日本人はとても我慢強い人種なので、どれだけ疲れていても、ストレスが溜まっていても会社に行くことをやめようとしません。
また、会社を休むという行為が「サボりや甘え」という認識が根付いている日本の風土が、休みにくさを大きくしているのかもしれません。
しかし、会社に行きたくないという「心からのSOS」を放っておくと、最悪うつ病にまで進展してしまう可能性だってあるのです。
この記事では、そんな「会社に行きたくない気持ちの原因とうつ病にならない為の対処法」について解説していきたいと思います。
Contents
会社に行きたくない気持ちになる原因はなに?
「会社に行きたくない」と思う原因は人それぞれ違います。
✅会社の上司と合わない
✅親しい同僚が1人もいない
✅仕事に楽しさを見出せない
✅会社で働くことで肉体的、もしくは精神的なダメージが大きい
というように、人間関係であったり、仕事のプレッシャーによる精神的なストレス、肉体的な負担など、人によってその原因は違うはずです。
残念ながら、日本人は我慢強い人種になってしまいました。
そして「休む=悪」というイメージが付きまとう日本社会においては、なかなか「有給休暇を取る」という選択肢を選びにくいのも事実ですよね。
1億総活躍社会を実現するために、政府が打ち出した法律「働き方改革関連法案」。
過労死やうつ病、パワハラやセクハラといったものは、少なくなっていく流れにはなってきているでしょう。
しかし、自分の身体は自分が一番よくわかっているもの。自分が少しでも辛いと感じたら、すぐにでも対策を真剣に考えるようにしましょう。
まだ、大丈夫かなと思って、見て見ぬ振りをしていると、溜まりに溜まったストレスという水がコップから溢れた瞬間に、うつ病になり一生の人生を台無しにすることだってあるのですから。
自分自身の疲れやストレスもうまくコントロールできることも、1人前の社会人と言えるのではないでしょうか。
うまくストレスの発散やストレスにならないような思考を持たないとうつ病になってしまうことも
会社で溜まった疲れやストレスは、上手に解消しなければうつ病を発症してしまいます。
そうならない為には、日ごろからうまく疲れやストレスを解消して自分の身体をメンテナンスしていかなければなりません。
休日にマッサージに行ったり、好きなアーティストのライブに行ったり、趣味に没頭するなどして「ストレスを減らす」ということも重要です。
公園や山、森林など、木々の生い茂った場所を散歩すると、明らかにストレス緩和できるということが科学的にもわかっています。
また、ストレスをうまく発散すると同時に、仕事のストレス自体をを感じにくくする思考を持つということもとても重要になってきます。
嫌な仕事をゲーム感覚でこなしていく思考や、嫌な上司を人ではなくロボット(生き物ではなく物)だと思い込む思考などを上手に使いストレス自体を感じにくい状態にするのです。
仕事へ向かうその風景を、「リゾート地に向かう」と思い込み、一時的にでも精神的にリラックスさせるだけでも違ってきます。
個人的にオススメなのが筋トレです。最初は辛いですが、3週間(週に2回)続けていれば、不思議と「俺は誰にも負けない!」という意味不明な感情が芽生えてきます。
このように、少しの工夫でストレスは減らせたり、ストレスを感じにくくすることができるので、ぜひ試してみるべきだと思います。
うつ病になるくらいなら転職という選択肢を選ぶ
ストレスが溜まりすぎて会社に行きたいくない状態になってしまったら、ストレスを減らしたり、ストレスを感じにくくする努力も必要です。
それでも無理ならば「転職する」という選択肢を選ぶべきだといえます。
人生において会社がすべてというわけではありません。会社に人生を捧げる人生はオススメできません。
もしも「このままこの会社にいては精神的に限界がきてうつ病になってしまうかも」と思ったとしたならば、早めに転職活動を始めるべきなのです。
うつ病になってからでは遅いです。限りある人生、仕事を一時的にやめたって社会制度がしっかりしている日本なら生きていけます。
ゆっくり休んで、自分を見つめ直して、新しい仕事を始めたっていいのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
会社に行きたくないという気持ちは、少数派の感情ではなく、多くの人が1度は経験するものです。
上手に疲れやストレスを解消したり、ストレスを感じにくくする思考などを身に付ける努力なども必要ですが、もしもうつ病になってしまうと思ったならば転職することも本格的に考えてみましょう。