こんにちは。
前回の記事(その1)でコンドミニアムの選定をしました。
次は契約フェーズに突入です。契約フェーズでは登場人物が4人現れます。
登場人物1:私たち家族(※Tenantと言います)
登場人物2:私たち家族(Tenant)のエージェント
登場人物3:コンドの所有者(Landroadと言います)
登場人物4:コンドの所有者のエージェント
部屋を見に行くとコンドの所有者(Landroad)のエージェントが待ち構えています。
彼/彼女も私が部屋の契約をしてくれたら手数料(Commission)が入るから必死にアピールしてきます。
後で聞いた話ですがエージェントになるのに資格が必要な上、エージェントは基本給がなく完全歩合制だそうです。そりゃ必死になります。
部屋を決めた後はエージェント同士でいろいろと話をしてくれて契約書が出来上がります。
T.Aと呼ばれるものです。これがWhatsAPP(日本で言うLINEみたいなもの)で送られてきます。
契約書もWhatsAPPで送られてくる。。。シンガポールっぽい。
これがさっぱりわからない。英語で全部理解してやると思ったが3分でギブアップ。。
我がエージェントに電話します。
『全然、わからないから助けてくださーい。』
エージェントさん
『オッケー。今から家の近くの※ホーカーに行くからそこで説明するね』
このスピード感。日本のビジネスマンに教えてあげたい。
出会ってから彼女は1項目づつ丁寧に簡単な英語で説明すること約3時間。。
前金として2ヶ月分の支払い。
3ヶ月に1度エアコンのクリーニングをすること。費用はTenant持ち
家の備品の故障修理費用が150$以下の場合はTenant持ち、それ以上はLandroad(コンドミニアムのオーナー)持ち
ミニマム2年契約。
2年未満での契約解除は残日数により違約金の支払いあり
などなど。。
辞書を片手に彼女と濃密な3時間。この親切心にもうなんでも言うこと聞くからマルセりょうま。。って感じです。
現地で英語でビジネスをする上で大切なことを1つ。
わからなかったらなんども聞く。これだけは譲るな!
(上記については別途詳細をブログしますね。)
話戻りまして、これでサインをして終わりかと思いましたが、サインはまた次回とのこと。
最後にお部屋の棚卸し作業が待っています。それはまた次回。
※ホーカーとは
日本でいうフードコートみたいなものです。
4〜6ドル(300円〜500円)くらいでフィッシュボールヌードル、チキンライス、ラクサなどローカルフードが安価な値段で食べることができる場所です。シンガポールでは夫婦共働きが一般的で朝ごはんを作ることもあまりしないようでして、朝からホーカーは多くの人でにぎわっています。私のおすすめはこれです。たくさんの黒酢をかけて食べると朝から気合が入ります。とても美味しいです。(これはチョンバルマーケットのLor Meeです。)
テナントと日本語で言うとどちらかというと賃貸する部屋だったり店舗をさしますがTenantは部屋を賃貸する借用者の意味になります。また契約書のサインをするページではよくin the presence of landroad/tenantという表記が見られます。これはコンドの所有者/借用者の立会人の意味でそれぞれのエージェントに当たります。