました。3月16日に営業再開が決まってシフトも組まれていたのに、16日付で解雇を言い渡されました。私だけではなく、派遣は事前通告なく全員クビです
3月の終わりから徐々に増えていた解雇ですが、4月に入ってたったの1週間で倍増しています。緊急事態宣言が出て、営業できない業種が増えているので、これから解雇数は大幅に増えることが容易に推測されます。
なんとフランスでは20万人以上の失業者がいると言われています。
フランスの農相が先月24日、新型コロナウイルスの感染拡大で、農業経営者が外国人労働力を利用できず人手不足となっているとして、一時解雇などにより仕事がなくなった人々に畑を手伝いに向かうよう呼び掛けたところ、なんと、手を上げた失業者20万人!
日本も見習いたい。https://t.co/YkLZLaJ7N9
— 高橋博之 330/5670 (@hirobou0731) April 8, 2020
日本がここまで失業者が増えるとは思いませんが少なくとも数万人の失業者が出てくるとかめリーマンは考えています。
転職業界も一時的に衰退する
企業が倒産しリストラが増えてくると、当然ではありますが転職業界にも大きな影響を与えます。
ニュースを調べてみると中途採用の選考を中止せざるを得ない企業が増加しているようです。
2月初旬から転職活動をしていたという大倉正人さん(仮名・26歳)は、友人の紹介でエントリーした大手外資系SNSサービス企業に2度の選考取り消しを受けた。
コロナショックで業績が悪くなりリストラを敢行するするような企業が、積極的に中途採用を進めることはありません。
ビズリーチのキャリアアドバイザーへのアンケートをみてみましょう。
(参照:ビズリーチ)
これをみてもわかる通り、企業はこの状況を危機と考えています。
転職業界も少なからず厳しい状態が続くことになるでしょう。
しかし見方を変えるとチャンスです。リストラが敢行されて、人員整理がされ、コロナ終焉が近づいてくると必要な人材を補充し始めます。
もう一つ、ビズリーチのキャリアアドバイザーへのアンケート結果をみてみましょう。
(参照:ビズリーチ)
このコロナの状況を人員確保に有利に働くと考えている企業もいるのです。理由は、優秀な人員がリストラや今の会社に不安を覚え、転職市場に現れると考えているからです。
この補充は新入社員より即戦力を重視することになります。苦難の時代をなんとか耐え、攻めに出るときに、悠長に新入社員を100名雇用しようなんてことはしないです。
新規企画を迅速なスピードで実行できるマーケティングの専門家であったり、海外でビジネス拡大のために英語コミニュケーションスキルの高い人材など、即戦力を企業は求めます。
在宅勤務や仕事を失った人、もしくはリストラ対象ではと不安に思っている人、今が勝負です。ここで文句ばかり言って家でゴロゴロしているのは、今後の人生が堕落の底に突き落とされる一番候補になってしまいますよ。
今後リストラする企業は増える!
リストラする企業は確実に増えるでしょう。その理由の1つとして国の休業補償制度の影響があります。
国がしっかりとした休業補償を提供してくれれば、企業は従業員に支払う給与を確保できリストラなどは行わないでしょう。
4月7日時点では労働者の休業補償は1日8330円とのこと。高いのか安いのかは人それぞれだと思います。
実はこの休業補償を企業が使用する際は、労働者の日給を全額支給しなければなりません。
つまり従業員の日給が1万円だとすると、企業は「全従業員の数」X「1670円」の負担をしなければなりません。
このために申請しない企業も多いと言われており、そもそもこの制度を知らない従業員は泣き寝入りすることになるのです。
こんな補償制度ですから、企業は補償よりリストラを進めようとするでしょう。
もちろん経営状態が厳しい年度になるので、ボーナスカットや基本給のXX%カットなど、リストラされないにしろ、私たちの生活に大きな影響を与えることも十分考えられます。
こんなご時世ですから、リストラにあっても生きていける力を身につける必要があるのではないでしょうか。
コロナウイルスショックでも生き残るには?
ここからが本題ですが、コロナショックで倒産企業は増え、リストラも横行されるのが確実。
それでもあなたは生き抜く必要があります。家族を養わなければいけないし、一軒家のローンもまだまだ残っているパパもいるでしょう。
真剣に将来のプランを今から練っておかないと、一瞬であなたの生活は地の底なんてことも。家族に辛い思いはさせたくないですよね。
そうならないためにはどうすれば良いのでしょうか。
テレワークの普及とコロナショックにより
社員に起こる今後の未来予測
・1人1人のパフォーマンスの明確化
・全社員スコア化
・年収の妥当性チェック
・2:6:2の法則によるカテゴライズ
・人員整理社員の防衛策
・直近の社内評価を高める努力
・スコアになりそうな資格の勉強
・転職の準備
・貯金— Minato (@minato_career) March 10, 2020
この方もおっしゃっているように、生き残るためには3つの考え方があると思います。
🔵社内で生き残るために評価をあげる
🔵資格の取得
🔵転職の準備
社内の評価をあげることに注力する
とにかく首を斬られたくないなら、社内のあなたの評価をあげるしかありません。在宅勤務の方がほとんどだと思います。在宅勤務だと子供がいたりして、仕事に集中できない上に、あなたの周りの人が何をしているのかが見えないので不安になってきます。
これは上司も同じなのです。あなたが何を毎日しているのかよくわからなくなってくるので、とにかく毎日レポートを書く、ウェブ会議で状況を共有することを徹底してください。
在宅勤務ではコミニュケーションを多く取ればとるほど、上司の評価はよくなります。面倒がらずにこれでもかとコミニュケーションをとりましょう。
資格の取得
これから少なくとも半年間から1年間は在宅勤務が増えてくると思います。職場と違い9時から18時まで自宅でずっと仕事をするのは難しいです。ここは割り切って毎日1〜2時間を使って資格をとってしまいましょう。
あいつの方が性格が良いとか、あいつの方が気配りができるなど評価の方法はいろいろとありますが、これは在宅勤務中に改善するのは容易ではありません。相手あっての話ですからね。
その点資格は平等に評価されます。あなたの業務やキャリアプランで推奨されている資格を在宅勤務の時間を有効に使って取得しましょう。
リストラの対象を検討するときに、あなたが企業が進めている資格を持っていれば、生き残れる可能性は高くなりますね。
転職する準備を始める
転職しろと言っているのではなく、お先が全く見えない不安定な世の中ですから、万が一のことも考えて転職する準備をしておきましょう。
突然解雇されても、事前に転職活動を進めていれば、焦ることなく対応できるでしょう。
転職するには少なくとも活動を本格的に始めてから3〜6ヶ月かかりますから、今のうちに準備することをお勧めします。
コロナウイルス状況下でも転職活動を成功させるコツ
先ほども説明しましたように、このコロナの状況下、転職活動は積極的にすべきではありません。企業側も採用活動をストップさせるのですから、今頑張っても仕方がありません。
この間に転職を有利にさせる活動をしておくことが重要ですね。在宅勤務だから仕事もテキトーにして、Youtubeをだらだら見ているのは賢い選択とは言えません。
自己研鑽です。
まぁ私もどうなるか分からないから、転職活動の準備を今始めてます。今中国語の勉強とあと中小企業診断士とパソコンの勉強を今頑張ってます。本当はコロナショックが落ち着いてから会社を辞めて転活しようと思ってたけど。私もいつクビって宣告されるか分かんないので。
— るい 20卒 (@yzMtIH2qratqrk9) April 11, 2020
将来が見えないからこそ、転職活動の準備を今すぐに進めることが重要です。
コロナショックの終焉時にやってくる、中途採用の大きな波にしっかりと乗ることができる準備をしておきましょう。
エージェントに登録して仲良くなっておく
まずはあなたのことを親身に対応してくれるエージェントを探しましょう。いざ、転職したいと思ってエージェントに登録するのは遅すぎます。
転職エージェントはあなたと一緒に自己分析をして、必要ドキュメントのレビューをしてくれます。おのずと書類審査に通りやすい、職務履歴書にすることができます。
転職での面接はとても緊張します。企業は即戦力として期待していることもあり、質問も就活の時とは違い、ズバッとあなたについて聞いてくるでしょう。優秀なエージェントは転職面接でよく聞かれる問答集を作ってくれたり、模擬面接をしてくれるので心強いです。
内定を勝ち取るために、必要な専門サポートをしてくれるのが、エージェントのメリットであり、転職の成功率をあげてくれるのです。
エージェントはピンキリなのでいろいろなサイトで登録してみて、相談してみてください。あなたにあったエージェントを2人確保しておきましょう。
どこでも使える資格、求人が多い技能を身につけることに注力する
もしどんな資格を取れば良いのか正直わからないという人は、どこでも通用する資格を身につけましょう。
ビズリーチのアンケートによると、採用が活発な業種については、「IT・インターネット」「メディカル」「コンサルティング」だそうです。
IT・インターネットは新型コロナウイルスの影響を受けにくく、在宅ワークも未来の働き方になる可能性もあることから、採用を活発化させる企業もあるようです。
採用が活発な職種に関しては、「IT技術職」「ITコンサルタント」「Webサービス・制作」「デジタルマーケティング」「コンサルタント」。
やはりこちらもIT系の職種に対して需要が大きくなっています。
このアンケートも加味すると「英語」と「IT・プログラミング」のスキルアップが、どこでも通用する人材になるための近道と思います。
(在宅ワークだから日本で仕事はできる。)
IT・プログラミング→在宅ワークによる、ITへの需要が高まる。
TOEIC800点
やはりどこでも通用する資格といえば英語です。ビジネスではTOEICが一番良いでしょう。
半年から1年間、努力をすればTOEIC800点は必ず取れます。TOEIC800点を履歴書にかければ、少なくとも海外事業をやっている企業では高評価されます。
英語はやればやるだけスコアに現れるので(最初の3ヶ月は我慢が必要ですが)オススメの資格です。
もし何を勉強すればいいのと迷っている方がいたら、スタディアプリがオススメです。
TOEIC800点レベルを目指すにはディクテーションやシャドーイングといった勉強が重要になってくるのですが、スタディアプリ1つでTOEICに必要な勉強が全てできます。
コストパフォーマンスが圧倒的によく、他の参考書はいらないです。
スタディサプリの詳細機能はこちらの記事で紹介してありますので参考にしてみてください。
プログラミング
IT関係の人だけでなく、万人にオススメなのがプログラミングです。プログラミングの中でも特にAIプログラミング。
これからの時代、多くの業務がAI技術の利用により自動化されると言われています。
自動化されるのでそこで働いている人は不必要になり、職を失うわけです。しかし、ここに大きな需要が隠れています。
それはAIを使ったプログラムを作る人材です。AIが発達しようが、誰かがプログラミングして人間が使えるようにする必要があるのです。
多くの大企業が、このプログラミングをできる人材を探しています。ある企業では新卒なのにこのスキルに長けている要員には、1年目で年収1000万円を提供してます。
それだけ需要があるのです。
またこの業界はまだ未熟なところもあり、スクールで半年ほど学べば、基礎は習得でき、他のプログラマより頭1つ出ることができます。
何をしていいのか将来わからないという人は、AIプログラマを検討してみてはいかがでしょうか。
また、最近はnoteでもとても有益な勉強ができるようになっています。今ならなんと980円で購入可能です。AIプログラマー、データサイエンティストになりたい人が最初に勉強すべきエッセンスがぎっしり詰まっていますよ。
機械学習はこれ一本!pythonインストール~機械学習実装まで完全理解講座
転職エージェントからすると、光ったスキルを持っている人を囲いたいのです。彼らも企業に能力の低い人間を紹介して、自分の評価が下がってしまったら次がありません。
あなたが信頼できるエージェントを探しているように、エージェントも信頼できる転職希望者を探しているのです。
だからこそ誰にでも平等に評価される資格は重要なのです。
まとめ
いかがでしたか?
残念ながらコロナウイルスの影響で企業倒産やリストラはこれから増えます。
もちろんこれはあなたのせいではありません。せいではありませんが、だかといって愚痴ばかりをいっても何も改善しません。
今こそ、誰よりも早く自分の価値を高め、場合によっては半年から〜1年後にやってくる転職チャンスをものにできるように準備をしましょう。
企業倒産・リストラは確実に増えていく
コロナ終焉時にはスキルのある人材が重宝される
今のうちに武器となるスキルを身につける
転職エージェントで信頼できる人を探しておく
ピンチはチャンスという言葉はとても価値があります。左肩下りの不況というものは過去に存在せず、必ず右肩上がりになる時がきます。
その時にあなたがその波に乗れるかは、あなた次第です。しっかり準備しておきましょう!