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TOEIC/英語勉強

海外で働くための英語の力試し!TOEIC試験についてチェックしてみよう

こんにちは

 

みなさんはTOEIC試験を受けたことがありますか?進学や就職・転職などの際に、英語の資格として最も重要視されているのがTOEICだと言われています。

 

英語学習をしている方であれば、「自分はどのくらいのスコアなのかな?」と気になっているかと思いますが、なんだか難しそうで、実際に受験するのを敬遠している方が多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、TOEIC試験が気になっている方向けに、TOEIC試験の概要やスコアの見方についてご紹介してみたいと思います。

 


Contents

TOEICって、そもそもどんな試験?

 

社会人の方だと、学生時代に「英検」については聞いたことがあるかもしれませんが、「TOEIC」は最近突然注目されるようになった試験、というイメージが強いのではないでしょうか。

 

世間で英語の需要が高まるにつれて注目を浴びるようになったことは確かですが、実はTOEICの試験自体は日本経済のグローバル化に伴って1970年代に発案された、歴史ある試験なのです。

 

つまり、日本人のビジネスパーソンが、必要な英語スキルを磨いていくために生まれた試験がTOEICであり、採用企業・教育機関は3000以上にのぼります。

 

ちなみに初回テストは札幌・東京・名古屋・大阪・福岡に限って実施され、受験者3000人ほどでしたが、現在は年間700万人が受験する大規模な試験となっています。

 

どうすれば受けられるの?試験概要をチェック

 

TOEICには誰でも受けられる公開テストと、企業や学校などで実施されるIPテストがあり、公開テストの方は年10回(2・8月以外)開催されています。

 

お勤めの会社などで特に指定されていない場合は公開テストを受けることになりますので、具体的に試験概要をチェックしてみましょう。

 

・日程,受検地:年10回、全国80都市

・問題数:200問(リスニング100問・リーディング100問)

・制限時間:2時間(リスニング45分・リーディング75分)

・試験方式:マークシート方式

・申込方法:インターネット・コンビニにて申し込み可

・受験料:5,725円(2019年9月まで、8%税込)または5,830円(2019年10月以降、10%税込)

 

・当日の流れ

11:45~12:30 受付

12:35~13:00 試験の説明・音テスト

13:00~15:00 試験開始~試験終了

15:00~15:15 問題用紙・解答用紙の回収

15:15(予定) 解散

 

・テスト結果:受験日から1ヶ月以内に公式認定証が届く(990点満点(Reading 495点満点、Listening 495点満点))

 

※ただし、インターネット申込の場合は発送予定日の1週間前からネット上で結果の確認が可能。

※履歴書に結果を書きたい場合は、結果発表のタイミングを考えて早めの受験がおすすめ。

 

以上、TOEICの試験概要でした。試験実施日に対して、申込期間はかなり早めの時期に設定されていますので、手続き漏れが無いようにスケジュールをしっかり確認するようにしましょう。

 

スコアについて知りたい!どのくらいならアピールできる?

 

さて、いざTOEICを受けるとなったら、やっぱり目標設定をした方が頑張れますよね。TOEICスコアに対してどのくらいのレベルの英語力が認められるのか、確認していきましょう。

 

TOEICのテストを作成しているIIBC(国際ビジネスコミニュケーション協会)のガイドラインがこちらです。

 

 

だいたいのレベル感はご理解いただけたでしょうか。それでは、一体何点くらいのスコアを取れば自信をもってアピールできるのでしょうか?

 

まず結論から申し上げると、履歴書に書くのに600点台では少しインパクトに欠けます。600点と言えば、上の表で言うとちょっと微妙なラインですが、ゆっくりであれば日常会話が理解できる程度のレベル感です。

 

「日常会話が理解できれば十分じゃないの?」と思ってしまうかもしれませんが、就職の採用担当の方がTOEICスコアを見るときには「ビジネス英語が使えるかどうか」を基準に見るため、やはり700点は欲しいところです。

 

ちなみに、TOEICスコアで足切りをしている企業においては、730点を一つのボーダーラインにしているところも多いようです。

 

730点を超えるレベルになってくると、あとは企業によって求められる水準が変わってきますが、即戦力として業務上で英語を使うお仕事であれば800点以上、大手総合商社や大手外資系企業であれば900点以上を狙っていくことで確実に周りと差をつけていくことが出来るでしょう。

 

TOEICスコア900点ともなると、帰国子女や長期海外留学の経験者など、現地在住経験が無いと厳しいレベルになってきますが、800点であれば、国内独学でも十分に達成可能な目標ですので、まずはここを目指して頑張っていきましょう!


イメトレが肝心!問題構成を知ろう

 

試験の概要と目標スコアが分かったところで、実際の受験をイメージして、問題構成についての知識を身に付けましょう!

 

TOEICは、誰がどこで受験しても同じテスト経験が保証されるよう、公正さ・明瞭さ・信頼性・有効性が計算し尽くされた試験となっています。

 

スコアは、素点(各問題の点数を単純に加算したもの)ではなく、標準偏差で決まるようになっています。大学受験をされた方であれば、偏差値をイメージしていただけると分かりやすいでしょう。

 

10点から990点までの範囲で5点刻みとなっており、受験者全体の中での自分の位置が示されるようになっています。

 

つまり、実力が変わっていなければどの回を受けても同じスコアが出るように作られているんですね。

 

TOEICの問題は、7つのパートに分かれています(Part1~4がリスニング、Part5~7がリーディング)。早速それぞれのパートでどんな問題が出題されるのか見ていきましょう。

 

Part1~写真問題

Part2~問題も選択肢も音声のみの純粋なリスニング問題(3択)

Part3~2~3人の会話を聞いて答える

Part4~1人のナレーション(スーパーや空港などのシチュエーションが主)

Part5~品詞・文法・単語の問題

Part6~語彙・文法と長文読解のミックス問題

Part7~長文読解

 

TOEICを初めて受けた方々が口をそろえておっしゃるのは、

 

マルセりょうま
マルセりょうま
問題数が多い!

 ロボぞう
ロボぞう
時間が足りないダナ。。。

 

受験級ごとに問題内容が変わる英検とは違い、TOEICはスコアが200点台の方から満点の方まで同じ問題を解きますので、満点の方でも十分に解き応えを感じられるくらいのボリュームで構成されています。

 

そのため、ほとんどの方は最後まで行きつかないまま時間切れになります。それぞれの問題の解答スピードを上げていくことも大切ですが、時間配分を意識して1つのパートに時間をかけすぎないこともポイントになってきます。

 

具体的な解答テクニックについては、また別記事でご紹介したいと思いますので、チェックしてみてくださいね!

 

いざ、力試し!TOEIC試験を受けてみよう

 

TOEIC試験についてご紹介してまいりました。

 

参考になるものはあったでしょうか?現在、大企業の大部分が、採用や昇進の際TOEICスコアを重視すると回答しており、学生の方にとっても社会人の方にとってもTOEICは受験メリットがある試験です。

 

また、問題構成をしっかりと理解し、それに合わせた対策を行っていけば必ずスコアアップが狙うことができ、達成感を得ることのできる試験でもあります。

 

せっかく英語学習をするのであれば、なんとなく「外国人と話せたらいいな」という目標ではなく「TOEIC〇〇点を取る!」という目標の方がやる気が出ますよね。

 

みなさんも、今回ご紹介したことを参考にしながら、TOEIC受験への1歩を踏み出しましょう。

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