・シンガポールPR申請ってどうやるのかな?
・PR申請にエージェントは必要ないのか…
・PR申請後の手続きって何があるのかな?
こんな悩みや疑問を解決します。
あくまでもかめリーマンの主観ですので、
「この記事読んで申請したのに、落ちたぞ」
「こんなはずじゃなかったのに…責任とってよ」
「落ちたから、お前が代わりに申請しろ」
とかは、私がうつ病になるのでやめてください。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
・かめリーマンのPR申請の時の雰囲気
・エージェントに投げっぱなしジャーマンしたこと
・PR申請後の手続き
ぶっちゃけ、他の方が書いてある記事の方が「有益」です。
この記事を書いている著者は、
・PRに2022年の7月半ばに申請、2023年の1月に承認された
・エージェントにぼったくられたと思う(7,000ドル)
・承認後最終手続きを、2023年3月中旬までに完了予定
こんな感じです。
日記レベルの記事ですが、何かの足しになればと思い記事にしてみました。
Contents
かめリーマンのPR申請の時の様子
PR申請を決意した時
ベッドでゴロゴロしながらYoutubeで、
青汁王子のエミレーツのファーストクラスのレビューを見てました。
「人生に一度でいいからファースト体験したいんだけど」と息子に愚痴っていると、
ふと広告が。
いつもなら、「Skipまで5、4、3・・・」を連打なのですが、
その時だけはなぜか違いました。
「PR申請はお任せください、承認者が年間1万人」(←正確な数字は記憶にありません)
エージェントの広告を見た私は、
「これはいける。PRいける!」と根拠のない自信を獲得し、
嫁に「PR申請してみようか」と言いました。
「いんじゃない。1回目は落ちるって言うし。とりあえずやっておけば」
こんな感じで、申請することになりました。
まぁ、深く考えたわけでもなく、なんとなくってのが正直なところです。
かめリーマンのステータス
PR申請で興味があると思うのは
「お前、どんくらい稼いで、どんくらいシンガポールにいるねん」
みたいな話だと思います。
・3人家族(私・嫁・9歳ガキンチョ)
・EP・DPホルダー
・シンガポールに8年間在住
・お仕事は、シンガポール政府が不足と認定している職業と思う
・月収は1万ドル超え2万ドル未満
こんな感じです。
コンドの値上げ、インターナショナルスクールのクソ高い学費で、
キャッシュフローがギリギリな年収って感じです。
日本だったら、けっこう高所得者。
シンガポールだと、中流の中流と自分では認定しています。
PRの申請の時にしたこと
申請時の詳細は、以下の記事にまとめました。
こちらでは簡潔に、やったことを書いておきます。
以下のドキュメントを一つずつかき集めました。
Valid Passport of Applicant(s) | 有効期限(6ヶ月以上)のあるパスポート |
Employment Pass or S Pass
/ Dependent Passes |
表面と裏面をそれぞれ1ページずつ |
Birth Certificate / Household
Registration of Applicant(s) showing both parents’ name |
日本で言う、出生証明書。両親の名前が記載されている必要があります。
※在シンガポール日本国大使館で入手可能 |
Official Marriage Certificates | 日本で言う、婚姻証明書。
※在シンガポール日本国大使館で入手可能 |
Educational Certificates & Transcripts of Applicant(s) | 日本で言う、大学の成績証明書及び卒業証明書。
それぞれの大学で英語版を発行してくれるはず。 |
Current Employer’s letter stating the date of employment, position held, salary per month for the past 6 months | 会社から発行してもらうレター。
役職、給料(6ヶ月間)が記載されているもの。 会社に言えば、すぐにわかります。(多くの人がPR申請してることが多いから) 気をつけるべきは、発効日が申請する日から1ヶ月前以内であること。 |
Payslips in the last 6 Months | 給料明細(申請日から遡って、最新の6ヶ月分) |
Letter of Consent (LOC) | DP保持者(嫁とか)でシンガポールで働いている場合。(働き先が発行しています)
※現在はLOCで働けなくなっているので、該当者はあまりいないと思います。 |
IRAS consent form – Appendix – 1 (PR-PTS) | 申請時にサインする。 |
Declaration Form (PTS) | 申請時にサインする。 |
Annex A of Form 4A | MyICAで事前にダウンロードして、会社に埋めてもらう |
One digital Passport-sized colour Photograph
|
パスポートサイズの写真で背景は白(ソフトコピー、JPEG 形式) |
ぼったくりエージェントのことは後で書きますが、
彼女から以下のドキュメントもあったほうがいいよと言われました。
Resume | 別名 Cover Letterと言われるもの。 数あるPR申請で、少しでもアピールするためにあったほうが良いらしい?(政府が推奨しているわけでもないです) |
Testimonials from Current | 俺って凄いよねって、推薦してくれる人を探して、文書でアピールします。仕事の上司でも、お友達でも、何でもOKです。 |
Contribution Letters | メディアに出たとか、Webページに載っているとか、そんな情報 |
Awards Letters / Certificates | 仕事で活かしている資格とか、会社でもらったAwardなどがあれば |
Professional Membership Certificates | 仕事などで活かしている、何かの組織や団体に所属しているとか。 |
Charity Contribution / Volunteering Service Letters or Receipts | ボランティアに参加した証明書や、寄付などをしたレシート。シンガポールに貢献するって気持ちを示すのに使うのかと思います。 |
シンガポールの政府の皆様に、私は価値ある人間ですよって示す情報らしいです。
エージェントに言われて用意しました。
何に使ったのか知りませんが、
今思うと、申請の際にCover Letterっていうものを作るのに、
参考にしたのかなと思います。
Cover Letterの項目は以下で、
英語が苦手な私では到底かけないような、
かっこいい内容で書かれていました。
・Family Background and Academic Achievements
・Career Highlights
・Personal Life in Singapore
・Final Words
エージェントは必要か【ぼったくられたかめの考察】
エージェントに7,000ドル払いました
えっ!って思った方もいるでしょう。
Youtubeで広告を見た私は、Webページにアクセス。
電話番号と年収を打ち込みクリック。
次の日に、電話が来ました。簡単にヒアリングがあり、
・家族構成
・年齢
・年収
・シンガポール在住期間
「大丈夫、あなたなら行けるわ」
「45歳超えると厳しいけど、40歳くらいならオッケーよ」
「年収も1万ドル超えてるしね」
こんな感じ。
専門コンサルタントに、詳細説明させるから明日来てと。
後日、エージェントのオフィスに行くと、
キャバ嬢かとつっこみたくなるねーちゃんが、
申請についての説明をしてくれました。
すると、
「はい、これにサインして」
その契約書を見ると、7,000ドルと書いてあります。
ボトルも入れてねーし、キャバ嬢にお酒奢ってもないし、
ただ、つまらない話を30分くらい聞いただけ。
高くねぇか!と思ったのですが、そもそも相場を知りません。
批判は甘んじて受けますが、
まぁいっかと思い、念の為、嫁に電話させてって言ったのです。
すると、キャバ嬢が突然、怒り気味に
「あなたが主人でしょ。あなたが決めなさい」と電話すら許してくれません。
さすがに意味不明だったので、いやいや何言ってるの、
俺の勝手やんとやり合うと、キャバ嬢が退出。
5分ほど、小さな部屋で1人、ポツーン。。
キャバ嬢が戻る。そして「わかったわ。特別に7月に申請してあげる」
私「・・・・・・」
私「・・・・・・」
私「電話していいかの議論でなかったっけ(心の中)」
そこで、私も同じ論理で対抗。
私「わかった、ありがと。嫁に電話するね」
キャ嬢「あなたが主人でしょ。あなたが決めなさい」
私「・・・・・・」
私「●●●●●●」
私「やべぇ、こいつの覇王色の覇気やべぇ。最強や…」
もう無視して嫁に電話して、別にいんでないってことに。
そうなんです。我が家は、深くPRのこと調べてないんで、
このぼったくりキャバクラに飲み込まれたのです。
なぜ、ぼったくりと思ったのか。
このエージェントの口コミを帰り道に見たからです。
Google翻訳された、日本語では「直ちに逃げてください!」
逃げるって。。自分は、ペロリストでもあるまいし。
血の気が引くってのは、このことを言うのでしょうね。
表現することのできない恐怖、後悔の念がどビャッと。
「7,000ドルが3,500ドルになる…」
「支払いの後、全然連絡取れないだと…」
「スペシャルウェポンがあるから承認おりると嘘つかれた。。。」
そんな話そもそもされてないし。
「詐欺だ、絶対に金払うな、クソだ」のコメントのオンパレード。
私「やっちまった。人生終わった…」の意気消沈から、
一気に頭の中の脳みそが、蒙古タンメンの北極のようにドロドロと壊れ、
「マジカルバナナ♪、バナナと言ったらローミ♬、なんでやねん!」と頭の中でぐるぐる歌い出す。
末期症状になりました。
エージェントから連絡きて、準備して承認取れました
結論から言うと、キャバ嬢はそれ以降、私と関わることありませんでした。
Mさん(Operations Executive)とメールのやり取りして、
必要なドキュメントリストをもらい、準備して提出しました。
その際にやり取りは、とても真摯でこちらの質問に対して、ちゃんと答えてくれました。
また、カバーレターなるものを作ってもらい、
シンガポールに貢献しますっていう素晴らしいドキュメントでした。(英語が堪能なら、誰でも作れるとは思う)
そしてオンライン申請も全部、リモートでやってもらいました。
あとは全任せして、ずっとビール飲んでました。
飲んでいた時間は、30分くらいだったかなと思います。
半年から2年くらいで、結果出ると思うよとメッセージが。
そして、半年後に承認に至るわけです。
余談ですが、
Mさんは申請後2ヶ月で、「退職するからね。幸運を祈ります!」と言っていなくなりました。
エージェントは必要か【個人的な分析】
事実を整理してみると、
・7,000ドル払った
・Googleレビューは詐欺・くその嵐
・担当してくれたMさんは、超まとも(営業はキャバ嬢)
・Mさんはもういない
・カバーレターとか作ってくれた。提出したのか不明
・半年後に承認おりる
こんな感じ。
私の分析結果は、
どんな会社にも、クソ野郎はいるわけで、それと同時に優秀な人もいるのです。
私は偶然、優秀なMさんに出会えたから良かったのかも。
PR却下の理由は明確にされないので、単なるドキュメント不備でもわからない。
その点、エージェントはさすがに不備しないと思う。
でもその程度のサービスなら、2000ドルでも高いんじゃねと思いました。
1000ドルあたりが、妥当ではないでしょうか。
価格がホームページに乗ってるところもあるし。
こんな白いきれいな歯で、ニコッとする余裕は、7,000ドルを払った私にはありませんでした。
PR申請後の手続き
PRが承認されているのは、MyICAというアプリに書いてあったから。
同時に、郵便で完了手続きのお知らせが来ていました。
・再入国パスの申し込み、
・健康診断(X-rayとHIVの検査)結果レポート、
・ナショナルサービスに行くよね同意書と、
いくつか記入する原本が入っていました。
また、PR申請時に提出したドキュメントの原本を、全て持ってくるようにとのこと。
ウェブで、提出するためのアポをとりました。
まだ行ってませんが、これで手続き完了となるのでしょう。
承認日から2ヶ月以内に、完了せよとのこと。
※2022年2月
ICAに行って、ドキュメントの原本を提出しました。
確認するだけで、原本は帰ってきます。また、いくつかの書類をその場で記入。
翌日以降で、郵便局で受け取り予約ができるURLを教えてくれます。
2週間後から受け取りが可能でしたので、速攻で予約して受け取りました。
まとめ
全く、参考にならないと思いますが、PRの申請の様子を記事にしてみました。
PRをとると、給料の20%が強制的に貯蓄に回されることになり、
キャッシュフローが回らないことに気づきました。
安いHDBにでも引っ越して、切り詰めて生活しようと思う次第です。