・TOEICの勉強するならどんな参考書を使えばいいの?
・参考書が多すぎてどれを買えばいいかわからない…
・初級から上級まで幅広く対応してる参考書ってないの?
こんな悩みや疑問を解決します。
「TOEICの参考書、たくさんありすぎて何を使えばいいのかわからない」という悩み、誰でも一度は持ったことがあるのではないでしょうか。
私もTOEICを始めた頃、そしてスコアアップのためにガリガリ勉強していた時期などには悩みました。
下調べはして買ってみたものの、最初の数日は頑張って参考書を開くのですが、気付いたら本棚で眠っている。
そして何度も買い替えてしまいました。
この記事では、私と同じような経験を踏まないように、「おすすめのTOEIC参考書」について解説します。
それは以下の4冊です。
公式TOEIC Listening&Reading 問題集 シリーズ
聞いて覚える英単語キクタン TOEIC Test シリーズ
TOEIC L&R 至高の模試600問
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ) 新書
※以下それぞれ、公式問題集、アルク単語帳、至高の模試、900点特急と呼称します。
私は今はTOEICで800点以上のスコアを持っています。
独学で450点から800点以上まで伸ばしましたが、その経験の中で相当数の単語帳、参考書、問題集、模試を試しましたが、最後まで使い続けていたのが上の4冊でした。
勉強の中で「ぴったりくる教材選び」は、結構な時間を要するものですが、この記事を読めばその時間を大きく節約できるはずです。
この4冊は絶対おすすめなので、ぜひ検討してみてくださいね。
Contents
初心者から上級者まで使えるおすすめTOEIC参考書はこれです。
私が独学で800点以上までスコアを伸ばしていく中で最後まで使い続けた、4冊を紹介します。
選んだポイントは「初心者から上級者まで幅広く」+「長く使える」参考書です。
TOEIC800点台を目指すレベルなら、これ以外に手を出す必要はありません。
第一位:公式TOEIC Listening&Reading 問題集 シリーズ(公式問題集)
レベル | 初心者~上級者 |
値段 | 3,240円(税込) |
特徴 |
本番のTOEICテストそっくり CD付で2回の模試ができる 新形式に対応 |
TOEIC受験生なら誰もが使うと言っても過言ではないのが「公式問題集」。
他の問題集と比べても特徴的なのが「本番のTOEICテストそっくり」という点です。
問題の難易度、本自体の大きさ、文字のフォント、リスニング問題の音声など、すべてが「本番のTOEICテストそっくり」なのです。
これは、公式問題集を作っているのが、本番試験を制作しているETSだからです。
私の知り合いには、TOEICのハイスコア保持者が何人もいますが、みんな「公式問題集をやり込んだ」と言っています。迷ったら公式問題集です。
TOEICの傾向は日々変わっていくので、問題集はバージョンの新しいものからやるようにしてください。
最新のバーションと、1つしたのバージョンの2つの問題集をじっくりやればOKです。
第二位:聞いて覚える英単語キクタン TOEIC Test シリーズ
レベル | 初心者~上級者(スコア別のシリーズ) |
値段 | 1,600円 + 税 |
特徴 |
紙質がしっかりしている 「英文の中で覚える」系ではない 単語ごとに例文がついている 受験生のレベルに合わせてスコア別になっている 動詞句、形容詞句なども編纂されている CD、赤シート付で自分にあった使い方ができる |
私は5冊ほどの単語帳を試しましたが、これが一番使いやすくおすすめです。その理由は以下の通り。
単語は「とにかく単語帳を繰り返し回して覚えるもの」です。
だれでも一度読んだだけ、書いただけでは忘れます。単語は覚えては忘れ、また覚えては忘れの繰り返しなのです。
だからまずは、「単語を見て瞬間的に思い出す」回数を増やすのに使いやすい単語帳を選ぶのがいいのです。
よく「単語は長文の中で読んで覚えるのが効果的だ」という話を聞きますが、私の場合は違いました。
単語ごとに例文がついているもので勉強した方が結局、単語帳を繰り返しやっていく中では効率的だったのです。
単語帳は毎日触れるものなので、上に挙げたようないろいろな観点から「手になじみやすい単語帳」を探すのがいいでしょう。
第3位:TOEIC L&R 至高の模試600問
レベル | 初心者~上級者 |
値段 | 2,600円 + 税 |
特徴 |
とにかく解説が丁寧 本番の試験に則した問題 勉強を続けやすい工夫が盛りだくさん |
模試系の参考書の中では、「公式問題集の次の1冊」です。
初心者~上級者まで、TOEICのスコアを上げたい人ならだれもがうれしい特徴がたくさんあります。
特に、解説が丁寧で、勉強を続けやすい工夫がされていることは、初心者にとっても上級者にとってもうれしいことでしょう。
解説では、一つの問題に対する解説でも、その問題の解答法だけでなく同じテクニックを使って「別の問題ならこうなるよ」というところまで説明されているのです。
また、付録としてTOEIC攻略法をテーマとした「コラム」がついており、上級者にとっても新しい発見がいっぱいの問題集になっています。
(例えばリスニングパートであれば、「とりとめのない雑談会話の聞き方」など)
模試はやってやり過ぎることはありません。(とは言いつつも、買いすぎはダメ!)
ぜひ、「公式問題集の次の1冊」として検討してみてはいかがでしょうか。
第4位:TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ) 新書
レベル | 中級者~上級者 |
値段 | 840円 + 税 |
特徴 |
スキマ時間に使える持ち運びが便利な片手サイズ 解説が詳しく丁寧 スピードの向上のため、解答時間の目安付 |
パート5とパート6を得点源にしたい方、解答速度を上げたい方は必須の1冊です。
900点以上を目指す人向けの問題集で、パート5とパート6に絞った内容で比較的難易度が高めになっています。
パート7は模試と公式問題集のやり込みだけでも十分テクニックを習得できますが、パート5とパート6は解き方が独特なので、このように別にパート別の問題集を購入するのがいいでしょう。
公式問題集(模試2回分)、至高の模試(模試3回分)とこの「900点特急」をやり込めば、パート5とパート6ではどのようなパターンの問題が出題されても瞬時に解答できるようになります。
ただし、掲載されている問題の難易度や出てくる単語のレベルがやや高いので、700点以上のスコアを保持している方がさらに上を目指すときに購入するのがいいと思います。
それ以下の方は、公式問題集と至高の模試をやり込むのが先です。
「パート5、パート6もやらないと…」と焦る方もいるかもしれませんが、「解らない問題や他の問題を解いているときに、不安な文法事項がでてきたときに解決していく」というスタンスで問題ありません。
TOEICのスコアをあげるメリット(未来を見据える)
自分にあった参考書が見つかったら、とにかく勉強しましょう。
もう一つ大事なのは、TOEICのスコアをあげてどのように利用するかです。自分の中で目的を明確にしておきましょう。
会社の昇格・昇進の条件いTOEICのスコアがあるから、勉強している人はとにかくTOEICのスコアにこだわりましょう。
将来に海外で働きたいからTOEICで高いスコアをとって、会社にアピールしたい人もいるでしょう。
ビジネスで英語が話せるようになりたい人は、「TOEICのスコアが高いだけで英語が話せないじゃん」と言われないように、実戦練習を積んでいきましょう。
いずれにせよ、TOEICで高スコアを持っていることはメリットだらけです。デメリットなんてありませんので、まずはスコア重視で勉強していきましょう。
まとめ
この記事では、TOEICスコアを450点から800点以上まで伸ばした私の経験に基づいき、「初心者から上級者までのみなさんにおすすめできるTOEIC参考書」をまとめて紹介しました。
すでに書いたように私は相当な数の参考書・問題集を使った経験がありますが、最後まで残ったのはこの記事で紹介した4冊です。
最終的にこれらを選ばなくても、手に取ってみるだけの価値は絶対にあるものばかりです。
だれしも参考書を使って勉強する以上、TOEIC攻略の最初の壁は「実力に応じて正しく参考書を選ぶこと」にあるものです。
「正しい参考書」を選んで、効率的にスコアを伸ばしていきましょう!