・社内政治って言うけど、何してるの?
・社内政治が強いと出世が早いのかな…
・なぜあいつが私より出世が早いのか納得いかない…
こんな悩みや疑問を解決します。
誰でも出世できるならしたいもの。
給料上がるし、裁量が増えて、やりがい上がるから。
でも、出世って競争だから、結構ストレス感じます。
特に社内政治。
これが強い人は出世しやすいなんて言われています。
結論から言うと、
こんな感じです。
社内政治って言うと、なんか悪いイメージがありますが、
違います。
出世するためだけに、行動していると、
周りから悪いイメージを持たれることはあります。
優秀な人は、自分のためにも会社のためにも、
必要だから、社内政治をしています。
クリーンなんです。
クリーンだから、上司からも部下からもサポーターが増えて、
スピード出世につながるのです。
かめリーマンは、大手メーカーに就職して、
30代前半までは、同期で一番早くマネージャになりました。
(その後、いろいろあって辞めちゃいましたがw)
その経験も踏まえて、この記事では、社内政治が強くて、スピード出世する人の、
5つ行動や特徴について解説します。
Contents
社内政治が強い人ほどスピード出世するは本当か?
社内政治が出世に影響するのか?
アンケート結果を見てみましょう。
(参照:プレジデント)
まず、「出世する人の特徴に共通点があるのか」という問いに、
63.5%があると回答しています。
その共通点とは、
こんな感じです。
当たり前と言っちゃ当たり前ですが、
上司や役員に気に入られているから、出世できます。
彼らに決定権があるからですね。
気に入られるには、ぶっきらぼうではいけません。
コミニュケーションを密に取っているわけです。
最後の、学歴に関しては、
社内政治のこの記事とは、ちょっとズレた話なので、
別の記事にしておきます。(学歴は関係します。)
では、上記の特徴を持って、
スピード出世をしている人は、
社内政治をしていないのでしょうか。
(参照:プレジデント)
85.3%が社内政治が関係して、出世をしているとのこと。
めちゃ多いですよね。
8割以上が、社内政治に強くなることは必須と感じている。
やはり、出世するには社内政治は必要という結論でしょう。
ただし、社内政治だけ強い人では、限界があります。
上に行けば行くほど、優秀な人間が集まり、
しかも、人を見るめに長けています。
自分が出世するために、周りを蹴落としてきたわけですから。
そんな強者相手では、
業務スキルやマネジメント能力がないと、すぐバレます。
社内政治だけで、スキルがない人間は、
蹴落とされる対象に、速攻で選ばれるからです。
キャリアプランで、社長を目指す、役員を目指すという方は、
社内政治が強いだけでなく、1つ誰にも負けないスキルを、持っておくようにしましょう。
あとは、運も必要です。
偉くなると、業績はあなたが出すというより、
部門が出すもの。コントロールできないところがたくさん。
偶然、その年はいろいろあって、業績がめっちゃ良かった。
そのおかげで、執行役員から執行役員常務に昇格。
偶然、ライバル事業部出身の役員が失態を犯し、退陣。
空いたポストにラッキーにも入れた。
こんなことも。
運だけは祈るばかりと言いたいところですが、
そうでもないみたい。
論理的とは言わないにしろ、
運がいいと言われる人の行動には、共通点があります。
それを真似することから始めれば、運が良くなる確率は上がります。
社内政治を強くするために意識すべき5つの行動
出世が早い人が意識している、
社内政治に関する行動を見ていきましょう。
上司・上位上司の人間関係を見極める
昇進する人を選ぶのは、たいてい上司と上位上司です。
当然、この2人から評価される必要があります。
この2人の評価をあげるために、
出世が早い人が最初にする行動としては、
彼らが仲の良い人物をチェックしてます。
その人たちへのアピールもできれば、
上司達に、インプットされていくので、
出世するための環境をベターにできるから。
毎日誰とも話さず、
黙々とデスクワークしている、
ずっと平社員の40歳のAさんに、
どんなにアピールしても意味がないわけです。
無駄になるだけ。
これも社内政治の1つなんです。
決して悪いことではなく、自分がやりたいことを進めるためにも、影響力のある人を、見極めるのは大切です。
仕事がしやすい環境にするために、仲間を作る
上司やそのネットワークが把握できたら、
次にすべきことは、
仕事で圧倒的な実績を出すこと。
でも仕事は1人で完遂するのは、ほぼ不可能。
出世の早い人とは、
困ったときに相談にのってくれる。
彼らには、雑用に近いことでも手伝ってくれる。
誰に相談していいかわからない時に、
その人達の伝手で、適任者を紹介してくれる。
こう言った小さな積み重ねは、
いずれ業務で大きな手助けになります。
仲間を作る方法は、
Give & Giveです。
最初は、めんどくさい、多少損をするかなと思っても、
同僚や他部署の頼みごとは、全部引き受けます。
3ヶ月〜半年すれば、
Give & Giveは、必ずと言っていいほど、
Give & Takeになるからです。
誰にでも優しい人間は、出世できません。
瞬時に、仲間になる人を見極めましょう。
そのために、まずはGive & Giveの精神です。
上司への報告はこまめにする
上司が一番イラっとすることの1つに、
報告がないがあります。
最悪なのは、報告がないだけでなく、
待ちに待った挙句、期待するアウトプットを、
あなたが持ってこない。
こうならないために、報告をこまめにしています。
報告をこまめにして、
上司にアドバイスを求めていると、
2つのメリットがあります。
大事なのは、アウトプットの質ではありません。
最低限のレベルは必要ですが、スピード。
6割の出来で、さっさと出す。
出世する人の特徴に共通しています。
最終的には、上司がレビューしてOKを出すわけで、
あなたのアウトプットが、どんなに良くても
直されることだってあるのです。
出世する人は「結果を出した者=ではない」上司への報告が的確だったり、問題点の指摘や気づきが上手かったりと違う角度からの信頼が厚い。営業マンはどちらかと言うと瞬発タイプでコミュ力は高いけど、一方的な報告が苦手だったりする。どちらにせよ、言語化の向上は目指して損はないね。
— タケヒサ (@take_sales01) February 19, 2020
この方も、冒頭で言っていますが、
ポイントは、結果を出すことではありません。
サラリーマン社会では、
上司の意見を定期的に取り入れて、
仕事を進めること。
これが遂行すべきアウトプットなのです。
どんなに凄いアイデアでも、理論的に完璧でも、
上司が、違うと言えば違う。
これが、サラリーマン人生。
反論でもしたら、終了〜です。
アドバイスは素直に受け止める、
意見がある時は、
「こう考えて見たのですが、どう思われますか?」
「私は違う観点でも考えてみたのですが、アドバイスいただけますか?」
こんな感じで、教えをこうようなアプローチにしましょう。
あなたは上司の可愛い子供となり、
昇格する可能性は上がります。
失敗した時に、すぐ報告し謝る
社内政治とは少し話がそれますが、これも大切です。
特に入社して早い時期の話です。
例えば、平社員→課長、主任からマネージャとか、
部長昇進くらいまで。
(役員レベルになると、結果に重点が置かれ、失敗は致命的になる可能性が高いです。)
この時期は、失敗したらすぐに報告すること。
何度も失敗していたら、もちろんダメだけど、
稀の失敗は、潔く報告することで、
プラスになることが多いです。
正直な人間、誠実な人間と思われるから。
役職が低い頃は、仕事の範囲も責任も小さいので、
上司から見れば、大した話ではありません。
隠してバレてしまった方が、信頼の回復は難しいですね。
ここで大切なのは、失敗から次にどうつなげるか?
「同じ失敗を繰り返す人」と「一度の失敗で成長する人」。二人の違いは、“失敗リカバリー能力”の差。
・すぐに報告する
・謝罪が必要なら、すぐに直接謝罪する
・個人で抱え込まずにチームで対応する
・再発防止策を具体的に作る失敗を「次は頑張ろう!」だけで終わらせる人はもったいないよ。
— ひろさん|(株)UZUZ代表取締役@第二新卒・既卒・フリーターを徹底サポート (@okamoto_uzuz) August 14, 2021
次は頑張ります!と気合だけではダメです。
再発防止策や、次はこのように進めるのでどうでしょうか?
ここでも、上司と密にコミニュケーションを取って、
アドバイスをもらうようにしましょう。
社内の勢力図を把握してコネクションを作っておく
今度は、事業部長や役員などの、上のレイヤーの話。
将来このレベルまで、昇格を狙う人は、
社内の勢力図を正確に把握しましょう。
例えば、
大きな予算を抱えているところ、
大人数の部署からは、
昇格する人が出やすいです。
役員レベルからすれば、
そこから嫌われたら、業績への影響が大。
むげにできません。
また、中長期戦略で注力すると決めた
事業、部門からも出世する人は増えます。
注力分野と株主に説明しておきながら、
誰も役員や事業部超級がいないなんて、
示しがつかないからです。
人事の人たちの影響力も把握しましょう。
誰が、強い権限を持っているのか、
その人と密な関係は、誰なのか。
そこまでやるかと思うかもしれませんが、
社内政治の一つ。
最後にあなたと別の人の2人が残った時に、
手を差し伸べてくれることも。
5つほど、社内政治に関するコツを紹介しました。
もっと、えげつなく社内政治にこだわりたい方は、
敵を消し、仕事の自由度を上げるダーク・マネジメントを、
この本から学んでみてください。
相手はロボットでなく、人間です。
キレイごと、ロジカルなだけではうまく行かない。
そんな時に、読むと効果のある1冊です。
まとめ
いかがでしたか。
社内政治に強く、スピード出世する人の
5つの行動をまとめました。
社内政治に強い人とは、
こんな感じでした。
社内政治は、悪いことではなく、
会社に貢献するものであり、悪いことではありません。
上記ができず、いつしか憎しみが優先し、
他人を蹴落とすことに注力してしまう人がいます。
かめリーマンがいいたいのは、そんなサラリーマン人生は
楽しくないです。
20年〜30年もそんなことを、四六時中考えている人生はやめましょう。
ピュアに会社に貢献するために、自分の仕事が充実したものにするために、
社内政治力が強い人になりたいですね。