・転職活動がうまくいかないけどどうすればいいの?
・転職しても職場になじめず何度も転職してしまってうまくいかない…
・転職後にすぐに転職したくなるのはオッケーなの?
こんな悩みや疑問を解決します。
転職によってうまくステップアップしていく人もいれば、転職に失敗して何度も転職を繰り返してしまう人も存在します。
一度転職に失敗すると、焦りからか熟考せずに急いで次の転職先を決めてしまうケースが本当に多いのです。
もしもそんな「転職による負のスパイラル」に陥ってしまったらどうすれば良いのでしょうか?
大切なのは「まずは、失敗した現実を受け入れること」です。冷静に自分の状況を把握することで、次の正しいステップを見つけることができるからです。
この記事では、以下のことがわかります。
✅転職に失敗する人のパターンを知る
✅転職の失敗を繰り返すほど転職に失敗する負のスパイラルになる
✅負のスパイラルに入りかけた際の脱出方法
この記事を読んで、自分を見つめ直してしっかりとキャリアプランを作ってくださいね。
Contents
そもそも転職に失敗する人のパターンを知る
上司の評価が不満だから会社を変える
転職で失敗する人の多くの人が、上司がうざいとか上司の評価がおかしいといった不満があり、勢いで転職活動をしてしまう人たちです。
転職するきっかけが、上司に対する不満であることは別に良いと思います。しかし、転職する際にはそれだけの理由で雇用してくれる会社はありません。
勢いで会社を辞めて、いざ転職活動をしてみると、なかなか転職先が見つからず、焦ってしまい、最終的には転職エージェントの言いなりになってしまい、希望通りの条件でなく、泣く泣く転職活動を終えるとこになるのです。
今の仕事に飽きてきたから転職する
入社したら事業拡大のための新規戦略を企画するぞと意気揚々としていたのに、気づいたら毎日、毎日同じ作業の繰り返し。つまらないから会社やめよう。
または、今の会社で働くことに慣れてしまい、刺激を求めて飛び出す人もいます。
こういった人達は、飽き性なので次の転職先にいっても、すぐにまた転職する傾向があります。
若い頃はそれでもいいかもしれませんが、年を取ればとるほど、たくさん転職している人を企業は良しとしない傾向があり、転職が難しくなることを理解しておきましょう。
会社がつまらないからやめようと思う人は、一度、上司や上位上司に正直に相談した方が良いです。
それでも環境が変わらないなら、転職活動をしても良いと思いますが、場合によっては職場内での配置変えなどを検討してくれるかもしれませんよ。
知り合いの方が給料が高いから転職する
隣の芝は青く見えるというパターンです。入社して数年ぶりに、大学時代の同期と飲んでいると、あなたの給料より全然多い給料をもらっている友人がいることを知ります。
なんでこいつはこんなにもらっているんだ!。俺の方が仕事もできるはずだし、頑張っているのに!。
こういった方はプライドが高いためか、転職活動中も自分の希望条件を断固として維持する傾向があり、企業とのマッチングがうまくいかないことが多いです。
高い給料がもらいたいから転職するのは、理由の1つとしては適切です。ただし、あなた自身に、転職する際に周りに負けない強みやスキルがないなら転職は控えた方が良いです。
ただ、友達が給料高いから、転職してやるという考えは捨てましょう。今一度、働いている会社を冷静に分析してみて、キャリアプランを立て、やりがいを探すようにしてみてください。
転職を繰り返すとその後のステップアップが難しくなっていく
転職するには人それぞれ理由がありますよね。
✅同業種で大手企業へ転職してステップアップしたい
✅異業種でもう一度自分の可能性を試してみたい
✅本当は転職したくないが、給与や人間関係の問題で転職せざる負えない
というように、転職には必ず理由があるものです。
初めての転職(もしくは2度目の転職)の際には、転職先候補を入念に熟考したり、相当な覚悟を持って転職したはずです。
しかし、何度も転職に失敗してしまうと、その失敗を少しでも早く取り返そうと焦って転職先をピックアップして応募してしまうのです。
企業の採用担当者が履歴書や職務経歴書を見た時に、明確なビジョンを持ったステップアップのための転職ならば、プラスの印象を与えることができますが、転職回数が多かったり、業種がバラバラであったりすると、マイナスの印象を与えてしまうのです。
ステップアップするということは、明らかに現在働いている企業よりも大手だったり、企業が求めるスキルや経験も高くなるということなので、マイナスの印象を与える職歴では採用される確率は低くなってしまうでしょう。
結果的に何度も転職してしまう負のスパイラルに陥ってしまうと、ステップアップの為の転職が難しくなるというのが現実なのです。
転職失敗で負のスパイラルに陥ってしまったら
何度も転職に失敗してしまう負のスパイラルに陥ってしまうのは、避けたいと思うのは誰でも同じですが、現実的には「実際に転職してみないと成功だったかは判断できない」のも事実です。
どれだけ事前に情報収集したとしても、実際に入社してみないことには本当に自分の理想通りの会社かどうかはわからないのです。
もしかしたら、事前に情報収集や転職エージェントの登録などの転職活動を真剣にやっていた人ほど、実際に転職に失敗してしまった時に「こんなはずでは・・・」と焦ってしまい、急いで次の転職先を決めてしまうこともあるかもしれません。
転職の負のスパイラルは誰にでも起こり得るものなのです。
もし、そんな「負のスパイラル」に陥ってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
まず、大前提として考えなければならないことは、「転職に失敗した現実を受け入れること」です。
決して焦らないこと。
その大前提をしっかりとクリアした上で、
「新たな転職プランをしっかりと組み立て直す」
元々考えていた転職プランを一度忘れてしまうくらいでも良いかもしれません。
負のスパイラルの回避方法としておすすめなのが、自分の勝負したい業種で重宝される資格を取得すること。
転職を失敗したと感じた会社は、すぐにでも辞めてしまいたくなりますが、焦って再度転職することは、更に負のスパイラルに陥る原因にもなってしまうので、軌道修正する為に何年か我慢をし続けるのです。
しかし、ただ何年も我慢するのではありません。
「この業種でこの資格を持っていると強いな」と思う資格を取得するために全力で勉強するのです。
ただし、他で働けるというほどのキャリアアップにつながる資格の取得には、時間もかかります。効率よく短時間で勉強するなら、資格学校を検討してみてはいかがでしょうか。学校と言いながらも、モバイルでいつでもどこでも隙間時間に勉強できるものもあるんですよ。
我慢しながらでも、働いていればお金に困ることはありません。
2年、3年と不本意な会社で働いたとしても、強力な資格を取得してから再度転職しても充分にステップアップができるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際に自分自身が転職失敗による負のスパイラルに陥ってしまうと、なかなか冷静な判断ができなくなってしまうかもしれません。
しかし、決して焦ってはいけません。
そして、「失敗してしまった現実を受け入れる」ことがとても重要なのです。
現実をしっかりと受け入れた上で、重宝される資格を取得したり、転職プランをもう一度練り直すなどといった軌道修正を考えていくことが「負のスパイラルを断ち切る唯一の方法」なのです。