※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

TOEIC/英語勉強

【10分でわかる】ざっくり国際バカロレア(IB)を理解しよう

【10分でわかる】ざっくり国際バカロレア(IB)を理解しよう

 かめリーマン
かめリーマン

・国際バカロレアの仕組みがよくわかんない…

・どれくらいのスコアで大学入試で有利になるのかな?

・どうやったらIBを取れるのかな?

こんな悩みや疑問を解決します。

国際バカロレア、通称IB。

子供の英語教育を、考えたことがある人なら、

一度は聞いたことがあるかも。

結論から言うと、

  1. 3歳〜12歳までのプログラムは楽しそう
  2. 16歳からの2年間は、IB資格の点数を取るため、ガチで大変
  3. 「世界で活躍できる」人材教育カリキュラムの1つ
  4. 出る杭は、ガンガン出ようぜってスタイル

息子が、シンガポールのインターに、

通っていますが、カリキュラムがIB。

少しネットで調べたけど、

よくわからなかったので、

カメリーマンなりに、簡潔にまとめてみました。


Contents [hide]

【10分でわかる】ざっくり国際バカロレア(IB)を理解しよう

【10分でわかる】ざっくり国際バカロレア(IB)を理解しよう

国際バカロレアって何?

感覚を掴むのにベストなのが、

「International Baccalaureate」のYoutube鑑賞。

これだけは、最初に見ておきましょう。

個人的には、国際バカロレアって聞かれたら、

ここに出てくる、若い兄ちゃんが、

言っていることに、集約されると思っていて、

You’re not only taught the subject, you’re not taught Chemistry, Physics, English, you’re also really taught to be a better person.

(化学、体育、英語を教わるってのもあるけど、より良い人になるための教育なんだよ)

日本の教育の多くが、

国語、数学、理科、社会を、

漠然と、当たり前にやるって感じ。

良い成績とれば、良い大学、一流企業にいける。

そんな流れですが、

IBは、社会生活で強く逞しく生きていく、

そのための工夫された、いろいろな科目がある。

うまく言えませんが、順序が逆って感じです。

ホームページを読んでみると、

IBのミッションは、

異文化理解と尊重を育む教育を通じて、より良い、より平和な世界の創造に貢献する、探究心、知識、思いやりのある若者を育てる

となっています。

目指すべき、学習者像として、

10の目標を設定しています。

IBの学習者増

授業は、小学生時期は、楽しい感じですが、

高校生時期になると、非常にタフなものです。

クリティカルシンキング、ディスカッションを基盤として、

自分に最適なスキル・キャリアを見つけるプログラムです。

もう少し、詳しく知りたい人は、

以下の本がおすすめ。

わかりやすい言葉で、体系的に説明されていてグッドです。

 

国際バカロレアはどんなプログラム

国際バカロレアはどんなプログラム

もう少し、IBのプログラムがどんなものか

探ってみましょう。

IBプログラムの概要

(参照:文部科学省 IB教育推進コンソーシアム

こんな感じです。

詳細は、こちらのドキュメントに譲りますが、

ざっくり言うなら、

  1. プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)  3歳~12歳
    →精神と身体の両方を発達させることを重視したプログラム。
    →きっちりした授業というよりは、テーマを設定して自由に調べたり議論したり
  2. ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP) 11歳~16歳
    →いわゆる思春期の少年時期に、PYPで習ったことを、社会で実際に利用する方法を学ぶ
  3. ディプロマ・プログラム(DP) 16歳~19歳
    →みんながよく言うところのIBの授業。
    →2年間死ぬ気で勉強して、最終試験の結果によって、世界中の大学に入れる資格(国際バカロレア資格) をゲット
  4. キャリア関連プログラム(CP)  16~19歳
    →自分の人生に合う職業を見つけ、専門スキルの習得を重視した職業教育

PYPとMYPは、色々な言語で提供されています。

DP、国際バカロレア資格の試験は、

原則として、英語、フランス語、スペイン語のみ。

このプログラムを通じて、

卒業生は、世界中のどこに行っても、

活躍できる人材になる。

個人的には思うのは、

このプログラムをやりきれば、

自分を見つめる力がつき、

自分が光るスキルや道を見つけることができ、

生きていく上で、超大事な、自尊心を高く維持できる。

これが、最大のメリットかなと。

出る杭を、ガンガン伸ばしてくれる感じ。

(海外駐在)子供を通わせるならならインターナショナルスクール OR 日本人学校?海外に駐在することになって、子供にインターナショナルスクールに通わせるか、日本人学校に通わせるか悩む。せっかくだから英語を話せるようにさせたい。そんな悩みを持つご家族向けに、海外在住7年目のかめリーマンの経験も踏まえて、選択する上での大切なポイントをご紹介。...

世界中の大学への道を開いてくれるのが国際バカロレア資格

世界中の大学への道を開いてくれるのが国際バカロレア資格

ディプロマ・プログラム(DP)の、

最終試験である、国際バカロレア資格について、

概要を説明します。(細かい例外は除きます。HPなどで確認ください。)

①6グループの中から1科目好きなの選ぶ

【グループ1】:言語と文学(母語)
→母国語に関して深い知識を習得

【グループ2】:言語習得(外国語)
→母国語以外の言語を学ぶ。世界で活躍できるレベルに

【グループ3】:個人と社会
→ビジネス、経済、IT、心理学など科目は多岐にわたります。

【グループ4】:サイエンス
→生物・化学・理科とよく聞く名前から、コンピュータ科学、デザインテクノロジー、環境システムと社会など、現代に合わせた科目があります。

【グループ5】:数学
→AnalysisとApplicationの二つがあります。

【グループ6】:芸術
→音楽、美術、ダンスとか。

上記は、7点が最高点になります。(満点は7X6科目=42点)

②必修科目を3つ受ける

【科目1】:課題論文(Extended Essay)
→6グループで学んだ内容に関連した、研究分野について、個人でテーマを設定。
→4000語程度の論文にまとめる

【科目2】:知識の理論(Theory of Knowledge)
→知識の本質について考えるという、むずいお話。
→知識をどう習得し、どう使うのか。他人との違いを自覚できるようにしていきます。

【科目3】:創造性・活動・奉仕(Creativity・Activity・Service)
→様々な活動(芸術的・肉体的)を、無報酬で自発的に体験するプログラム

上記は1科目1点を獲得。

トータル42点(グループ科目)+3点(必須科目)、

45点満点の資格試験になります。

この点数の良し悪しで、行ける大学がある程度決まります。

例えば、40点くらいだと、アメリカでは、

IBスコアと大学例

ハーバード大学とかで、40点くらい。

40点以上あると、世界中の有名な大学に

入学できる可能性が、グッと高くなる感じでした。

海外の他の大学を調べたい方は、こちらでみることができます。

IBの資格で入学可能な、日本の大学は、

  1. 国立だと、北大、筑波大、東京大学、京都大学、大阪大学など
  2. 私立だと、慶応、早稲田、青学、学習院、立教、法政など

こんな感じです。

他の入学可能な大学も知りたい方は、こちらから見れます。

国際バカロレア資格を導入した大学は、

だいぶ増えてきた気がします。

どこでIBは学ぶことができるのか?

どこでIBは学ぶことができるのか?

国際バカロレアのカリキュラムは

どこの学校で、学ぶことができるのでしょうか。

それは、国際バカロレア認定されている学校です。

だから、どこだよ。w(゚Д゚w)コラァ! コラ━Uー̀Дー́U━ッ❢.

世界中にいっぱいあるんです。

日本だと、こんな感じ。

日本の国際バカロレア認定校例

他にも全国にけっこうあるので、

このホームページで確認してみてください。

IB資格について、ツイートをチェックしてみた

IB資格について、ツイートをチェックしてみた

ツイートで、

気になるIB資格について、拾ってみました。

大学の対象が、

日本だけでなく、世界になるのは、魅力的です。

センター試験受けなくてもOKってのも魅力。

IBの授業は、そもそも科目がセンターと合致していないですからね。

学費が高いのは、事実だと思います。

息子は、シンガポールのインターで、

月に20万円くらい払っています。。。

▽Д▽)ノ金をくれ!! …

まとめ

いかがでしたか、

国際バカロレアについて、

ざっくりとまとめてみました。

  1. 異文化理解と尊重を育む教育を通じて、世界に羽ばたく若者を育てる
  2. 海外・日本問わず、主要な大学入試にIB資格(45満点)は採用
  3. IB資格、いわゆるDPの期間はかなり勉強は大変
  4. 将来、日本だけでなく世界中で生活できる素養がつく

詳細は、公式ホームページにお任せするとして、

ざっくり理解することができたと思います。

これからは、日本は衰退の一途かなと、

個人的に思っており、子供が日本以外でも、

トライできる可能性を持たせたいなと思い、

IB認定のインターに通わせています。

まだ、9歳で試験もなく、遊んでいるって感覚でしょう。

ディプロマ・プログラムになったら大変だよw

インターナショナルスクールで子供はどれくらい英語が話せるようになったか
インターナショナルスクールで子供はどれくらい英語が話せるようになったかインターナショナルスクールに通わせると英語が話せるようになるのか。確実になりますが、デメリットもあります。しっかりと理解した上で、子供のキャリアを考えましょう。...
子供にさせるべき習いごとは「英語」と「プログラミング」|シンガポールで気づきました
子供にさせるべき習いごとは「英語」と「プログラミング」|シンガポールで気づきました大人になった時に人生の選択肢を増やす、習い事を子供に受けさせるべきだと思います。それは英語とプログラミングです。2つの習い事を通じて、他の科目も学べるし、世界に目を向けられるからです。...


RELATED POST