・転職回数が多いと次の転職が不利になるの?
・何回までなら転職OKなの?
・転職回数が多くても大丈夫な業界ってあるのかな…
こんな悩みや疑問を解決します。
転職は昔に比べて、当たり前になってきました。
とは言え、10回も転職して来た人を
企業の面接官はどう思うでしょうか?
「多すぎる!」だと思います。
結論から言うと、転職回数は、
このあたりが、相場。
これ以上になると、面接官側は、
「大丈夫かな、この人?」
と思うでしょう。
そうであっても、転職が全くできないわけではありません。
業界によっては、転職が多いところもあります。
この記事では、転職回数はどれくらいだと多すぎるのか、
また、転職回数が多くても、転職を成功させる方法を紹介します。
Contents
転職回数が多すぎ!不利になるのは20代は3回、30代は4〜5回が目安
転職回数が何回目くらいから、不利になるのでしょうか。
リクナビNEXTのデータを見てみましょう。
(参照:リクナビNEXT)
こんな感じです。
1〜2回であれば、そんなに気にする企業はいないですが、
3回目以上になると、気にする企業は一気に増えます。
採用担当者の人たちの声を聞いて見ると、
冒頭でも述べたように、一般的には、
20代では1〜2社、30代では4〜5社が相場なのでしょう。
さらにSNSをチェックしてみると、
今だから告白するんですが
転職AG時代は
ジョブホッパーの方に
少しネガティブな印象を
持ってました。というのも
転職AGを使う企業は
転職回数のみで足切りする
ことが実はかなり多くて
書類で落とされてしまうから。でも今スタートアップ来て
わかったのは、優秀な
ジョブホッパーの方多すぎ。— 梅田翔五 (@job_and_life) October 14, 2019
転職エージェントさんの実体験によると、
転職回数が多すぎると、その時点で足切りされることもあるようです。
不利になりやすいと言う事実はやはりあるのでしょう。
会社員時代6回転職したけど、募集要項に「転職回数は3回まで」と書いている会社も多かったな。
うちも定着しなそう、という観点なんだろうけど、何回でも転職できるポテンシャルとも言えるわけよ。それだけ企業が欲しいと思う人材なわけよ。
変な足切りシステムは可能性を狭めているだけだと思う。
— りさ🚀複業家 | PRプロデューサー (@Risaxx) January 17, 2020
転職エージェントや転職サイトの募集要項をみると、
転職回数を限定している案件も散見されます。
転職回数について。何回なら多い/少ないのか🤔実は企業により考えが分かれます。目安としては
社会人経験年数÷社数<3
になると転職回数多いと捉える会社が多いです。最近は回数だけを見ず事情を聞いてくれる会社も増えている印象ですが、歴史の長い日系大手などは転職回数厳しめな傾向があります。
— はるさん|MS Jobs (@haru_MSJ) September 30, 2020
転職回数より、在籍期間に重きをおいている意見も。
やはり、3年より短い周期で転職をするのは、
日本の大手ではマイナスイメージなのでしょう。
ただ、業種によっては転職回数が多いのが、
普通みたいなところもあります。
海外では、転職して年収をあげるのが当たり前の文化です。
外資の会社であれば、3年くらいで、
ジョブホッピングしていても普通です。
また、ITエンジニアがめちゃくちゃ足りていません。
2030年には70万人くらい足りないなんて言われています。
需要がある業界は、転職を短期間でする人が多くなります。
引く手あまたで、現企業より待遇が良いオファーが
たくさんあるからです。
転職回数が多くても転職を成功させるには?
そもそもなぜ、転職回数が多いと不利になるのか?
この理由を考えましょう。
理由を知れば、対策を練ることができるからです。
企業側が思うことは、
こんな感じです。
上記の疑問に対して、納得の回答を、
準備してあげましょう。
ポイントは、自己成長やキャリアアップのために
転職をしたとアピールすることです。
転職回数が多すぎると、1つ1つの会社にいる時間が、
短くなります。
9年で5社だとすると、1社にいる時間は、
だいたい1年半。
うちに来ても、1年半でいなくなっちゃうのでは?
と思ってしまうので、採用に踏み切れないのです。
転職を成功させるコツとしては、
最初のA社では、マーケティングを学んでいました。
マーケティングで企画したことを、
自分で開発するところまでやりたいと思うようになり、
B社に転職しました。
その実経験が、さらにマーケティングをする上で役に立っていると思います。
こんな感じで、転職した理由はポジティブマインドであり、
自分のキャリアアップのためだと言えるようにしましょう。
また、転職には一貫性があるとベターです。
同じ業界、職種であればベストですが、
そうでなくても、新しいことにチャレンジしたいとか、
業界で必要なスキルをひととおり経験して、最終的にキャリアを決めたいとか、
そういった理由もありでしょう。
賛否はありますが、日本では終身雇用が根強く残っています。
すぐに会社を変える、ジョブホッパーは、
職場に馴染めない、コミニュケーションに問題があると
思われがちです。
こちらも、転職は自分のキャリアアップのためであることを、
伝えることが大切です。
また、コミニュケーションスキルこそ、
面接の受け答えで、そんなことはないと証明してあげましょう。
話すのが苦手な場合は、練習してください。
少なくとも3年働け、働けばわかる。
こんな言葉からも分かるとおり、
転職が多すぎる人は、そもそも業界で必要なスキルを
身につけていない、中途半端なのではと
思われてしまいます。
個人的には、3年なんて働く必要は全くないと思うのですが、
こんな文化があるのが現状でしょう。
スキルの証明はとても大事です。
どんなにあなたが優れたスキルを持っていても、
たった30分の面接で伝え切るのは、
本当に難しいからです。
自分がどんな人間なのか、どんなスキルがあるのか、
どこに強みがあるのか、どうやって会社に貢献できるのか
自分の言葉ではっきりと言えるようにしましょう。
絶対にやらなければならないのは、
自己分析です。
転職回数に限らず、これをどこまで突き詰めて
実行したかで、転職の成否は決まると言っても過言ではありません。
転職回数が多いと言うことは、
それだけ多くの経験をしてきたわけです。
短い期間でも、濃い仕事をしてきたのであれば、
堂々とアピールし、相手企業に貢献できることを伝えましょう。
転職回数が多い人は職務履歴書を工夫する
また、転職回数が多い人は、
履歴書・職務履歴書を工夫しましょう。
だらだら書くと、書類審査で落ちてしまうからです。
1つ1つの職務経験を書いていった結果、
4ページ、5ページとなったら要注意です。
まず、読まれる可能性が少なくなります。
A4サイズで1枚もしくは2枚がちょうど良いです。
履歴書を書くコツは、
職務履歴書を書くコツは、
こんな感じです。
何度も同じことの繰り返しになりますが、
転職したのは、自分のキャリアをステップアップさせるため、
ポジティブな理由なんだと言うことを、
しっかりとわかってもらうことが大切です。
昔と違い、転職する割合は増えてきています。
企業側もステップアップのための転職に
理解が出てきてように思います。
時代は変わってきている、転職回数を気にしないでOKになる時代はすごそこに
コロナで在宅勤務になったり、
デジタルトランスフォーメーションといった
バズワード見たいのが出てきたり。
どうであれ、仕事の仕方が変わってきているのは事実です。
働き方改革に拍車がかかり、
より柔軟に働ける時代に突入します。
これから5〜10年で、転職回数なんて気にする人が少なくなります。
なぜなら、今の転職に抵抗のない、
20代、30代の世代が、
人事でも中心になってくるから。
今は、まだ就職氷河期を経験した
おっさんたちが主流、
一つの会社で働くのがエライ、
終身雇用で一社で働くことが当たり前と思ってる。
こんな人たちが減っていく未来は、転職は普通の活動で、
1社で働き続けている方がマイナーになる時代が
来るかもしれませんよ。海外は実際にそうですしね。
まとめ
いかがでしたか?
転職回数が多すぎると、不利になることは事実。
何回目かと言う指標は、
20代では3回、30代では5回まで。
この数字を目安に、キャリアプランを立てることをお勧めします。
グローバル企業やIT企業では、他の業種より、
転職が頻繁に行われているので、
もう少し回数が多くても大丈夫。
いずれにせよ、面接で転職回数のことを聞かれた際の
準備は念入りにしましょう。
ポイントは、自分のキャリアアップのための転職だったことを、
しっかりと職務履歴書と面接でアピールすることです。
一度きりの人生、輝くキャリアにしたいですね。
ご参考までに、数回の転職を経て、
海外で働いている、かめリーマンおすすめの、
転職エージェント書いておきます。