婚活という言葉っていつ頃生まれた言葉かご存知ですか。
今では当たり前のように使われるこの言葉は、2007年くらいから知名度が徐々に上がってきました。
2007年くらいから徐々に結婚相談所、街コン、婚活サイト、マッチングアプリといった仕事で忙しい男女を結びつけるための多種多様なサービスが登場するようになりました。
こういったサービスが生まれた背景として、結婚をしたいと思う人、さらには結婚を実際にしている人の割合が数十年前に比べて非常に少なくなってきていること現状があります。
2005年からの5年間の間には、35歳以上の未婚の方が結婚した割合はわずか7%!
そんなデータもあることを考えると、若者や30代にとって結婚というものの位置付けが昔と変わってきたのではないでしょうか。
日本の経済を支える年代の人たちが結婚しなくなった理由は、結婚したくないからではありません。
結婚することが様々な理由によって、例えば仕事が忙しくて婚活ができない、別に結婚しなくても同性で良いなど、優先度が下がってしまっているのだと思います。
それでも結婚相談所といった結婚するための活動をサポートするサービスに多くの需要があることを考えると、やはり結婚したくないのではなく、結婚するきっかけがないと言えるでしょう。
この記事では注目度が高まっている婚活方法の結婚相談所の利用法に焦点を当てて、そのメリットやデメリットを解説していきます。
それ以外にも、結婚相談所にはどのような種類があるのか、どのようにして結婚相談所を選んだら良いのかについても解説していきますので、参考にしてみてください。
Contents
結婚相談所にはどんなメリットがあるの?
結婚相談所を活用することのメリットからご紹介します。
結婚意識の高い人と出会うことができる
間違いなく言えるのが、結婚相談所で出会う女性は結婚に対する意識が高いです。わざわざ結婚相談所に登録にきている女性ですから当然といえば当然ですね。結婚を目的に活動をするのですから、合コンで婚活するのはずれています。新しい出会いはあるかもしれませんが、結婚相談所で出会う女性と比べて、結婚に至る確率はかなり低いでしょう。「とりあえず恋人が欲しいな」なんて思っている女性はたくさんいますから。場合によっては、人数合わせで仕方なく来ている人もいます。
結婚相談所であれば、「早く結婚したい」、「1年以内に結婚したい」という気持ちを持っている人に出会うことができます。
事前に相手のことを知った状態で会うことができる
結婚相談所では、スムーズに相手と調整するために、家族構成や、年収はどれくらいなのか、どんな趣味を持っているのかといった詳細情報を求められることがほとんどです。あなたが公開するのですから相手も公開してくれます。事前に相手がどのような人なのかを知った上で出会うことができ、安心して接することができます。
結婚相談所を介せば、直接聞きづらいようなことも事前に確認することができる場合もあります。会うまでに相手の詳細をイメージできるのは結婚相談所の大きなメリットです。
お断りをするときに気まずくならなくて済む
結婚相談所なら相手のことを気に入らなかったら、ストレスなく簡単に断ることができます。万が一、合わないなと思う女性に、交際を迫られたとしてもご安心ください。結婚相談所の原則として、結婚相談所を経由して知り合った人への回答は、相談所を経由して行われるからです。交際相手が超真面目すぎて、断ると突然暴れ出すなんてことも実際にあるようですが、結婚相談所であれば、あなたの手を煩わすことなく、結婚相談所を通してすべてのやり取りを完結させることが可能のため、心配なく気軽にお断りすることができます。
アドバイスをもらいつつ婚活をすすめていくことができる
婚活を1人で行っていると判断に迷ったり、急に怖くなったりして、辛くなることが必ずやってきます。そんな時に結婚相談所のアドバイザーは、励ましの言葉だったり、判断するのに役に立つ重要な意見をくれたりします。恥ずかしがることなく、婚活を始める際の不安や実際に活動をしてみての悩み、どうしたら幸せに結婚できるかといったことに対して、積極的にアドバイスをもらうようにしましょう。彼らは過去に何千、何万といったカップルを結びつけた婚活エキスパートです。人生において貴重なイベントの一つである結婚を決断をするのにとても頼りになる存在です。
自分の理想の相手の条件を絞って相手を探せる
結婚相談所では、結婚を目的に活動している多くの方の詳細情報を持ち合わせています。自分が希望している条件をアドバイザーに伝えれば、それに合わせて相手を見つけてもらえます。
どのような容姿で、年収はどれくらいで、筋トレはするのか、たばこを吸うのか、お酒をよく飲むのか、趣味はなんなのかといったことなど、まずは自分の希望を明確にして相談するようにしましょう。
結婚相談所にはどんなデメリットがあるの?
次にどんなデメリットがあるのかをご紹介します。
お金がかかる
当然ですが、結婚相談所を利用するにはもちろん費用が必要になります。結婚相談所を利用する際には、入会金や成婚料、イベント料といった費用がかかります。どのような形式の結婚相談所を利用するのかによっても料金は異なりますが、一般的には以下のような料金設定になっています。
仲介型:約30万円
データマッチ型:約20万円
インターネット型:約4万円
特定型:約10万円〜50万円
決して安くない値段ですね。婚活サイトなどは1万円程度で利用できることを考えると、結婚相談所のサービスはかなり高額になってしまうというデメリットがあります。しかし、その分、高品質のサービスを受けることができると思えば、それだけのお金を支払っても良いのではないでしょうか。
実際に会うまでのハードルが高く感じられる
女性が男性を選ぶ時には性格がよければ、顔なんてどうでもいい、年収なんて気にしない、なんてドラマのような話は滅多にありません。あなたが紹介してもらいたい女性の希望を要求するように女性も細かく男性の希望を結婚相談所に要求しています。
そのような事情から、そもそも実際に出会って話をするフェーズに辿り着くことができないことも多いです。相談所に入会したからといって、すぐに希望の女性と出会えることはほとんどなく、出会うまでに時間がかかってしまうこともあるということを把握しておきましょう。
自分にぴったりの相談所を見つけるまでに時間がかかることもある
今では婚活は誰もが知っている言葉で、そこらじゅうでサービスが提供されています。いろいろな結婚相談所が出てきているからこそ、サービスの違いがなんなのか、自分に合った相談所はどこなのかを把握することが困難になってきています。
それぞれの結婚相談所のサービスがどのようなものかを知った上で、自分に合うところを探すようにしましょう。
結婚相談所にはどのような種類がある?
それでは、結婚相談所の種類について紹介します。
仲人型
仲人型の結婚相談所では、自分に親身にアドバイスをくれるアドバイザーがついてくれます。婚活をする際の不安や縄身の相談や、結婚するまでに必要な全てのサポートをしてくれるため、効率的に婚活を進めていくことが可能です。実
際に仲介型の結婚相談所を利用した人は1年以内に結婚できる確率が高いと言われています。一人ではなく、サポートをしてもらいながら婚活することができるから失敗するリスクを減らすことができるのでしょう。早く結婚したいという人は、こちらのタイプの相談所をオススメします。
データマッチ型
多くのデータを活用して、自分に合った相手を見つけやすいという特徴があるのがデータマッチ型です。最近は機械学習などのテクノロジーを使って、統計的に自分に合った人を見つけることができたりします。データマッチ型のサービスでも最近は、アドバイザーをつけてくれるようになってきています。データマッチ型は多くのデータを持っているので希望に会う女性に会う可能性は自然と高くなります。
結婚相談所を選ぶコツ
結婚相談所には、主に上記2つのタイプがありますが、どのタイプが自分に合っているのかを探すために、相談所選びのコツをご紹介します。結婚相談所を選ぶ際は、以下のポイントに注意して選ぶようにしましょう。
費用が適切かどうかを確認する
どんなに結婚したくても、普段の生活に圧迫をしてしまっては元も子もありません。高い費用をかけて、高品質のサービスを受けたくなる気持ちもあるかもしれませんが、それによって自分の生活が厳しくなり、逆に大きなストレスとなってしまってはせっかくの婚活もうまくいきません。無理ない予算で婚活していくようにしましょう。
また、実際に成婚にいたったときに、どのくらいの費用がかかりそうかの計算も忘れないようにしておきましょう。
ゼクシーの調査によると結婚するためにカップルでおよそ320万円ほど貯蓄しているそうです。

参考:https://zexy.net/mar/manual/ring_info/article-147.html
自分とアドバイザーの相性がよい
結婚相談所のアドバイザーと相性が合わないならやめたほうが良いです。結婚という人生の一大イベントを任せるのですから、アドバイザーとの相性は非常に重要なポイントです。相性が合わないと、ストレスになり、紹介してくれる相手にも疑心暗鬼になるなど、デメリットばかりです。婚活を効率的に進めていくことが難しくなってしまいます。インターネットの口コミなども参考にしながら、自分に寄り添って相談にのってくれるアドバイザーがいそうなところを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
費用は決して安いとは言えませんが、結婚相談所を利用することで、結婚を真剣に考えている、意識の高い人に出会うことができます。相性がよさそうな人に出会うことができれば、結婚までの道のりもそう遠くはありません。
結婚したいけど、なんかめんどくさいなぁ、どうしようかなぁと迷っている人は、まずはパートナーを見つけるために、自分の考え、嗜好などを整理することも含めて相談してみてはいかがでしょうか。