今週読んだ本をシンガポールから:【なぜ日本企業はグローバル化ができないのか】
日本で【グローバル化】という言葉が流行するようになって10年近くになるでしょうか。
日本企業はだめだ、ビジネススピードが遅い、ローカルの事はローカルにまかせなきゃだめだ。
否定ばかりが目立ちます。
何が問題でうまくいかないのかを海外の企業を参考に分りやすくまとめてあり
あるべき姿の提案をしてくれる、そんな本でした。
マネジメントボードに事業軸の人間を配置しない、
機能軸の人間を主に意思決定をしていく海外企業の例はとても参考になります。
企業が安定しているときこそ企業内の「安定の中の不安定」がビジネスチャンスになる。
そんな気になりました。
なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書
野村総合研究所 田口 芳昭 (著)
シンガポールで読むとなんかより理解できるきがする。。