息子をプロのサッカー選手にして、15億円くらいくれないかなと、淡い期待を寄せている、ごく普通のパパです。
そんな私は最大限のサポートを彼にしたいと思いながらも、ただサッカースクールに通わせているだけでした。
コロナが蔓延し、息子が学校に行けなくなり、私は在宅勤務となったのをきっかけに、家で練習するようになりました。
リフティングやボールタッチのYotutube動画を漁って見て、見よう見まねで一緒に練習。
何でできないんだ!
こうすればできるだろ!
私はすぐにこう言ってしまい、あとで言いすぎたかなと反省する。
そしてまた怒る、反省するの繰り返し。
これは息子にとってはよくないと思いました。パパに強制で練習させられている感が出てしまっては、息子もサッカーが楽しくないでしょう。
そこで、目で自分のプレイを見て、修正点を一緒に議論しながら、練習をしてはどうだろうかと考えるようになりました。
あのイチロー選手だって、人間の体の構造を理解して、練習に取り組むことの重要性を、話されていたので、これは間違いない( ̄▽ ̄)。
そこで決意したのが、
ビデオカメラの購入。
息子の練習風景を録画して、パパ分析官が編集して見せることで、お互い納得して、練習ができ、より効果がアップするという作戦です。
長くなりましたが、それを実現するために、どんなビデオカメラを購入すれば良いのか、インターネットで調べました。
同じ境遇のパパが何人かははいると思いまして、記事で解説することにしました。
Contents
解像度が高ければいいってもんじゃない
ビデオカメラの購入を考えた人なら、絶対に聞いたことがある言葉、「解像度」。
4K、8K、FHD(フルエイチディ:2Kと思ってください)とか聞いたことありませんか。
解像度は一言で言うと、とったビデオの「きれいさ」です。
上の図のように解像度の値が大きければ大きいほど、画面が滑らかになりきれいに見えます。
最近は4Kテレビなどが流行ってきていますが、
ことサッカーの撮影に関して言うと、FHDで十分です。
理由は以下です。
PCやIPad、モバイルフォンで見るなら高解像度いらない
高解像度のビデオは容量が大きくなりすぎる
地デジで見ているサッカーはFHDより解像度が低い
いくら子供の思い出を記録すると言っても、ビデオカメラに何十万もかける余裕は、我が家にはありません。
また、テレビでサッカーなどのスポーツを見ていると思いますが、あの解像度はFHDより低いです。
それでも、十分楽しめていますよね。
さらに、サッカーの編集や分析は、PCでやりませんか。PCの画面はテレビより小さいのが一般的で、なおさら解像度は不要と思います。
また、高解像度の動画は、めちゃくちゃ容量が大きくなりますので、長い時間取れないですし、データをPCに移動させるのも面倒です。
以上より、FDHのビデオカメラで十分ですね。
FPS(フレームパーセコンド)にはちょっとこだわる
FPSとは1秒間で何枚の静止画を使って、動画にするかです。
わかりやすく言うと、「動画の滑らかさ」です。
子供のサッカーの試合を撮影して、いざ見てみるとロボットのようにカクカクしていたら、嫌ですよね。
実際に、24fps、30fps、48fpsと60fpsの違いを見てみてください。
24fpsはカクカクしているのがわかると思いまし、60fpsは他と比べてなめらかな動きをしていると感じるのではないでしょうか。
どれにするかは、上記を参考に、サッカーを撮影することをイメージしながら、個人的な感覚で決めれば良いと思います。
かめリーマンの感覚では、息子の動きがなめらかに見えることが、練習のフィードバックに大切だと思い、60fpsを採用しました。
重心の位置だったり、足の出し方だったり、細かい部分もよく見えるので、息子も理解が早い気がします。
最低でも30fpsは確保した方がいいでしょう。
ビットレートは気にしない
ビッドレートとは何かを考えるには、単位を理解しましょう。
bps(bit per second:ビットパーセコンド)
簡単に言うと1秒間の撮影にどれくらいのデータ容量(何ビット)使うのかです。
???と言う人は、この値が大切ば大きいほど、きれいな動画が取れると思ってください。
ただ、購入するときは、意識しなくていいです。
bpsは勝手に決まると思ってください。
それでも、ざっくり目安が欲しいと言う方は、FHDの解像度で撮影する場合、
サッカーであれば、高画質で保存したいなら(10Mbps前後)、まぁまぁの画質がいいなら(7Mbps前後)で撮影しましょう。
録画できる時間を考慮する(HDDの容量)
子供のサッカーの試合を撮影を考えると、録画できる時間はめちゃくちゃ重要ですね。
後半の盛り上がっている最中に、バッテリーがなくなるなんて、悲劇は避けたいところです。
最近のビデオカメラを調べてみると、ハードディスクの容量が32GB、64GBに大別されます。
どっちがいいかと言う話ですが、32GBで十分です。
今までに説明してきた解像度(FHD)でfps(60fps)であれば、機種や設定によりますが、2時間程度は録画することができます。
それでも、ちょっと不安という人もいますよね。
ここでお勧めしたいのが、ビデオカメラにSDカードが挿入できるものを選びましょう。
SDカードなら128GBでも2000〜3000円で買うことができます。
これを差しておけば、32GBにするか、64GBにするかの悩みは、録画時間の不安は一蹴されます。
パパさんたちは、撮影した動画を分析すべく、パソコンにデータ移行するはずです。その時もマイクロSDカードであれば、簡単に移行できるので、一石二鳥です。
HDDの容量は気にせず、マイクロSDカードが挿入できるカメラを選びましょう。
初心者は手振れ補正がある物を選ぶ
ビデオカメラで息子のサッカーの試合を撮影するとしたら、2つのパターンが考えられます。
①手で持って、息子の動きを追いながら、カメラを動かす。
②三脚を立てて、ビデオカメラを固定する(放置もよし、操作レバーで動かしながらとるもよし)
一番の理想は②の三脚を立てながら、息子の動きに合わせて、操作レバーを動かして、カメラの向きを変えていくことです。
ただ、これ意外に慣れるまで難しいのです。
初心者はやはり、画面を覗き込みながら、息子の位置を追ったり、ボールの位置を追ったりして撮影することに最初はなると思います。
そのときに、手振れしまくり間違いなしです。手振れ補正機能は必須です。
この動画を見れば一目瞭然ですね。手振れ補正ないと、子供が動画見たら、酔ってしまいますねw
その他考慮すべき小さな点をあげときます。
重さ
ビデオカメラを手で持って1時間も撮影すると、とても疲れてきます。ビデオカメラの重さはできるだけ軽い方がいいですね。
筋トレ歴3年での私は、何グラムでもいいのですが、特にママさんが撮影する場合は、300g以下がお勧めです。
めっちゃ軽いのが欲しいという方で、今までのスペックを満たすものを参考にあげておきます。なんと190gです。お値段もお手頃です。
バッテーリの替えを用意する
バッテリーも普通であればいらないのですが、朝起きたら、前日に「充電し忘れた!」となり、撮影できない時が必ず訪れます。人間ってそんなもんです。
充電しておけばよかった。。そんな時のために、常日頃からもう一つバッテリーを購入しておくのもアリかと思います。
三脚使って撮影できるようになろう
撮影中級レベルになってくると、三脚でビデオカメラを固定して、子供のサッカーを撮影したくなると思います。
三脚は少し重量感がある物を買った方が良いです。風が強い時などに、三脚がピューッて倒れてしまい、ビデオカメラまでもが壊れる可能性があります。
よっぽどこだわらない限り、あとは普通の三脚で良いです。
普通ってなんだよって思う方もいると思うので、例えば、Manfrottoと言う三脚業界では誰もが知っているブランドなどで、お手頃な価格のものを選びましょう。
こちらはなんと言っても、軽くて操作性が抜群です。
ただし、三脚に載っけることができる、ビデオカメラの重さは、必ずチェックしてくださいね。
(上記製品だと1.5kgまでオーケーなので、たいていのビデオカメラなら問題ありません。)
三脚がバコっ!て壊れてしまう可能性がありますから。
不安ならビデオカメラをレンタルしてみて試そう
ビデオカメラを買ってみて、思っているのと違ったらどうしようと心配になる方もいるかもしれません。
そんな方は、レンタルを利用してみてはいかがでしょうか。
Rentio(https://www.rentio.jp/t/genre/camera/video)では3泊4日、1ヶ月とビデオカメラを購入することができ、気に入ったらそのまま購入することもできますよ。
息子のサッカー分析官パパがお勧めするビデオカメラベスト3
第1位 SONY HDR-CX470
全ての機能を備えておりながら、190gと超軽量で撮影するのがとても楽です。
初めて、子供のサッカーの撮影にトライするなら、まずはこれでしょう。
第2位 Panasonic HC-V480MS-W
第一位のSonyのビデオカメラと遜色ないスペックで少し安いですが、ほんの少し、重いので第二位としました。
第3位 SONY HDR-CX680
第一位のSonyビデオカメラのスペックが一段アップしたものになります。
動画の質もよりきれいで、HDDの容量も64GBになります。
その分、値段が高くなるので、予算に余裕がある方ならといったところですかね。
まとめ
いかがでしたか。
せっかくなら、息子のサッカーしているところを思い出としてバッチリとる。
さらには、分析して、息子がもっと上手くなるように、楽しんでもらうように動画をとる。
そのためのツールのビデオカメラの選び方を説明しました。
解像度はFHD(フルエイチディ)問題ない
FPSはできれば60にする
ビットレートは気にしない
軽いものを選ぶ(少なくとも300gあたり)
HDDは気にしない。SDカードなど追加できるものを選ぶ
上記を選ぶ際のポイントとしてみてください。
撮影していくと、だんだんと自分なりのこだわりが出てくるものです。
そうなったら中級者の仲間入りで、自分の意図にあう高スペックのものを次に購入すれば良いです。
初めてのトライであれば、2〜3万円代で上記スペックに合うものを見つけて、子供の思い出づくりをより楽しいものにしてください。