Webコーダーってどんな仕事するの?
未経験でもWebコーダーになれるの?
Webコーダーとして副業して稼げるのかな…
こんな悩みや疑問を解決します。
Webページの作成をメインで行うWebコーダー。
Webエンジニアの経験がない方が、最初に目指す職種と言っても過言ではありません。
実際に私の周りの友人は、WebコーダーとしてHTML・CSSでWebページの作成で副収入を得ています。
Webコーダだけで、生計を立てるのは難しい(次のステップフロントエンジニアならOK)ですが、副業として月に10万円程度を稼ぐのは比較的容易です。
この記事では以下について解説します。
Webコーダーの仕事の内容・報酬単価
未経験からWebコーダーになる方法
Webコーダーとして案件の見つけ方・稼ぐ方法
Webコーダーは需要の大きいマーケットです。ぜひ、Webコーダーとしてのスキルを習得して、よりキャリアプランを充実したものにしてください。
Contents
未経験からのWebコーダーになって稼げるのか?
Webページの作成・コーティングを仕事にしてみたいけど、未経験でもできるのか疑問に思っている方もいると思います。
そんな人たちが最初に目指すのがWebコーダーです。
実際に未経験者がWebコーダーとして働くことは可能です。
ウェブページの作成の需要は、年々増えてきているからです。
デジタルマーケティングが主流になってきた近年は、多くの企業だけでなく、個人事業主やブロガーもウェブページの作成を発注するようになってきました。
例えば個人同士のスキルマッチングサイトの「ココナラ」でWebページやホームページの作成依頼は、「HTML」で検索すると661件もありました。
「いきなり企業の案件はちょっと…」と思う未経験者でも、副業としてお小遣い稼ぎは十分できることがわかってもらえると思います。
こういった環境で1〜2年間ほど実績を積めば、企業の大規模案件の受注もしやすくなります。
Webコーダーの平均年収は約300万円〜400万円と言われており、日本の平均給与よりは少し低い額になっています。
より高い年収を目指す人は「Webコーダ→フロントエンジニア」のキャリアを進む方が多いようです。
Webコーダーの仕事の内容と報酬単価を知る
Webコーダーは定義が人によって違うので、ここでは主に「HTML・CSS」を扱う人たちとします。
HTMLコーダーと呼ばれたりすることもあります。
他の言語、PHP、Wordpressに関する仕事は、別の職種(フロントエンジニア・Wordpressエンジニア)として、ここでは扱っています。
Webコーダーの主な仕事は以下がメインになります。
HTMLでWebページのコンテンツ作成
CSSでWebページのレイアウト装飾
作成したWebページの保守・更新
Webコーダーの主な仕事は、ウェブデザイナーが制作したページの構成をもとに、実際にHTMLでコーディングをして、ページ作成すること。
作成後は、挿入した画像や原稿の修正も仕事のひとつになったりします。
CSSのスキルがある人は、ページ構成の企画・見た目を良くするためのデザインの装飾も行います。こちらの方が単価が高くなります。
実際にWebコーダーの単価はどのくらいか調べてみましょう。
ココナラで調べてみると、仕事内容と単価はこんな感じです。
・ホームページの作成 5,000円~
・既存HTMLの編集 3,000円~
・既存サイトの移管(Wordpress、HTML)10,000円~
・HTML&CSSでのコーティング 5000円~
・HTMLのトラブルシューティング 3,000円~
未経験で副業として収入を得るレベルであれば、こういった案件を何件か受注すれば十分です。
また、企業案件だと作業ボリュームが大きくなるぶん、高収入をゲットできます。
企業案件は、経験や実績がある程度ないと受注するのは難しいです。まずは個人案件でお小遣い稼ぎをしながら、実績を積むようにしましょう。
Webコーダーになるには何をすればいいの?
未経験からWebコーダーになる方法をご紹介します。
おすすめなのは、プログラミングスクールに通い、一気にスキルを身につけてしまう方法です。
TECHACADEMYの「HTML/CSSトレーニング」は2週間でHTMLとCSSの基礎をしっかりと学び、Webページのコーディングができるようになります。
他のプログラミングコースよりお手頃価格(49,000円)ですし、未経験者に優しいサポートが充実しているので安心して受講できます。
初心者に優しい独自カリキュラム
チャットサポートで随時質問OK
回数無制限のメンターへのレビュー依頼
このようなスクールを利用して、基礎知識を習得してから「ココナラ 」で腕試し。
こんな感じで進めていくのがファーストステップとしていくのがおすすめです。
もう少しスキルの幅を広げておきたいなら「DMM WEBCAMP SKILLS」を利用しましょう。
お値段は上がります(入学金:200,000円、月額:19,800円)が、フリーランスとして将来、独立したいと考えている方は、こちらの方がいいです。
こちらは「HTML・CSS」のWebデザインに加えて「Ruby」のプログラミング言語のスキルも習得します。
これで、Webアプリケーションやサービスの開発案件にもトライできるようになります。
こちらもTECHACADEMY同様に未経験者へのサポートがしっかりしているので、確実にスキルを身に着けることができる環境です。
未経験者の97%が継続している独自カリキュラム
チャット&ビデオ通話でいつでも質問
ライフコーチによる勉強環境の構築サポート
このように、プログラミングスクールで短期間でWebコーダーに必要なスキルを習得することができます。
その他にも、本やUDEMYで独学で勉強してWebコーダーになる方法もあります。
個人的には、未経験者の場合は、プログラミングスクールで基礎を学んだ後に、スキルを伸ばしたいとかわからない部分を調べたりするのに、本やUDEMYの動画を使うといいのかなと思います。
Webコーダーとして案件を受注しよう
Webコーダーの力を身につけたら、営業をしましょう。
どんなに素晴らしいスキルがあっても、存在を知ってもらえなけれえば、仕事を受注することはできません。
案件の獲得の方法は主に3つあります。
スキルマッチングサイトで個人案件を狙う
ITフリーランスエージェントに登録
で募集
SNS1つ1つを簡単に解説してきます。
スキルマッチングサイトで個人案件を狙う
Webコーダはスキルの範囲が狭いこともあり、まずは個人の案件で比較的難易度の低いものを狙う人が多いです。
先ほど紹介した「ココナラ」の「仕事・相談を探す」をクリックして「HTML・CSS」とか「ホームページ」などで検索すれば、多くの案件を見つけることができます。
同様のサービスで「クラウドワークス」もメジャーですので、こちらも覗いてみるとよいと思います。
ITフリーランスエージェントに登録する
ある程度、実績を積んだらITフリーランスエージェントに登録しましょう。
こちらは企業案件を、専門のエージェントが、あなたのスキルや経験を踏まえて、適した案件を紹介してくれます。
やはり、いきなり独力で営業をするのは難しいです。営業は営業のプロであるエージェントさんに任せましょう。
いくつかおすすめのエージェントさんを紹介します。
フューチャリズムを利用したことで、収入がアップした人は85%に及びます。直接交渉で企業とのマッチングの強化、マージンをあまり取らないことで、フリーランスへの高収入を実現しているエージェントです。
支払サイト(仕事が完了し、代金を請求してからお金が振り込まれるまでの時間)が最短15日というのもフリーランスにはとてもありがたいですね。
ギークスジョブでは、平均年収が840万以上、年間契約数が11,606件(2019年度実績)です。
ITエンジニアのフリーランスとしては老舗中の老舗と言えます。
フリーランスとして独立する際のサポートはとても充実しており、サイトに必要な情報がほとんどのっています。
それでも不安な場合は、エージェントが親身に相談にのってくれるので安心です。
また、セミナーや無料イベントが豊富です。報酬アップのポイントだったり、最新のフリーランスの働き方事情など、とても役に立つ情報に、随時触れられるのが嬉しいですね。
SNSで募集する
未経験の時の営業が一番大変なのはイメージがつくかと思います。
そこで大切なのはとにかく「実績作り」です。
どんなに小さくてもいいので、お金をもらって仕事を完遂させた実績は、お客さんを安心させることができます。
簡単に小さな実績を作る方法としては、TwitterなどのSNSを使って、無料でウェブページの作成を手伝ってあげることです。
無料ですので、失敗しても相手から怒られることもそうそうありませんし、時間がかかっても問題になることも少ないです。
将来の大きな収入を得るための、特訓だと思って、SNSを通じて積極的に案件にトライしましょう。
「ブログを初めてみたいけどITの知識があまりない」高年齢層や主婦の方は意外に多いので、TwitterやSNSで募集すれば何件かは引き合いが来ます。
簡単な作業から始めて、自信と実績を積んでいきましょう。
その実績をITフリーランスエージェントの案件探しの際に、利用すれば案件獲得率をあげることができます。
まとめ
いかがでしたか。
Webコーダーとして、「未経験でも稼ぐことは可能」であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
Webコーダー自体がそこまでレベルの高い職種ではないので、高収入をいきなり望むのは難しいですが、その分小さな案件が無数に転がっています。
小規模案件をたくさん受注して経験を積むことで、WordPressエンジニアになったり、フロントエンジニアになって、稼ぎを増やしていくキャリアがおすすめです。
ますますリモートワークが進み、副業も認められる時代になっていきます。
今のうちにご自身のキャリアプランをしっかりと計画立てて、価値あるキャリアにしてくださいね。