英語を話せるようになりたい。なぜ?
「世界中を旅してみたい」
「海外に駐在してビジネスをしてみたい」
「海外のお友達を作りたい」
「昇格するには英語話せないと」
目的は人それぞれだと思います。
「英語を話せるようになるには英語留学が、一番効率がいいはずだ。留学しよう!」
英語圏の国に行って1年ほど、生の英語に触れるのが、最良の選択であると。
残念ながら、海外リーマンカメのこうらの経験からして、そんなことは決してありません。
はっきり言ってタイミングを間違えると、全く効果なしです。
この記事では、留学しても英語は話せないことが多いことについて紹介したいと思います。
Contents
悲惨な留学生の英語留学パターン
人気のある海外の留学プログラム、アメリカやカナダ、アイルランドに行くと、日本人がクラスに数人はいます。
留学するとまずはクラス分けされます。初級、中級だけでなく、上級クラスにも日本人は数人いることが多いです。
他の生徒の多くはドイツ人やスウェーデン人など、欧米からきています。
残念ながら、日本人は彼ら欧米人生徒たちと比べると、英会話力が断然低いのです。
なぜでしょうか?
日本からきている留学生の多くは、最初から上級クラスにいたのではなく、1年、2年かけて下位クラスから上級クラスに上がった生徒たち。
授業で習った内容の理解度テストの結果で、上のクラスに上がれるシステムなのです。
真面目な日本人の得意パターン。成績は良いので気づいたら上級クラス。
テストの結果はいいけど話せない。。
なんか、日本の学校の英語授業と同じですね。読めるけど、話せない。
一方で、欧米人はバカンスのついでに英語を忘れないように、クラスに参加して1ヶ月もするといなくなる。英語は話せるけど、忘れないように受ける。
「英語を学びたい日本人」 VS「 英語を忘れないために参加する欧米人」
能力差は明らかです。
語学留学はお勧めしないのは、語学学校で習うことは日本でもできるって言うのと、語学学校に通うのは結局ノンネイティブだからネイティブの友達は出来ずらいこと、語学学校があるようなエリアでは当然日本人も多いから日本語に逃げやすい。
周りで語学留学の成功体験あんまり聞かない。— Naz. (@BabyRocksta) November 21, 2019
海外に行って語学留学の受け入れ先の学校とか覗いてみると日本人は日本人同士でずっとつるんでる。 もちろん話しているのは日本語オンリー。僕はそれが嫌だったから韓国人の留学生や先生と常に接するようにしてた。 結局日本にいるのと同じことをしてて勿体無いなぁと思ってた #ツイバトM4
— てつお@元キャリアアドバイザー英語学習中 (@tegtsuo) November 20, 2019
英語勉強のために留学にきているのに、英語が話せない。辛い。。
余計に英語を話さなくなりふさぎ込む。
たいていの場合、そうなると現地で出会った日本人同士でつるみ始めます。
週末は日本人だけで日本語でお酒を飲みながら馬鹿騒ぎをする。大学生にありがちなパターン。コンパ大好き大学時代は、行くタイミングが最悪です。
何のために留学に来たのでしょうか?
英語留学はタイミングを間違えてはいけない
留学サービスというと、「世界中から来た優秀な人たちとたくさん英語で会話して、英語がネイティブ見たくすらすら話せるようになる!」と思うかもしれませんが、そうではありません。
特に、初級者、中級者向けと書いてある留学プログラムは危険です。
多くの時間を文法に当てられます。
いいですか、ぶ・ん・ぽ・うですよ!
まぁ、当たり前といえば当たり前なのでしょうが。
英語の文法を英語で学ぶ。
ん?英語できないのに?
( ;´Д`)( ;´Д`)( ;´Д`)
よく考えてみると当たり前ですよね。
初心者コースを選んできた学生たちが、いきなり英語は話せないですよね。
話せるなんて受け入れ先も思わないですよね。
当然、文法から始まります。
もう一度いいます。
英語の文法を英語で学ぶ。
もう少し噛み砕くと。。
英語がわからない学生が、英語で文法をならう。
(-。-; (-。-; (-。-;
もー意味プーです。
私「英語が自信ないって言ってんの!」
先生「それなら文法から覚えましょうね。英語で」
はい、意味プーですね。鶏が先か、卵が先かってやつですかね。
留学に行くタイミングが最悪だと思いませんか。
文法に自信がない人は、日本で日本語の参考書で英語の文法を学ぶべし
せっかく海外に留学したのに、習ってきた80%が文法だったら、時間と費用の無駄になってしまうのではないでしょうか。
カレシー「海外に英語留学してきたぜ。」
カノジョー「すごい!。何勉強してきたの!?」
カレシー「It’s BUNPO! イエスッ!」
海外留学にいくには少なくとも高校レベルの文法はそれなりに理解してからにしましょう。
そして英語留学は思い切って、上級レベルの留学コースにすることをオススメします。
留学は英語の基礎力を確実についてから行くべき
「英語圏の国に行って暮らせば、英語を自然と話せるようになる」
そんなのは幻想です。先ほども言った通り、行くタイミングが重要です。
タイミングと言う言葉をもう少し、英語のスキルに置き換えて具体化してみましょう。
少なくとも英語の基礎力がないとダメです。基礎力とはどれくらいでしょうか?
海外リーマンのカメのこうらの考えは
「TOEIC730点以上」が最低ライン。
TOEIC試験を作成している国際ビジネスコミニュケーション教会の資料を見てください。
素地を備えているんです。
730点を取れれば英語でコミニュケーションができる素地があるんです。
素地は少なくとも備えてから留学にトライしましょうよ。
カメのこうらの経験からTOEIC730点をもう少し噛み砕くと、
文法の理解はもちろんのこと、多少の英語は聞き取れる。
ゆっくりなら簡単な英会話ができるレベルです。
頑張れば、ネイティブの英語にも食らいついていける。
留学の最大のメリットは、
ネイティブスピーカーとのコミニュケーションが圧倒的に多いこと。
朝から晩まで、英語、英語、英語。
だから英語に慣れて、話せるようになるのです。
日本語を母国語にした人間が、英語を全く知らない状態で、いきなりそのような場所に飛び込んで、対応できるでしょうか。
無理です。ある程度のスキルがないとそもそも会話を始められないからです。
まずは、TOEIC730点。
日本で頑張ってみてはいかがでしょうか。
それからでも決して遅くないです。
それでも語学留学したい!
TOEIC730点はまだ取れていないけど、それでも留学したい。
英会話の力をアップさせたいんだ!。今すぐにでも。
そういう方もいるでしょう。
そんな方は留学ではなくまずは、オンライン英会話スクールにしましょう。
1対1で英会話の練習ができるのでコミニュケーションの量も多いですし、先生もあなたのレベルに合わせて対応してくれるので勉強の質が高くなるからです。
ある程度、英語が話せるようになったと感じてから留学してはいかがでしょうか。
何度も言いますが、スキル不足で留学すると時間と費用の無駄に終わります。
まとめ
いかがでしたしょうか。
留学しても英語が話せない、無駄になってしまうことがあることがお分りいただけたでしょうか。
サッカーのルール、キックの仕方、トラップの仕方がわからないのに、いきなり試合に出ても、何もできないのと同じで、英語の基礎力なしでの留学はオススメできません。
TOEICの勉強をしながら、リスニングと英会話力の基礎を身につけましょう。
一つの指標としてTOEIC800点を設定してみるのが良いと思います。
ぜひ、限りある人生の中で留学をするのですから、実りある留学にしてください。