・TOEICの単語ってどうやって覚えるの?
・TOEICのおすすめの単語帳ってどれ?
・英単語が効率よく覚えられない…
こんな悩みや疑問を解決します。
TOEICを勉強していると、「単語が覚えられない」、「どうしたらたくさん覚えることができるのかな」という悩みを持ったことはだれしもあるものだと思います。
単語力はリスニングにも、文法にもリーディングにも響いてくるものベースになるものです。
スコアアップには欠かせません。正しい勉強法で効果的に単語力をつけていきましょう。
この記事では、
・TOEIC用の単語帳を選ぶべき2つの理由
・量と質をカバーして覚えるTOEIC単語のおすすめ勉強法
を紹介します。
「これだ」というTOEIC用の単語帳をすでにお持ちの方は、2つ目の見出しから読んでいただければと思います。
わたしは独学で800点を越えるまで、単語の勉強を怠ったことはありませんでした。
数年もの間、同じ要領で最低限の時間で毎日勉強し続けたのです。
その方法を紹介しますね。
Contents
TOEIC用の単語帳を選ぶべき2つの理由
ここでは、初心者の方のためにTOEICのスコアを伸ばすためには「TOEIC用の単語帳を選ぶべき理由」を紹介します。
「TOEICは専用の単語帳で」と言われることが多いですが、その理由を知り納得した上であなたに合った単語帳を選ぶようにしましょう。
TOEICに出てくる単語はTOEICに特化しているから
英語の勉強をしようとしたとき、最初に買うのは単語帳ですが、どんなときもその用途に合ったものを選びましょう。
あなたはTOEICのスコアを伸ばそうとしているのですから、ここで選ぶべきはTOEIC単語に特化した「TOEIC用の単語帳」なのです。
TOEICに出題される単語の数については、以下のように言われています。
単語学習の研究によれば、人は最低でも文中の95%の単語を知らないと、その文を正しく理解できないそうです。
この意味において、TOEICを満足に解けるようになるには、最低でも3,000語(カバー率95.095%)を習得している必要がある。
(*1)出所 「TOEICに出現する単語数は10,973語」 トイグル URL https://toiguru.jp/vocabulary-size-for-exam
(※1回のテストを満足にクリアするためには2,100語だが、どんな問題が出ても対応するためには3,000語程度になります。)
要は、出題頻度の低いものも含めて3,000語のうち、どのくらい覚えられるかが、「TOEIC単語力」があるかどうかの分かれ目になるということなのです。
スコアに応じて覚えるべき単語をまとめくれてある単語帳はたくさんあります。
効率よく単語を勉強できるよう、自分のレベルや好みに合ったものを選びましょう。
・800~900点台向け
・600〜700点台向け
・初心者向け(kindle unlimitedで無料です)
勉強時間の節約につながるから
よく「TOEICは時間との戦い」と言われますが、わたしの経験上、これは試験準備(勉強)においても同じことです。
社会人は仕事で忙しいし、学生さんも普段の授業や課題で忙しいですよね。
誰でも変りません。
みな同じく何をしていても「時間がない」ものなのであって、少しでも時間を節約したいと考えているのです。
単語は毎日勉強するものだからこそ効率的にして、一日当たりの単語の勉強時間を短くするべきなのです。
そして、そのための第一歩が当たり前ですが、「TOEICの試験はTOEIC用の単語帳を選ぶ」ということなのです。
TOEIC用の単語帳を選んで、勉強時間を効率的に使いましょう。
TOEIC単語おすすめの勉強法(量と質をカバーして覚える)
ここでは、わたしが800点を超えるまで毎日続けた単語の勉強法と具体的な勉強量について紹介します。
勉強する中で、勉強法は試行錯誤して変化していきました。
ここで紹介するのは「最終的に用いていた、最も洗練されたTOEIC単語勉強法」です。
どちらもわたしの経験談です。
ぜひ参考にしていただき、あなたに合ったやり方を探っていただければと思います。
毎日のルーティーンで繰り返す単語勉強法
単語は「週1回まとめて覚える」というのではなく、「毎日決まった数に触れてルーティーンを繰り返していく中で覚える」ようにしましょう。
その方が、間違いなく定着が早く、かつ、ルーティーン化することで勉強への抵抗感が小さくなるからです。
毎日のルーティーンは以下の通りです。
- 朝、前日に勉強した単語を覚えているかチェック
- 覚えていなかったものをノートに記録
- 就寝前、その日のノルマ単語を勉強
- 朝、前日に勉強した単語とノートに記録した単語をチェック
以上です。
この際、単語帳に覚えていなかった単語に✓マークを入れておけば、2週目以降の勉強の時に便利なので、みなさんそれぞれ使いやすい方法を探るのがいいでしょう。
また、その他で重要なことは以下の通りです。
・「単語を覚えた」とは
「単語を見た瞬間、聞いた瞬間にそのイメージや日本語訳が頭に浮かぶ」状態のことです。
このレベルまで引き上げなければ、制限時間が短いTOEICではハイスコアを狙ってはいけません。
・覚え方としては「音読」が最も効率的
書いて覚えるという人もいますが、できることなら書くよりも音読で覚えるようにしましょう。一回単語を書く間に3回は音読できるので、時間効率がいいのです。
例えばリンゴなら、(リンゴのイメージを頭に浮かべながら)appleリンゴappleリンゴ…と口ずさんで覚えるようなイメージです。
「発音できない音は聞き取れない」という大原則があります。
正しい発音を聞いてから発音を真似るようにしてください。その際に細かい発音記号などを意識する必要はありません。
そちらに意識がいくと、本来の趣旨である単語を覚えるが疎かになります。
真似るだけでも仕事である程度は通じます。(さらに上のレベルに行くときに、発音記号を意識し始めればいいです。)
単語は誰でも、「覚えては忘れ、忘れては覚えるの繰り返し」です。
「なかなか覚えられない」と嫌になったり、苦手意識を持ちやすいものではありますが誰でも同じことなのです。
ここで紹介した「ルーティーン」を信じ、効率的に単語力をつけていきましょう。
単語の勉強量:単語帳は10回繰り返そう
わたしは上で紹介したルーティーンで
・毎朝10分
・毎晩30分(100単語)
を単語勉強の時間とし、10回は単語帳を繰り返して勉強しました。
もちろん初心者の方ほど負担が大きいものでしょうし、暗記力などには個人差があるものです。
わたしの場合は10回単語帳を繰り返したら、見出し語すべてを覚えることができました。
やってみてあなたなりの感覚をつかむのがいいでしょう。少なくとも3回はやった方がいいです。
単語を覚えていく上で一番大切なことは「毎日触れること」です。
ムリない計画、ムリないルーティーンを組み、毎日単語に触れて確実に覚えていきましょう。
まとめ
単語は、誰もが壁を感じたり勉強法に悩んだりするものです。
正しい勉強法や自分に合ったものがわからず、挫折してしまう人が多いのも単語の勉強がうまくいかないからでしょう。
私なりの800点以上にスコアを伸ばすに至った、単語の勉強法と勉強量をこの記事でまとめて紹介しました。
正しい単語帳を選び、正しい勉強法で十分な勉強をすればだれでも単語力を上げることができます。TOEICのスコアも一気にあげることができます。
TOEICで高得点をとるだけで、日系企業では海外赴任の候補担ったり、海外企業との調整業務ができたり、社内での評価が上がりやすいです。
ぜひこの記事を参考にして、あなたに合った勉強法を見つけて単語力を伸ばしていきましょう。