・勉強している割には英語力が伸びない…
・どう勉強したら効率的に英語力が上がるのかな?
・英語力が伸びない時に克服する方法は?
こんな悩みや疑問を解決します。
英語の勉強をしていて、必ずぶつかる壁が伸び悩みです。
いわゆる「停滞期」と言われるものです。
例えば会社でTOEICのスコアの獲得を推奨されたとします。
初めはやる気もあるのでたくさん勉強して、ぐんっとスコアが伸びるのですが、600点あたりから止まってしまう経験はありませんか。
なんか英語の力が伸びてんのかなぁって疑心暗鬼になって、やめてしまう人が多いです。
伸び悩む時期は誰にでもあります。
停滞期が来たら、逆に「次のレベルに行くチャンス」が来たとポジティブに捉えるマインドを持ちましょう。
この記事では以下のことがわかります。
英語力が伸び悩む時は必ず来るもの
英語力が停滞しやすい人の特徴
英語力の伸び悩みを突破する勉強法
かめリーマンも伸び悩みの時期を何度も経験しました。
今でこそ、海外のローカル採用で、部門に日本人一人で、英語を駆使して仕事をしていますが、5年前はぜんぜんダメでした。
それでも停滞期は避けては通れないものだと理解して、勉強法を試行錯誤しながら突破することができました。
その経験を踏まえて、勉強法もご紹介します。
Contents
英語力が伸びない!ピンチはチャンス、停滞期を吹き飛ばす勉強法
勉強しているのに、ぜんぜん英語ができるようにならない。。
これって当然です。
英語が話せる感覚って人それぞれ違いますし、勉強すればするほど、さらに上を目指したくなるからです。
もっともっと今より英語がうまくなりたいと思うから、停滞期が必ず来るのです。
ですから、停滞期が来ることはとても良いことだとポジティブに捉えることが大切です。
大切なのは、停滞期に入ったときに自分の勉強法を一度見直すことです。
正しい勉強法でやれば、停滞期を短くすることはできるからです。
いかに停滞期から脱出する時間を短くするかで、伸び悩むことを減らしてモチベーションの維持につなげるかがポイントになります。
英語の伸び悩みを感じる人の特徴
その理由は大きく2つあります。
理由1:そもそも英語力を測っていない
英語の勉強をしていても、自分のレベルを見える化するって実は難しいです。
あなたが、ネイティブとカフェでビジネスランチをして、流暢に話して商談を成功させたら、充実感とともに英語力伸びたなぁと感じるでしょう。
しかし、このレベルに行くまでには遠い道のりです。
そうでなくても、実は英単語を新しく100個覚えたら、英語力は上がっています。でもそう感じないんですよね。
実際に利用する場に遭遇しない限り、英語力が伸びたなぁと実感できないのです。
まずは数値で見える化をしましょう。
英語力を図る指標としては、TOEICや英検がありますよね。
こういったスキルを数値化する試験を受けていない方は、定期的に受けるようにしましょう。
ただし、たくさん受けるのはおすすめしません。
何度も短期間で受けていると、スコアばかり気にしてメンタルがやられてしまいます。
半年に1回のペースで見える化するのがちょうどいいです。
理由2:直線的に英語が伸びると勘違いしている
自分のレベルをTOEICなどで数値化すると、なかなかスコアが上がらないなぁと言う時期がわかるようになります。
「スコアが上がらない=英語力が停滞している」のではありません。
「スコアが上がらない=スコアが上がっていない」だけなのです。(当たり前ですが。。)
なぜなら、スコアの上昇曲線は以下グラフの赤線のようになるからです。
どうしても、青線のようにスコアが上がることを期待してしまいますが、なかなか難しいです。
TOEICなどの試験は、英単語を1つ覚えたら1点上がるようなものではないからです。
「停滞している=スコアがぐんっと上がる直前の蓄えの時期」と思ってください。
かめリーマンの経験上、3ヶ月〜6ヶ月でこの停滞期を脱出することができます。
英語の停滞期を脱出する勉強法
それでは、停滞期をうまく脱出する勉強法を解説します。
精神的に落ち着くこと
先ほども解説したとおり、停滞期は必ずきます。
「お!来たな。停滞期くん。」と大きな心でゆったりと停滞期と付き合うようにしましょう。
イライラすると、勉強に身が入らず、モチベーションが下がり、最終的には英語の勉強を辞めてしまうなんてこともあります。
ますは、停滞期と仲良く付き合いましょう。
毎日何があっても継続する
英語に触れるのは毎日が必須です。多くの人が実は毎日、英語の勉強をできていません。
日本語は生まれた時からず〜〜っと声に出しているのです。とてつもない時間ですよね。
なぜか、英語の勉強になると「3ヶ月でペラペラ」とか「聞くだけで英語ができるようになる」みたいな話を信じてしまう。
そんなことは絶対にありません。停滞期に陥っている人は、毎日勉強できているか振り返ってください。
もちろん、毎日やるのは本当に大変な作業です。
かめリーマンも何度も挫折しており、勉強していない日を作ったことは何度もあります。
そこで気づいたのは、毎日やる必要があるけど、時間は決めなくていいと言うことです。
今日は仕事で忙しいとか、なんかやる気が出ない、そんなときはとりあえず10分間だけでも英単語を覚える。それで終わりでいいです。
とてもやる気に満ち溢れて、気合い入りまくりの土曜日は3時間勉強すればいいです。
大切なのは、時間ではなく毎日英語に触れることです。
毎日やることで、学んだことを忘れる量を圧倒的に減らすことができます。
継続は力なりですね。
発音の勉強を疎かにしない
英語力の伸びない原因の中で、多くの人に当てはあるのが、「発音の勉強をしていない」ケース。
「正しく発音できない英語は聞き取れない」という格言があります。
わかりやすく言うと、マクドナルドを英語でも「マ・ク・ド・ナ・ル・ド」と言うと思っていたら、いつまでも聞き取れないのです。
ネイティブの発音はこんな感じ。
ぜんぜん違いますよね。
英単語を覚えるときに発音をしっかり意識して、声に出しながら勉強を続けると、突然ふとした瞬間にリスニング力が上がったなと感じる時がきます。
これが停滞期を脱出する瞬間です。
アウトプットする勉強が圧倒的に少ない
日本の英語教育の弊害とも言えるかもしれないのですが、とにかく日本人の英語の勉強はインプット重視です。
言葉はコミニュケーションするツールであり、アウトプットしなければ意味がありません。
アウトプットしないから、英語力が伸びないのは至極当然のことです。
難しい文法を知っていて、英語の記事をそれなりによむ事はできるけど、話す事はとても苦手。こんな日本人が多いのです。
アウトプットの勉強には3つのステップがあります。ご自分のレベルに合わせてトライしてみてください。
ステップ1:英語を瞬時にアウトプットする脳回路を作る
瞬間英作文を1ヶ月やりこんでみてください。これだけでいいです。
瞬間英作文シリーズ
この本は中学レベルの単語で構成されており、単語を調べるストレスもありません。
日常でよく使うシンプルな文章を、ひたすら声に出して読みまくる。
徹底的にアウトプットすることで「文法を意識しないで、英語で話す脳回路」を作り上げるのです。
例えば、
日本語を話すときに、こんな人いませんよね。
でも、英語になった途端にこんな感じになる人が多いんですよね。
「S+V+Oだから、いやS+V+O+Cの第四文型で、うにゃむにゃぽぎゃゲフ。。」
これだとなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
もちろん文法も大切ですが、英語を日本語と同じような感覚で話せるようになるには、圧倒的なアウトプットしかありません。
とにかく量が大事。
難しい単語は一切排除して、簡単な英文でこれでもかと声に出してアウトプットしてください。
ちょっとしたコツなのですが、この脳回路を作るときは一気に勉強をしてください。
この参考書であれば1ヶ月で全て覚えてしまうくらいアウトプットし続けてください。
間違っても1日1ページ、ちょっとずつやろうとしないでください。なかなか回路が作られません。
ステップ2:とにかく人と会話する
話す回路はできたけど、それはあくまでも本に書いてあることだけ。
実際には話す相手がいて、相手と会話のキャッチボールをする必要があります。この訓練をしましょう
予行練習をたくさんして、ビジネスという実践編にスムーズに入れるようにしましょう。
何度もいいますが、停滞期のほとんどが、圧倒的にアウトプットする量の不足が原因です。
自分にあった英会話プログラムを探して、ひたすらアウトプットをしましょう。
今はいつでも、どこからでも簡単に英会話のレッスンがオンラインで受けられます。
個人的には定額で受け放題のプログラムがおすすめです。
半年くらい使い倒して、必要なくなれば辞めてもいいですしね。
オススメの利用方法は、自分の興味がある英語の記事を見つけて、講師とフリーディスカッションです。
好きこそ物の上手なれです。
かめリーマンは、サッカーが大好きなのでワールドカップの記事を選びまくって、サッカー談義ばかり先生とやっていました。
サッカーは世界の共通語のことが多く、講師もかなり興味がある人が多かったです。
とにかく思ったことをアウトプットしまくりです。恥ずかしがる必要はありません。
相手は先生ですから間違えたら直してくれます。
どんどんアウトプットして会話のキャッチボールをしましょう。
3ヶ月もやれば英語を話すことへの抵抗はなくなってくると思います。
それが停滞期の脱出のきっかけになったりしますよ。
ステップ3:NetFlixで映画見まくり
英語でネイティブ並みに話せるようになりたい。
ビジネス会議で気の利いたスピーキングで場を和ませてから本題に入りたい。
中級者までせっかくきたので、いずれはそんな上級者になりたいですよね。
このレベルの勉強法では、映画を利用している人が多いです。
同僚の英語ペラペラマンが実践していたという、勉強法です。
英語中級者のかめリーマンもこの方法で勉強中で、だいぶ停滞期を徐々に脱出している気がします。
Netflixの映画を英語音声+英語字幕で見まくる。
ポイントは大好きな映画一つに絞ること。
絞らないとあまりの膨大な勉強量にモチベーション低下で続きません。。
1つの映画をひたすら見まくります。百回くらい。
最初は字幕をひたすら目で追う日々。わからない単語ばかりなので調べます。
これが苦痛。。
安心してください、繰り返してみたり、特定のセリフを何度も聞いたり、わからない単語の意味をサクッと調べられる「Netfilix Language Learninig」を使いましょう。
ガチで使いやすく、映画を見て勉強するのにベストツールです。
Chrom拡張機能の「Netfilix language learning」がヤバイ。かめリーマンの英語の勉強でツールの第一位。セリフの字幕が画面右側でみれて、キーボード一つで今のセリフ、前後のセリフを繰り返して聞ける。字幕の単語をクリックすれば日本語の意味がポップアップ表示。勉強の効率化マックスです。 pic.twitter.com/2tip6DB0sB
— かめリーマン🇸🇬|海外駆けるのお休み中@コロナ (@Marceryoma) November 2, 2020
単語の意味がある程度わかってくると、何度も同じ映画を見れば見るほど聞き取れるようになります。
次に映画の主人公になって口パクをひたすらします。これを1つの映画でとことんやって、全部覚えてしまうくらいまで行くと、上級者への停滞期を突破できるようです。
まとめ
英語の勉強で伸び悩むことことは誰もがぶつかる壁です。
伸び悩みは、感覚的にそう感じてしまうもので、スコアには現れなくても英語力は伸びています。
モチベーションの維持のためにも、そう思うようにしてください。
停滞期はレベルアップが目に見えないだけです。グッと堪えて、正しい勉強法で短期間での脱出を目指しましょう。
その際は、自分の実力にあったレベルで勉強しましょう。いきなり難しいことをやらずに、発音などの基礎からじっくり進めていきます。
刺激を与えて英語の勉強停滞期を脱出し、英語を使って、ご自身のキャリアプランを輝くものにしてください。
スピーキングを勉強しつつライティングの勉強も少ししておくとなお良いです。オススメなのがTwitterで英語でつぶやくアウトプット勉強法です。楽しかったこと、むかついたこと、今日の天気でもなんでもいいんですよ。プロフィールには英語の勉強中でつぶやいてます。表現が違ったら教えてくれると嬉しいです。つぶやけばつぶやくほどこうやって書いたほうが言いよってコメントがもらえますよ。無料でライティング強化しましょう。