・20代のうちに身につけておくべきスキルって何?
・将来、年収1000万円稼ぐには、どうすればいいの?
・転職時に給料をあげるのに有効なスキルって何?
こんな悩みや疑問を解決します。
人生において、働く時間はとても長いです。1日の1/3は仕事です。
そんな貴重な時間を使うのですから、対価としてもらう給料は、出来る限り高い方がいいですよね。
1つの指標として、「年収1000万円を目指したい!」と思う方は多いようで、30歳前後で達成できれば、成功と言ってもいいのではないでしょうか。
かめリーマンも、何度かの転職を経て、年収は1500万円程度(海外在住)ですが、年収を1000万円にするのは、そんなに難しいことではないと思います。
「特定のスキルの習得+転職の利用」
20代のうちに、この記事で紹介する、特定のスキルの向上に努めながら、あなたに適した転職の機会をじっくり待つ。
タイミングがきたら、転職して、給料をアップさせる。
この繰り返しが、年収1000万円を達成するキモです。
この記事では、30代で年収1000万円超えを実現するために、20代のうちにやっておくべきことに関して解説していきます。
Contents
アウトプットする癖をつける(インプットマニアにならない)
日本の教育文化が影響していると思うのですが、日本人は情報収集は得意ですが、情報発信が非常に苦手です。
ビジネスは相手がいてナンボの世界。あなたの思いを相手に理解してもらう、共感してもらうことが必須です。
どんなに、「僕はたくさん本を読んでいるので、知識ありますから、ご安心を!」と言っても、お客さんは信じてくれません。
相手に伝えるための、アウトプットする力を、意識的に訓練する必要があり、それだけで、同僚に圧倒的な差をつけることが出来ます。
例えば、本を読み始める時、皆さんは「この本に書いてあることを学んで、仕事に生かそう」と思っています。
でも、読み終わって、数日後に「あなたは、その本から何を学び、どう利用しようとしていますか?」と尋ねると、9割以上の人が、まともに答えられないそうです。
多くの人が「読んでいる時は、タメになるなぁと思ったんだけど。。よく内容は覚えていないなぁ。。」
こんな感じです。
勉強した感だけはあるのですが、何もそこから得ていません。
正直言って、時間の単なる浪費です。
本当にもったいないですし、ビジネスをする上で、一番大切な、「相手に発信する、共感させる」スキルを向上させるチャンスを逸しています。
大切なのは、「インプットからのアウトプット」
この作業を20代の時から、繰り返しやることで、習慣にする。
それだけで、あなたのビジネス力はぐんっと伸びていきます。
文字を読んで、その瞬間は、理解するのは簡単だけど、実践するには多くのギャップがあることを、まずは認めましょう。
実践しようとすることで、自分の環境に合わせて、自分なりに解釈する必要があります。なかなか、うまくできません。
でも、このプロセスを何度も何度もふむことが大事なのです。
繰り返すことで、答えのないビジネス社会において、柔軟に対応できる力が醸成されるのです。
30代になっても、昇格しない人のほとんどが、「マニュアル人間」です。
指示されないと動けない、手順書がない進められない、社員になってはいけません。
いったん、受け身型の社畜になると、なかなか脱却できないのです。
20代のうちから、インプットしたことをアウトプットする習慣をつけて、高い視座と広い視野を持った、ビジネスマンを目指しましょう。
注視すべきは、やみくもにアウトプットしても、多少はスキルアップしますが、効率が悪いです。
効率化を図るには、自分なりのテンプレートを持つようにしてください。アウトプットをするときの、フレームワークを自分なりに作っておくのです。
もし、よりどころがなければ、以下の本を参考にしてみてください。
地道に積んだ、アウトプットの経験は、転職時のインタビューでも、あなたのオリジナルの経験として語ることができ、面接官に好印象を残すことができるようになります。
プレゼンする力を磨く(資料作りのプロにならない)
アウトプットする大切さはわかっていただけたと思います。
次に大切なのは「アプトプットの質」です。
どんなにたくさんの本を読んで、学んだことをアウトプットしても、相手に伝わらなければ、ビジネスでは役に立ちません。
何度も言いますが、ビジネスを成功させる秘訣は、相手に共感してもらうこと。
「かめさん、流石。よくわかっていらっしゃる」
「かめさん、そうなんですよ。そこに困っているんですよ」
共感してもらえれば、あとは解決策を提示するだけですから、共感させるための伝える力=「プレゼン力」を磨く必要があります。
プレゼンする力は、あらゆる所で役に立ちます。それが、年収1000万円に繋がる道なのです。
・年に1回の業績レビューで上司にアピールする
・新規事業の説明を役員にして承認をもらう
・お客にプレゼンして商品を買ってもらう
・部内のお局さまに出張のお土産を渡す
どれも、プレゼンをしっかりして、相手に共感してもらうことで、あなたの評価はうなぎ上り。
そのスキルは、どこに行っても通じるものですし、転職の面接時にも、自然とあなたのトークは洗練されたものになっており、スムーズに事が進むでしょう。
これは短期集中型で、身に付くスキルではなく、長年の努力と経験を通じて、出てくるものです。
不思議とこう言ったスキルは、その人と話すだけで、どの程度なのかわかるのです。
薄っぺらい経験しかしていないと、すぐに見透かされます。
20代から地道にプレゼンする力を高める努力をしましょう。
この記事では、プレゼン力を高める方法は説明しません。
私は専門家ではないので。。
ご参考までに、かめリーマンが20代の頃に、実践したのは以下の3つの本です。
この3冊は、40歳になった今でも、定期的に読み返して、仕事に取り組むようにしています。バイブルみたいなもんです。
あれもこれもと手を出すと、うまく行かない事が多いので、皆さんも「これだ!」と思う、バイブルを厳選して、見つけてください。
英語は今からやっておく(給料アップの光る原石)
3つ目は英語の勉強です。
もっと端的に言うと、TOEIC900点をできるだけ、早くとりましょう。
こう言う話をすると、TOEICの点数が取れても、英語を話すことなんてできないと文句を言ってくる人がいますが、無視していいです。
確かに、TOEIC900点の人でも、ビジネスで英語を駆使して仕事できない人は、たくさんいます。
でも、ここでは年収1000万円を達成するためには、絶対にあったほうがいいと断言します。
グローバル化、多様性と言われる中で、英語の必要性はだいぶ前から、日本でも叫ばれてきました。
それでも、英語が話せる人が少ないと言うのが現実です。
かめリーマンは数十カ国に出張し、海外駐在員として4年ほど過ごしましたが、そんな中で、英語が話せる日本人は、本当に少ないなぁと感じています。
特に日系企業で、グローバルに事業を展開している場合、転職時に間違いなく、TOEICの点数は、給料ネゴシエーションでプラスに働きます。
転職した後も、英語が話せるだけで、海外駐在員に選ばれたり、役員が海外出張に行く際に通訳係として同行したり、社内評価を高める機会に恵まれる可能性が高いです。
TOEICの得点が高いだけで、優遇されるこの現状を利用する手はありません。
まずはがむしゃらにスコアを取得することだけを目指してください。
その後に、ビジネスで使える英語にしていくことをお勧めします。
転職先に外資系の会社を候補に入れることができるからです。
外資は、ドライな部分もありますが、腕っぷしさえあれば、年収1500万円以上も普通に可能です。
ただし、それなりの英語のスキルと経験が求められるので、それなりの勉強量が必要です。
かめリーマンは海外でローカル社員として、年収1500万円を達成していますが、英語の勉強はかなり苦戦しました。
その経験をもとに、20代のみなさんがやるべきロードマップをまとめておきました。
転職の情報収集はじっくり進める(タイミングを虎視淡々と待つ)
もう一つ大事なのが、積極的に転職情報を集めておくこと。
いざ、転職するぞ!となっても、転職するにはそれなりに時間がかかります。
一般的には、平均3〜6ヶ月位かかっているようです。
年収1000万円かつ、あなたにぴったりの案件がゴロゴロと転がっているほど、世の中は甘くありません。
時には1年以上、希望する案件が見つけられないこともあるでしょう。
また、初めての転職活動に、自分のド本命を持ってくるのは賢い選択ではありません。
予行練習とは言ってはなんですが、試しに転職活動を一度経験しておくと良いです。
履歴書、職務履歴書を書くのもそれなりに苦労がいりますし、転職独特の面接に場にも慣れておく必要があると思います。
最近流行っているのが、「ずらし転職」です。やる業務は変えずに、業界を変えるのです。それだけで、給料が1.5倍になるなんてケースも珍しくないです。
そのためにも、転職サイトなどで、どういった業界で、どれくらいの給料が支払われるのかを、知っておきましょう。
給料が高い業界がわかれば、事前にその業界に関する知識をため込んでおけば、面接の時に、素人感を出さずに、うまく対処することもできますしね。
転職活動に関しては、まとめ記事を作ったので、こちらも参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか。
将来に年収1000万円超えを、達成するために20代のうちからやっておくべきことをまとめてみました。
インプット人間にはならない。必ずアウトプットする
人に伝えてナンボ。プレゼンする力をつける
TOEIC900点で、転職を有利にするめる
日頃から、転職情報を収集しておく
20代のうちにこのポイントを実践するだけで(言葉で書くのは簡単ですが、かなり長く地道な努力が必要です。。)、必ずあなたは同期と比べて、圧倒的なスキルの差をつける事ができます。
そのスキルは、どこの世界に行っても通用するもので、転職活動をする際に、あなたの希望を実現するための強く揺るぎない基盤となってサポートしてくれる事でしょう。
継続は力なりです。