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TOEIC/英語勉強

海外で働くために必要な英語力|TOEICスコアで3つのレベルに分けて考えよう

・海外で働きたいけど英語はどれくらいできるといいの

・海外で働くために必要なTOEICスコアはどれくらい…

・将来海外で働くために、英語をどうやって勉強しておけばいいの?

こんな悩みや疑問を解決します。

グローバル、多様性という言葉が当たり前になってきた今。

会社で英語の力を求められる機会が増えてきました。

海外駐在員として、バリバリ活躍したいと思っている人も多いのではないでしょうか。

将来は外資に転職して、給料を爆上げさせるなんてのもありです。

かめリーマンは、外資系企業に、海外のローカル採用で年収1500万円の契約を獲得。

契約できた理由として、英語力は間違いなく重要なファクターでした。

実際に海外で働くにあたりどれくらいの英語力、TOEICのスコアは何点あればよいのでしょうか。

この記事では以下について解説します。

海外で働くのに企業が期待する英語力(TOEICスコア)

TOEICスコアから分析|海外で働くための英語力

海外で通用する英語の勉強の仕方

英語の勉強は、将来の目標を具体的に見据えて勉強することが大切です。

TOEICのスコアを明確な目標にして、将来のキャリアにぜひ生かしてくださいね。

Contents

海外で働くために必要な英語力とは?

海外で働くために必要な英語力とは?

海外で働くのに会社が期待する英語力ってどのようなものなのでしょうか。

データを見てみましょう。

(参照:国際ビジネスコミニュケーション協会)

英語を必須とした部門にアンケートを取った結果、業務遂行にはTOEICで700点以上を期待しています。

これは日本企業において、国際業務(海外駐在ではない)を遂行するのに必要なTOEICのスコアになります。

日本にいて海外のお客さんとメールをしたり電話会議をしたり、たまに出張に行って商品を直接紹介したりする仕事が対象です。

かめリーマンの経験からして、確かにTOEIC700点あれば何とか上記のような業務はできた気がします。

ファーストステップとして、TOEIC700点を海外で働くための英語力と考えるのは妥当なラインだと思います。

具体的に海外で働くために必要な英語のスキル・勉強法はこちらにまとめました。

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海外で働くための英語力|TOEICスコアで3つのレベルに分けて考えよう

海外で働くための英語力|TOEICスコアで3つのレベルに分けて考えよう

国際業務でなく海外で実際に働くために必要なスコアはどれくらいでしょうか。

「有名商社では少なくともTOEIC800点を超えていないと駐在できない。」

こんな話も聞きます。本当でしょうか。

結論からいうと仕事の内容次第です。

800点なくても働けることもあるし、800点ないとかなり厳しい環境ももあります。

業種ごとに要求されるTOEICのスコアは以下の記事でまとめてみました。

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海外勤務経験7年のかめリーマンの見解では、大きく3つに分類できます。

TOEICのスコアと海外勤務の関係

TOEIC 600点:日系企業の現地駐在で可もなく不可もなく仕事ができる

TOEIC 820点:日経企業の現法社員と適切にコミニュケーションしながら仕事ができる

TOEIC 950点:現地採用でもそれなりに仕事ができる



TOEIC 600点で海外ローカル採用は無理

TOEIC600点は参考書を買って、それなりに勉強(3ヶ月〜6ヶ月)すれば誰でも取れます。

TOEIC 600点取るのに必要な勉強時間は3ヶ月!|勉強法を具体的に解説
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ですが、TOEIC600点だと海外でローカル採用として働くのはほぼ無理です。

ただ、日経企業の海外駐在員としてTOEIC600点台で働いている方はごまんといます(特に、アジア圏が多いです。)

環境によっては、1日の半分を日本語で過ごしてます。

例えばとある日経大手では、シンガポールに駐在している日本人が50名超え。

仕事メールも半分以上は本社と日本語でやりとり。

ランチももっぱら日本人だけで食べる。

英語が話せなくても意外にやっていけちゃいます。

TOEICスコアは、海外駐在切符を手に入れるための資格みたいなもんです。

とにかく海外駐在したいという方は、TOEIC600点でアジアコースがオススメです。

駐在しながら、英語のスキルを高めていけば、さらに他の国への駐在を可能になりますしね。

海外で働くために必要なTOEICスコアをまとめました(by 海外経験12カ国サラリーマン)
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ちなみにTOEIC600点時代のかめリーマンの様子は

打ち合わせでもほとんど自分から発言しない

ローカルの人が話していることがよくわかっていないのに『YES,YES』とだけ言う

ローカルから「なんだこいつ使えないな」と思われる。でも日系企業だから忖度される自分

とても辛く、一刻も早く日本に帰りたいなぁと思った時期です。

それでも、海外駐在はアジア諸国の異なったビジネス習慣を学べて、とても貴重な時期でもありました。

今思うと、この経験があったからこそ、ローカルでバリバリ働けている自分がいると感じます。

日系企業の駐在員として、海外で働きたいというのが目標なら、まずはTOEICは600点〜730点をまずは目指せば良いと思います。

「いや、なんちゃって駐在でなくて、英語を駆使して仕事して企業に貢献したい!」

「英語ネイティブの国、アメリカやイギリスに駐在して、ローカルメンバと一緒にプロジェクトをやりたい!」

という立派なマインドをお持ちな方もいるでしょう。素晴らしいですね。

そちらは、次のレベルになります。

TOEIC 820点なら駐在員としてはそれなりに働ける

海外の駐在員として、ローカルメンバと一緒に営業資料を作成して、見積もり作って、契約書作って、ネゴシエーションして、デリバリーまでこなす。なんか、かっこいいですよね。

それをするにはもっともっと英語の勉強(スピーキング、リスニングはもちろんビジネスコミニュケーション能力など)が必要です。

目標としてはまずはTOEIC820点でしょう。820点レベルになると少し状況は変わってきます。

海外勤務経験がなくてもそれなりに仕事ができると思います。

辞書を使いながらの資料作成、メールで海外顧客と調整。

英語の基礎力があるので、わからなければ自分で調べてこなすことができるからです。

企業もTOEIC820点あれば、海外勤務の候補者として選抜対象として考えてくれます。

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アメリカなどの英語がネイティブの国の駐在も可能になってくるレベルです。

かめリーマンが820点の時の海外駐在はこんな感じでした。

会議で相手の発言がだいぶわかってきてた。

英語で資料を作ってお客さんに説明できた。

電話で拙いながらもコミニュケーションができて仕事のスピートが上がった。(それまでは電話は怖くてしなかった。)

600点時代とは違ってとても楽しい時期でした。

同時に、まだまだ一人前の仕事をするには、先が遠いとわかってきた時期でもありました。

例えば、会議でも相手の言っていることを理解できますが、意見を言うことができませんでした。

「会議で聞き取れた、満足。。」

「あいつの発言はちょっと違うな」と会議の後で日本人同士で愚痴って満足。。

 かめリーマン
かめリーマン
価値を生み出さない駐在員の典型だ。

 ロボぞう
ロボぞう
否定ダケなら暇人のすることダナ 。。暇でイイな。

そんな時代でもありました。今思うと情けないです。

海外では「会議で発言しない=能力がない、仕事できない」

これ本当に大切です。覚えておいてください。

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私は一度上司からこれを言われて、会社での評価が下がった時期がありました。

スピーキングの力の必要性を強く感じるきっかけになりました。

もちろん820点取れたことは立派ですので、ここまできたらあと少し。

スピーキングの力を強化して会議でも中心的な存在になりましょう。

論理思考の強化、会議の議題に関する深い知識、自分の論点をしっかり整理して会議に望む日々の努力、自分の思いを英語でスピーキングできる訓練。

そういったものの積み重ねで、だんだんと会議で忖度せずに、自分の意見を発言し相手を納得させ戦力として認められるようになります。

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駐在してからは、日々の努力を怠らず、仕事を通じてパワーアップするぞ、というマインドが大切です。

いかに実戦に使える英語(ディスカッションできる、数字(売上)がスラスラ話せる、相手の話の行間を読む etc)に変換していくかを日頃から考えて勉強しましょう。

TOEIC 950点は重要な戦力になりうる

かめリーマンがローカルで日本人を採用するならTOEIC950点を条件にします。

海外に関する仕事を全くしてなくても、TOEICを950点以上取っている人は相当な努力をした人だからです。

820点はそれなりにやれば取れるけど、950点は簡単には取れません。

一つの分野で相当な努力を費やせる人は、英語力に関係なく、企業側からみると非常に価値があります。

他の仕事でも努力して改善をする傾向があるからです。

そういったことが自然と身についているので雇用する側にとっては最高の人財です。

このレベルになると最初は慣れない海外で苦戦するとしても問題ないです。

語彙力、リスニング力、文法力がしっかりと身についているので、海外で働いて半年もすればすぐに慣れます。

企業で戦力としてすぐに認められることでしょう。

一つだけ気をつけてください。

950点のスコアを取るために、高得点を取るテクニックばかりを勉強しないでください

「いいか!リスニングは全部聞く必要はない。最初の疑問視だけを聞くのだ!」

「おまいら、Whereが聞こえたか!。あとは選択肢から場所を回答しているのを選べばOK!」

仕事で次回の打ち合わせの日時と場所の調整をしているのに、Whereだけ聞き取れて、いつ、何時に、どこにいけば良いかなんてわかりません。

テクニックに固執して、一部を運で正解している950点と、TOEICを1問1問しっかり勉強してナチュラルな自分で獲得した950点には雲泥の差があります。

950点あると、企業側もかなり期待してあなたを見ています。

仕事で使えない人と見切られた瞬間に、TOEIC950が逆に大きな足かせになってしまいますよ。

自分の腕っぷしで獲得した950点なら、間違いなく海外で働くための英語力はありまし、会社で貴重な戦力として認めてくれます。

まとめ

いかがでしたか。

海外で働くための英語力について、TOEICのスコアをもとに解説しました。

もちろんTOEICのスコアを何点取れば、絶対に海外で働けるなんてルールはないです。

それでもここに書いた記事は、かめリーマンが5年以上、海外で勤務している際に、多くの日本人を見てきて、分析してきた結果です。

かなり信憑性があると思っていただいていいと思います。

これからはグローバル化、多様性の時代になり、今まで以上に、国境なき時代に突入します。

英語は重要なスキルとなり、多くの企業が従業員に英語力を要求してきます。

学生や若手社員の皆さんは、TOEICのスコアを1つの目安として、具体的な目標を立てて早めに高スコアを獲得してしまいましょう。

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